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環境省 中国など外国政府による廃棄物の輸入規制等に係る影響等に関する状況調査結果について

2020年06月09日 11時00分28秒 | ごみ全般/環境政策

環境省「概要版)外国政府による廃棄物の輸入規制等に係る影響等に関する調査結果」から抜粋

 

中国などの廃棄物輸入規制後、日本国内の廃プラスチックなどの処理状況の調査結果、、、

対象は、産業廃棄物である廃プラスチック類、
概要版)外国政府による廃棄物の輸入規制等に係る影響等に関する調査結果」をみる限りでは、令和2年2月~3月になると、さほど保管施設や処理施設が逼迫しているという危機感は感じられないが、、、地域性もあるのだろうが、、、

環境省の今後の対応では、いまだに「緊急避難措置として、市町村に対し、ごみ処理施設等での廃プラスチック類の受入れを積極的に検討するよう依頼。」となっている、、、


しかし、アンケートの回収率は、都道府県及び政令市は99.2%であるのに対して、肝心の産業廃棄物処理業者の回収率は28.8%(調査対象650社のうち187社から回答)なので、、、どこまで実態を反映しているのかはわからない。そでれも「産業廃棄物処理業(中間処理・最終処分)の許可を有している優良認定業者を対象にアンケート調査を実施」というのだから、ある程度の処理規模の事業者でそれなりに実態に近いのかな?

今回の新型コロナウイルスによる影響は?
廃棄物処理施設などは、大変な状況であれ処理は継続されたのだろうが、

 

環境省 令和2年6月9日

外国政府による廃棄物の輸入規制等に係る影響等に関する状況調査結果について

平成29年末より、外国政府において実施されている使用済プラスチック等の輸入禁止措置等の影響による国内の産業廃棄物処理のひっ迫を受け、国内の状況を把握し、廃棄物の適正処理を推進するため、都道府県等及び廃棄物処理業者に対し、廃棄物の輸入規制等に係る影響等についてアンケート調査を行ったものです。

1.調査の概要

  • 実施期間:令和2年2~3月(令和2年2月末時点の状況について回答依頼)()
  • 回答対象:都道府県及び廃棄物処理法で定める政令市の産業廃棄物主管部局並びに廃プラスチック類の     産業廃棄物処理業(中間処理・最終処分)の許可を有している優良認定業者
  • 回答率:都道府県及び政令市99.2%(46都道府県及び79政令市から回答)

    産業廃棄物処理業者 28.8%(調査対象650社のうち187社から回答)

    ※ 本調査結果は、新型コロナウイルス感染拡大前の時点の結果であることに御留意ください。

詳細は~

添付資料

 

自治体からの回答結果

 

処理業者からの回答結果

 

 

 

 

 

 

調査結果の総括と今後の対応

 

 

 

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