ゴールデン・ナイト・ショウ11 月19日

ＦＭ大阪 土曜深夜２６時～

「若宮テイ子のゴールデン・ナイト・ショウ」 11月19日放送レポ


　新婚旅行に行った友人のハワイ旅行みやげに、飾り用だけどウクレレをもらい、すっかり気分は夏になってしまったリスナーさんのお便り。

音楽の力はすごいですね、ウクレレ１本でハワイ気分、音楽は３つの要素で成り立っている、さてその要素とは「リズム、メロディ、ハーモニー」と、テイ子教授の講義から始まりました。

ゴナイショはタイムマシーン、これから昭和な時間へとあなたをいざないます。


オープニング【リクエスト】
ラストクリスマス／ワム

テイ子教授設問第２段、「ラストクリスマス」の意味は？

１．最後のクリスマス
２．去年のクリスマス

答えは「２」、リクエスト１曲で遊んでしまうテイ子さんでした。

　そして「ラストサンデー(この前の日曜)」（笑）、テイ子さんは「第７回緑花文化の知識認定試験」を受けに行ったとのこと、その日数秒差で電車に乗り遅れ、試験に遅れそうになりながら、ギリギリ席に着くことができたという笑える話しも聞けました。


◎今週の冠婚葬祭
　今週取り上げるのは、1949年11月19日生まれ。

スペインのマジョルカ音楽祭で最優秀歌唱賞、第２位の成績を「愛のほほえみ」という曲で受ける。

その「愛のほほえみ」がタイトルを変え、グリコアーモンドチョコのＣＭで大ヒットした。

愛のメモリー／松崎しげる


◎ＴＶ探偵団
　「パタリロ」の特集をしていただきたいというリスナーさんの依頼でしたがＦＭ大阪にはエンディングテーマしかないということで…

クックロビン音頭／白石冬美＆スラップスティック

オープニングテーマの「パタリロ」、「美しさは罪」という曲が揃えば特集もできるのですが、ＦＭ大阪にはないので、今回の特集は見送りということで悪しからず。(苦)


　いつも葉書でお便りをいただくリスナーさんから、南沙織のデビュー曲「１７才」の元ネタが、リン・アンダーソンの「ローズガーデン」だというお話から、この２曲を聞き比べ何度もリプレイしながら検証しました。

ローズガーデン／リン・アンダーソン

１７才／南沙織

この曲を次々と切り替える操作、ディレクターラッキーちゃんが出来る様になったと、またまた遊んでしまうテイ子さんでした。


木々の葉が色づき落ち葉が舞う様に、季節は段々と冬に…少しセンチメンタルな気持ちと共に、こんな曲を

カサブランカ／バーティー・ヒギンズ

えらく英語がうまくなった郷ひろみじゃありません「哀愁のカサブランカ」の源曲です。（笑）


◎１時間特集

　今夜は「晩秋の女性ジャズヴォーカル特集」です。

ジャズがわからないという人にも、素敵なジャズに触れてもらいたい、テイ子さんがわかりやすい選曲をした、女性ジャズ・ヴォーカル・スタンダード、できれば部屋を暗くして、ボジョレーヌーボーでも飲みながらまずは２曲。

アズ・タイム・ゴーズ・バイ(時の過ぎ行くまま)／ペギー・リー
YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC(あなたと夜と音楽と)／ジュリー・ロンドン

　しびれませんか？他にもいい曲がありましたが、寝てしまってはいけないとテイ子さんはこの曲にしたそうです。

大きな声で歌うより、囁くように歌う、その魅力がヴォーカルにはあります、それはマイクの発達によって可能になったとテイ子は思うと言ってました。

ラバーズ・コンチェルト／サラ・ヴォーン

この曲はＣＭなどにも使われ聞き覚えもあることでしょう、このサラ・ヴォーンをはじめ、女性ジャズヴォーカルが歌うスタンダードは、スタンダードであるがゆえに１個人の歌ではなく、同じ曲を別のヴォーカルで聞くという、楽しみが出来るのもジャズヴォーカルの特徴です、ではその競演を体験してみて下さい。

バードランドの子守唄／サラ・ヴォーン
バードランドの子守唄／クリス・コナー

ニューヨークのため息とも言われたハスキーボイスのヘレン・メリル、共演するのはジャズトランペッターのクリフォード・ブラウン、これほど女性ヴォーカルが似合うトランペッターは他にはいないのでは。

帰ってくれたら嬉しいわ(YOU BE SO NICE TO COME HOME TOO)／ヘレン・メリル

奇妙な果実とは、リンチを受けて木からぶら下がっている黒人を指している、ビリー・ホリデイの衝撃的かつ代表的な歌、この歌を歌うのにビリー自身もかなりの体力(精神的にも)を使ったと彼女の自伝にも書かれています、それほどにも凄まじいまでの伝説的と言っていい曲。

奇妙な果実／ビリー・ホリデイ

ジャズはアメリカの音楽というイメージがあるが、北欧にもこんな女優シンガーがいた、テイ子さんがその美しさに思わずジャケット買いしたアルバムから。

ディア・オールド・ストックホルム／モニカ・セッテルンド

皆さんががまんして聞いているのではないか？と不安なテイ子さん、でもこんな変わった曲をかける番組があってもいいのではないか、少しでも皆さんの音楽への間口を広げたい一心でお送りしています。

最後は美しい金髪の白人女性ダイナ・ショアです、この曲を聞くとテイ子さんは涙するのだとか、ジャズピアニスト、アンドレ・プレヴィンとの競演の１曲。

アイルビー・シーイング・ユー／ダイナ・ショア


◎ティー・タイム
　
【リクエスト】
ROMANTICが止まらない／C-C-B

【リクエスト】
かもめが翔んだ日／渡辺真知子


◎ミニミニスペシャル
　「井上陽水」特集です。
昭和２３年生まれ、本名は「陽水」と書いて「あきみ」と読む。

心もよう
白い一日

ＣＢＳソニーからアンドレカンドレの名で「カンドレマンドレ」でデビュー、井上陽水に改名後ポリドールレコードより「人生が二度あれば」で再デビューする。
今夜はこのポリドール時代の陽水さんを特集します。

青空ひとりきり
小春おばさん

井上陽水を聞くと、プロポーズまでされながら、事情があって泣く泣く別れた、好きだった人を思い出すというリスナーさんから、私の誰にも言えない秘密というお便り、秘密は秘密にしておきましょうね、今、そんなことを思い出せるあなたは、旦那様と子供達に囲まれて幸せですよ、とテイ子さん。

愛は君
いつのまにか少女は

この時代を生きてきた方々にはどのようにこの歌が届いているのでしょうか？

氷の世界
夢の中へ


◎今月の歌
　
ニューヨークの秋／ジョー・スタッフォード


【リクエスト】ラストナンバー
月のあかり／桑名正博


【次週予告】
♪月末は大西ユカリさん登場です。

♪聞いてるだけでガックリ？「落ち込むフォーク」を特集します。


来週をお楽しみに！