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東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

東部知多クリーンセンター更新に関する環境影響評価などの意見募集(シャフト炉式ガス化溶融炉)/愛知

2014年02月01日 15時15分08秒 | 溶融炉、スラグ

大府市 [2014年2月1日] 
■東部知多クリーンセンター更新に関する環境影響評価などにご意見をお寄せくださ
東浦町大字森岡地内に施設の更新を計画している東部知多クリーンセンターについて、都市計画の案の縦覧、環境影響評価準備書の縦覧および説明会を行います。
都市計画の案・環境影響評価準備書の縦覧および意見書の提出
縦覧期間
2月7日(金曜日)から3月10日(月曜日) 午前8時30分から午後5時15分(閉庁日を除く)
詳細は~

東部知多衛生組合
処理方式は
ガス化溶融炉一体方式(シャフト炉式)採用
1日当たり最大210tの処理能力
入札予定は?
順調に手続きが進むと
平成27年度に工事着手、
平成31年度に供用開始の予定


関連(本ブログ)
■八千代エンジを特定 東部知多衛生組合ごみ処理施設基本設計(2013年07月19日)
■東部知多衛生組合 『ごみ焼却施設の更新に係るごみ焼却処理方式について(答申)』(シャフト炉式)(2013年05月09日)

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全国各地の廃棄物処理施設の新設や建替え計画、ついつい処理方式が気になって、、Googleで拾って載せている。もちろん、脱焼却のごみ処理システムの実践などを探しながら、そして、焼却方式から、年々、移行しつつある、ガス化溶融炉への不安や疑心暗鬼から、それを選ぶ自治体はどこかと気にかけている。各地のガス化溶融炉や灰溶融炉、順調に稼働しているところもあるようだが、やはり、ストーカ炉よりも溶融炉の事故やトラブルは多く感じる。また、その内容も致命的であったり、深刻なものも多い。近頃は、一旦、処理方式をガス化溶融炉としていた自治体も、処理方式決定先送りや、入札時には、機種絞り込みなしで事業者提案に任せての総合評価としている場合もある。ということで、この、東部知多クリーンセンター建替え事業も、どうなるのかと注視している。

ガス化溶融炉も、増えてきてはいるが、
やはり圧倒的に多いのは焼却方式



☆環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等について」から作成


焼却ではストーカー炉が79%、流動床炉が15%、回転式が4%

☆環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成23年度)について」から作成


ガス化溶融炉の仲では、シャフト炉が48%、流動床炉が38%と多い


☆環境省「一般廃棄物処理実態調査結果(焼却施設)」から作成


社名変更や企業の合併などあり、不明分はその他に入れてあり、
あまり厳密ではないので、おおまかな目安程度に~


☆「全国溶融処理施設一覧(一般廃棄物処理施設)2013年10月現在」から作成
メーカー別の主な形式は
新日鉄エンジニアリング:シャフト式、
神鋼環境ソリューション:流動床式
JFEエンジニアリング:シャフト式 
荏原製作所:流動床+旋回溶融炉
川崎技研:シャフト式
三井造船:キルン+旋回溶融炉
日立造船:流動床+旋回溶融炉
三菱重工業:流動床
タクマ:キルン+旋回溶融炉

詳細は↓↓
■《全国》 一般廃棄物の中間処理方式(焼却・溶融・炭化他)、焼却炉形式、プラントメーカーなど(2013年05月27日)
■「全国溶融処理施設一覧(一般廃棄物処理施設)2013年10月現在」(PDF)



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