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神奈川県相模原市に新たな食品リサイクル拠点が誕生!「さがみはらバイオガスパワー」開所式を11月8日に開催

2023年11月09日 08時54分18秒 | 生ごみ、バイオガス

食品リサイクルを手掛ける「日本フードエコロジーセンター」(相模原市)などが設立した発電会社「さがみはらバイオガスパワー」は8日開所式を実施したようだ~(参考「相模原でメタンガス発電所が開所式 食品廃棄物由来の燃料使用」)

プレスリリースによると、日本フードエコロジーセンターは、食品廃棄物を飼料に加工する事業を行っており、これまで飼料に加工できなかった油や塩分の多い廃棄物は焼却していたが、飼料にむかない食品廃棄物は発酵させてメタンガスをつくり、発電の燃料にすることで、日本フードエコロジーセンターとさがみはらバイオガスパワーの2社で、地域の食品循環資源を受け入れて「飼料化」「肥料化」「エネルギー化」を同時におこなうことができる、カスケード利用型リサイクル施設となるという~

開所式の資料を見ると、駐日オランダ王国大使館のテオ・ペータス臨時代理大使が出席、日蘭協業事業「さがみはらバイオガスパワー」となっているので、???だったが、メタン発酵プラントの設計・運営サポートを請け負うのはオランダ企業HoSt社となっているようだ、、、

さがみはらバイオガスパワーの
メタン発酵処理能力は50t/日、
売電先は東京電力パワーグリッド株式会社:FIT による 39 円 /kWh の固定買取価格で 20 年間契約

2017年に、AbemaTIMES「大量の恵方巻が廃棄処分に "フードロス"処理に税金が投入される日本の現実」をみて、まだ食べられる大量の食料がそのまま捨てられる日本の現実がショッキングだったな~そのときの取材先が食品廃棄物の飼料化の相模原の日本フードエコロジーセンターだった、、、

令和3年度の日本の食品ロスの発生量は約523万トン(うち家庭系約244万トン、事業系約279万トン)と推計



 

さがみはらバイオガスパワー
事業概要
さがみはらバイオガスパワーでは、日量50トンの液状の食品循環資源(廃棄物処理法上の分類で廃酸、廃アルカリ、汚泥)を原料として、メタン発酵によってバイオガスを発生させ、出力528kWのガス発電を行い、固定価格買取制度を活用して売電事業を行います。
さらに発酵後の消化液を活用して肥料原料を製造致します。

会社概要
会社名 さがみはらバイオガスパワー株式会社
本社所在地 〒252-0245
神奈川県相模原市中央区田名塩田1-16-14
TEL:042-711-8461 FAX:042-711-8462
代表取締役 髙橋 巧一
設立 2021年8月31日
資本金 1億円
主たる事業 発電業・廃棄物処理業
株主 株式会社日本フードエコロジーセンター
株式会社オルタナフィード
株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
石原テクノ株式会社
小田急電鉄株式会社
一般社団法人グリーンファイナンス推進機構

事業所概要
事業所名 さがみはらバイオガスパワー 田名発電所
所在地 〒252-0245
神奈川県相模原市中央区田名塩田一丁目10215番4外1筆
敷地面積 2127㎡(工業専用地域) 
許認可等 再生エネルギー事業認定(MM19246C14):528kW
産業廃棄物処分業許可(第09820233582号):発酵施設 50t/日(廃酸・廃アルカリ・汚泥)
従業員数 5名
営業日 365日(8:00-17:00)
主要設備 工場棟(延床500㎡)
トラックスケール(40t) 
原料保管タンク(50t×6本)
メタン発酵槽(1568㎥×2基)
発電機(528kW ×1基)
汚泥脱水機(2700ℓ/h×1基)
汚泥乾燥機(250㎏/h×2基)
脱臭機

 

日本フードエコロジーセンター

株式会社日本フードエコロジーセンター

新着情報
2023.11.09 11月8日(水)さがみはらバイオガスパワー開所式を開催しました!

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