東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

住友重工の設計ミスが主原因 京都市の溶融炉ダイオキシン

2010年06月23日 07時30分01秒 | 溶融炉、スラグ

遅延損害金 90日×200万円=1億8千万円~初歩的なミスで自業自得ではあろうが~
引渡前(?)の発覚なので金銭的なものはすっきりはするのだろうが、いろんな問題があとから出てくると、中防灰溶融施設では、瑕疵責任、費用負担、操業停止中の運転委託費等などでも~もめる。

この巨大な灰溶融施設を、今後、安全に維持していくのだって大変だろう。
なんといっても処理能力165トン/日×2である。中防灰溶融施設でも100トン/日×4だから、165トン/日て聞いたことがないほど大きい。
この施設、真柄建設問題でも遅れに遅れ、本当に気の毒な施設である。
ほんとうに何でこんなものつくったのだろう!! 

■住友重工の設計ミスが主原因 京都市の溶融炉ダイオキシン
京都新聞 2010/06/22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100622-00000025-kyt-l26
 京都市が焼却灰溶融施設プラントを試運転していた際、処理後の排水から基準の42倍のダイオキシン類が検出された問題で、市は22日、建設した住友重機械工業(東京都品川区)の設計ミスが主な原因だったことを明らかにした。今後、住友重工が改善する。
 市や住友重工などの調査によると、4月、溶融炉で発生したダイオキシン類を含む排水を手動で貯留水槽に移す際、操作ミスで排水があふれ出る事故が発生した。本来なら、あふれても貯留水槽に戻る仕組みだったが、設計ミスで排水は別の貯留水槽に流入。この水槽と隣接する処理後の水をためる水槽の間に誤って通気孔が設けられていたため、処理前の排水が処理後の水槽に流れ込んだという。
 住友重工は設計ミスを認め、9月をめどに改善する予定。工事契約期限は5月末までだったため、市は契約に基づき、6月1日から稼働まで1日約200万円の遅延損害金を工事代金から差し引く。プラント総工費は約114億1千万円。最終更新:6月22日22時29分


京都市伏見区醍醐陀羅谷地内(東部山間埋立処分地内)
処理能力330トン/日(165トン/日×2系列)
処理方式 燃料燃焼式溶融炉(都市ガス使用)
溶融炉形式 ロータリーキルン式
住友重機械工業(株)

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