東京23区のごみ問題を考える

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23区 清掃工場の放射能等測定結果の更新 江戸川8000ベクレル超え継続、灰溶融施設は8000以下

2011年10月17日 20時54分21秒 | 東京23区のごみ

※グラフは東京二十三区清掃一部事務組合「清掃工場の放射能等測定結果」より作成


東京二十三区清掃一部事務組合HPより:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/

■清掃工場の放射能等測定結果を更新しました(10月17日)
◆ 焼却灰等の放射能測定結果(9/26~10/3採取分)(PDFファイル198KB)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/shokyakubai-231003.pdf

飛灰の放射能濃度測定結果
測定機関:株式会社分析センター
測定方法:緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(平成14年3月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)

※1 使用測定器:セイコー・イージーアンドジー社製 ゲルマニウム半導体検出器 SEG-EMS
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※3 飛灰が発生しない溶融処理施設であるため、測定していません。
※4 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。
※5 放射性物質を含む焼却灰及び飛灰の埋立てについては、6月28日付けの環境省からの通知により8,000Bq/kgを基準に管理することとなっています。その後、7月2日付けの環境省からの追加説明により、飛灰についての基準は、今後は実際に埋め立てられる飛灰処理汚泥(飛灰を薬剤処理したもの)に対して適用されることとなりました。また、飛灰については、参考のため測定を行います。


試料採取期間
1回目:試料採取期間 平成23年6月16日から24日(HP掲載 6/27)
2回目:試料採取期間 平成23年7月5日から11日(HP掲載 7/23)
3回目:試料採取期間 平成23年7月19日から26日(HP掲載 8/5 )
4回目:試料採取期間 平成23年8月1日から5日(HP掲載 8/22 )
5回目:試料採取期間 平成23年8月16日から20日(HP掲載 9/5 )
6回目:試料採取期間 平成23年8月29日から9月2日(HP掲載 9/20)
7回目:試料採取期間 平成23年9月9日から9月23日(HP掲載 10/3)
7-2回目:試料採取期間 平成23年9月30日(HP掲載 10/3)江戸川のみ
8回目:試料採取期間 平成23年9月26日から10月3日(HP掲載 10/17)

飛灰処理汚泥の放射能濃度測定結果
測定機関:株式会社分析センター
測定方法:緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(平成14年3月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)

※1 使用測定器:セイコー・イージーアンドジー社製 ゲルマニウム半導体検出器 SEG-EMS
※2 「-」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※3 他工場で飛灰の処理を行っているため測定していません。
※4 他工場の飛灰を受入れて処理したものの値です。
※5 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。
※6 放射性物質を含む焼却灰及び飛灰の埋立てについては、6月28日付けの環境省からの通知により8,000Bq/kgを基準に管理することとなっています。その後、7月2日付けの環境省からの追加説明により、飛灰についての基準は、今後は実際に埋め立てられる飛灰処理汚泥(飛灰を薬剤処理したもの)に対して適用されることとなりました。また、飛灰については、参考のため測定を行います。


灰溶融施設の再稼動
多摩川と中防の灰溶融施設、溶融飛灰より溶融飛灰処理汚泥の方がセシウム濃度が高いとは~どういうこっちゃ!!うまく混ざっていなかったのか?!
これが8000前後でおきたらどうするか、、、


溶融飛灰、溶融飛灰処理汚泥及びスラグの放射能濃度測定結果
測定機関:株式会社分析センター
測定方法:緊急時における食品の放射能測定マニュアル
(平成14年3月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課)


灰溶融施設、確実にセシウム混じりの主灰(下記グラフ)の溶融処理なので溶融飛灰にどれだけセシウムが濃縮されるか気になっていたが、8000ベクレル超えにはならなかった。板橋は(10月上旬採取)(分析中)、品川は(10月下旬採取予定)。しかし、23区の中では主灰のセシウム濃度の比較的高い足立、葛飾は12月以降の再開なので、その頃には少しは低減しているかどうか。江戸川清掃工場の主灰は中防灰溶融施設で溶融か?!(飛灰の混合溶融を中止したとはいえ濃縮、濃縮で~)

主灰の放射能濃度測定結果


スラグの放射性セシウム合計
多摩川清掃工場:10月3日:89Bq/kg
世田谷清掃工場(溶融):9月28日:71Bq/kg
世田谷清掃工場(ガス化):9月30日:60Bq/kg
中防灰溶融施設:9月29日:95Bq/kg

汚水処理汚泥の放射能濃度測定結果
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/shokyakubai-231003.pdf

放流水の放射能濃度測定結果(9/29採取分)(PDFファイル89KB)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/horyu-230929.pdf

排ガス(煙突)の放射能濃度測定結果(9/15~9/30採取分)(PDFファイル103KB)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/haigasu-230930.pdf
今回測定分はすべて不検出(検出下限値未満)
中防灰溶融施設(10月採取)は(分析中)


空間放射線量率測定結果(9/24~10/7)(PDFファイル121KB)
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/kuukan-231007.pdf
清掃工場の敷地境界及び工場内灰処理設備等での空間放射線量率測定結果
あちこち気になる数字もあるけれど~

さすがに全ての項目でヨウ素の検出はなくなった。
各項目ごと、測定機関、測定方法、測定値など公表されている。
詳細は:http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/shisetsukanri.htm


とりあえず~


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1 コメント

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Unknown (noboru)
2011-10-21 23:21:17


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