東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

北九州市、ごみ処理工場の建て替え費用に加えて、燃料費や人件費の高騰を受けて 周辺自治体から受け入れのごみ処理費用を値上げへ

2024年10月08日 19時23分24秒 | 中間処理施設等
北九州市は、ごみ処理工場の建て替えの費用に加えて、燃料費や人件費の高騰を受けて、周辺の市や町から受け入れているごみの処理費用を令和7年度から段階的に値上げすることを決めたという~(参考「北九州市 周辺自治体から受け入れのごみ処理費用を値上げへ」)

NHKによると、
各自治体の処理費用は
現在:20,000円/トン(令和5年度:約76,000トン受入)
令和7年度、令和8年度、23,000円/トン(2年間は経過措置)
令和9年度からは25,000円/トンに値上げ

北九州市の「令和6年度一般廃棄物処理実施計画」をみると、、、
直方市、行橋市、中間市、芦屋町、水巻町、岡垣町、遠賀町及びみやこ町のごみについて、各自治体との協定に基づく品目を処理する。」となっている。

ごみ処理費用、委託費トン当たり2万円払っても、広域処理や自前の焼却工場を維持するよりは安上がりだろうが、、、令和4年度23区のごみ処理原価は 66,223 円/トン (収集運搬:41,731円/トン処理処分:24,492円/トン

環境省 『日本の廃棄物処理 令和4年度版』では、
ごみ処理区分別の委託状況(令和4年度実績)

焼却処理の委託は516市町村(県内委託391、県外委託125)、最終処分の委託は953市町村(県内515市町村、県外438市町村)


北九州市の中間処理(焼却等)は、

新門司工場 (シャフト式ガス化溶融炉)720トン/日 平成19年3月竣工
日明工場 (ストーカー式)600トン/日  平成3年3月竣工
皇后崎工場 (ストーカー式) 810トン/日 平成10年6月竣工
そして、
2025年3月完成予定の「新日明工場整備運営事業(PFI事業)

関連(本ブログ)
北九州市「新日明工場整備運営事業」、日鉄エンジニアリングが落札<468.5億円(税抜き)>、国内で建設する初のストーカ式焼却炉2020年12月02日 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 世田谷清掃工場建替計画の改... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

中間処理施設等」カテゴリの最新記事