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廃ペットボトル争奪戦? メーカーと自治体の「ボトルtoボトル」連携に容リ協「待った」

2022年02月04日 07時28分39秒 | 容リ法 プラ新法

ペットボトルの「ボトルtoボトル」
自治体のペットボトル資源化、
昨今は、容リ法の指定法人ルートに乗らない独自ルートでの「ボトルtoボトル」の取り組みがひろがっている。

毎日新聞 廃ペットボトル争奪戦 飲料各社・自治体連携に容リ協「待った」」によると、、日本容器包装リサイクル協会が 、メーカーと自治体の「ボトルtoボトル」連携の動きに懸念を示す文書を清涼飲料業界に送ったという。送付した文書の内容はわからないが、、、

23区でも葛飾区と全国清涼飲料連合会の『ボトルtoボトル取り組み』大々的に報じられた、、、また、東播磨2市2町はサントリー ペットボトルと「ボトルtoボトル リサイクル事業」関する協定締結など、、、飲料メーカーと提携しなくても、「ボトルtoボトル」のために独自ルートを選ぶ自治体も多い、、、なにしろ、指定法人ルートだと、毎年度の入札で、再商品化先までは選べないので問題多し、、、

それにしても、やっと今頃「ボトルtoボトル」ではある。帝人が「ボトルtoボトル」リサイクルの休止を発表したのは2008年10月、「ペットリヴァース」も倒産、そして、根来産業が経営破綻と、、、

何事も、一長一短、いろいろ懸念はあれど、、容リ協会も、メーカーや自治体の要望などにもう少しは答えなくては、、、数年前、容リ協会は、「ペットボトルリサイクルの在り方検討会」など立ち上げて、 市町村からの引き取り品質ガイドライン変更で「 ペットボトルのラベル剥がし」などを義務づけたりと、、少し時代遅れのお役所仕事でもあるので、、、その当時で、指定法人を通さない 独自ルートの自治体は約3割程度だったかな、、、

今は、ペットボトルの輸出ルートは閉ざされたので、コンビニなどの販売店は回収機を設置したり、メーカーも自治体も時代にあった回収や資源化を模索しているのだろう、多様な回収システムはいいことだが、、それにしても、大手が独自の回収システムで囲い込むと、価格の暴騰を招くし、中小零細のペットボトルリサイクル事業者は手が出ないのも事実ではある、、

令和3年度の23区のペットボトルリサイクルも、、、
指定法人ルートは16区、そのうち、杉並、板橋、練馬は、回収総量からみると契約量が半分程度なので、独自ルートとの併用かなのか?
独自ルートのリサイクルは、新宿、大田、渋谷、豊島、北、足立、葛飾、

台東区は、これまで独自ルートだったが、令和3年度は指定法人ルートでの契約、、、

 

 廃ペットボトル争奪戦 飲料各社・自治体連携に容リ協「待った」
毎日新聞 2022年2月3日
 清涼飲料メーカー各社が自治体などと協定を結んで使用済みのペットボトルの独自回収を進めている。新しいペットボトルに再生する取り組み「ボトルtoボトル(BtoB)」を拡大するためだが、自治体などが回収した容器包装のリサイクルを担う公益財団法人「日本容器包装リサイクル協会(容リ協)」がこの動きに懸念を示す文書を清涼飲料業界に送った。メーカーと自治体の連携はプラスチックごみ削減の一助になるはずだが、容リ協が「待った」 … …  … … …  …

 

関連(本ブログ)
葛飾区・全国清涼飲料連合会『ボトルtoボトル取り組み』 ~全国初!自治体と清涼飲料業界が連携した本格取り組み~2021年03月19日 

全国初!東播磨2市2町×サントリー ペットボトルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を締結2021年02月03日






 

 

 

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