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全国初!東播磨2市2町×サントリー ペットボトルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を締結

2021年02月03日 19時41分26秒 | 容リ法 プラ新法

サントリー食品インターナショナル「全国初!東播磨2市2町×サントリーペットボトルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を締結」から

 

兵庫県高砂市、加古川市、稲美町、播磨町とサントリー食品インターナショナルは、ペットボトルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を締結した。

ペットボトル飲料の販売事業者が絡むのだから、確実に「ボトルtoボトル」となるであろうから、、指定法人ルートで入札にかけられるよりもいいように思う。自治体のペットボトルリサイクル、「ボトルtoボトル」にするために、指定法人ルートでなく独自ルートを選ぶ市町村も多い。

NHKのペットボトルすべて再利用へ協定」では、「これまでは、回収したペットボトルの用途を指定できず、8割程度が別の会社の食品トレーなどにリサイクルされ、その後、焼却処分されていた」と、、、指定法人ルートのペットボトルリサイクル、2割は残さで焼却ということなのか?

高砂市、加古川市、稲美町、播磨町の令和2年度と 平成31年度の容リ協会の「再商品化事業者落札結果(PETボトル)」をみると、ほぼウツミリサイクルシステムズ株式会社りんくう工場(フレーク)が落札している。( 平成31年度下期 の加古川市のみが「株式会社エフピコ 中部PETリサイクル工場(フレーク)」が落札)容リ協会のHPでは、プラスチック製容器包装の残さ処理方法は公表されているが、PETボトルの残さ処理方法は見つからない、

サントリー食品インターナショナルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」だと、、残さはどれくらい出るのだろうか?「すべてを再利用」となっているが、100%「ボトルtoボトル」になりえるか?

サントリーさん、、、
どんどんペットボトル飲料を販売していて、、、
どうせなら、回収も自治体任せでなく、メーカー自ら自主回収を広げて欲しい、
拡大生産者責任で「ボトルtoボトル 」にして欲しいものだ、、、、
サントリーに限らず、他のメーカーもどんどん追随すべき、、、、

拡大生産者責任
生産者が製品の生産・使用段階だけでなく、廃棄・リサイクル段階まで責任を負うという考え方。具体的には、生産者が使用済み製品を回収、リサイクルまたは廃棄し、その費用も負担すること。OECD(経済協力開発機構)が提唱した。循環型社会形成推進基本法にもこの考え方が取り入れられている。

 

回収ペットボトルを全て再生 “全国初”の連携協定
神戸新聞 2021年2月3日
 今春から使用済みペットボトル全量をペットボトルとして再生する事業を始める兵庫県東播地域の加古川、高砂市、稲美、播磨町と飲料大手のサントリー食品インターナショナル(東京)は3日、事業の連携協定を結んだ。各市町が家庭から回収後、同社指定業者が全量を引き取って加工する。「ボトルto(トゥー)ボトル リサイクル」と呼ばれる事業で、同社は今後、全国に広げたい考え。 

 

全国初!東播磨2市2町×サントリー
ペットボトルの「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を締結

― 兵庫県高砂市、同加古川市、同加古郡稲美町、同加古郡播磨町と
  産官民連携した、ペットボトルの国内水平リサイクル ―

 サントリー食品インターナショナル(株)(本社:東京都、社長:斎藤和弘、以下「当社」)は、循環型社会形成を目指し、東播磨の2市2町(兵庫県高砂市、同加古川市、同加古郡稲美町、同加古郡播磨町)と住民、行政、事業者が三位一体で使用済みペットボトルを新たなペットボトルへと再生する「ボトルtoボトル リサイクル事業」に関する協定を2月3日(水)に締結しました。

●本協定締結の背景
 東播磨2市2町は、廃棄物の適正処理や東播磨の豊かな環境資源の保全に力を入れ、住民・行政・事業者が三位一体で取り組む「循環型社会」の実現を目指しています。一方、当社は、サントリーグループで「プラスチック基本方針」を掲げ、2030年までにリサイクル素材と植物由来素材に100%切り替え、化石由来原料の新規使用ゼロの実現を目指しています。

●本協定について
 本協定に基づき、東播磨2市2町と当社は、市民・町民の皆様が分別した使用済みペットボトルを回収・再生して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクルを4月1日(木)より開始し、さらに域内工場で製品にして、東播磨エリアに出荷・還元します。
 複数自治体と企業が連携して、「ボトルtoボトル」リサイクルに取り組むこと、また、このスキームで生み出されたリサイクルペットボトルを域内事業者が製造し、地域へ出荷・還元すること、どちらも国内初の取り組みとなります。

   サントリーグループは「水と生きる」を「Promise/社会との約束」に掲げ、「自然環境の保全・再生」、「環境負荷低減」に加え、次世代に向けた環境教育「水育」など、長年展開してきました。
 2011年には、協栄産業株式会社と共同で、国内飲料業界で初めてペットボトルの「ボトルtoボトル」リサイクルシステムを構築し、さらに「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発し、リサイクルペットボトルを積極的に導入してきました。2025年までに国内清涼飲料事業における当社全ペットボトル重量の半数以上に再生ペット素材を使用していくことを目指してきましたが、2020年には26%を達成し、2022年には50%以上の目標を前倒しで達成できる計画です。今回の協定締結により、「ボトルtoボトル」の水平リサイクルをさらに強力に推進し、循環型社会の実現にむけた地球環境の保全活動を一層強化していきます。

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