よさこい祭り

よさこい祭り


９日の前夜祭からスタートした高知の「よさこい祭り」１２日までの日程で熱い祭りがくりひろげられています。

最近のよさこい祭りは一定の条件さえ満たせば楽曲や踊り方に関してはほとんど自由になりました。
これも自由の国土佐のイメージとソーラン節と結合し今や一大イベントになった「よさこいソーラン」へと発展していく自由の気質だったと思います。
それはそれで大いによさこいが広がって行ってもらいたい気持ちもありますが、原点回帰、昔懐かしい元々のよさこい祭りを見てみたい僕のような土佐人もいるのではないでしょうか？

さて、ＵＰした動画後半はちょっとアレンジした踊りになっていますが前半踊っている形が僕が子供の時にどのチームでも踊っていた正調の踊りです。
こういった踊りをまだ踊ってくれるチームがいることにちょっと嬉しかったりする昔人間ですが、バックで流れている「よさこい鳴子踊り」という曲、昔はあの有名な「都はるみ」さんが歌われていました。

多分今ではレコードしか残っていないでしょうし、そのレコードがあるかどうか・・・かなりの希少価値だと思います。
できればこの都はるみヴァージョンで踊っているチームの映像を見たいものですが、そんなチーム今でもあるのでしょうか？

そしてもうひとつこのレコードのトリビア、それはＢ面に納めれられた「しばてん踊り」の曲、しばてんとは高知の妖怪？のことです「河童」とよく似ていますが相撲が好きで合う人に「相撲とろう」と挑戦するちょっと変わった妖怪です。
松山まさる＆東ひかりのデュエット曲になっていますが、この「松山まさる」こと後の「五木ひろし」その人なのです。

演歌の大御所２大競演のこのレコード、とってもローカルな高知限定の曲だけれどスゴイって思いませんか？持ってたら堂々と自慢しましょう。

四国ではこの「よさこい」の後、徳島市の「阿波踊り」が開かれ、夏祭りのまさに佳境を迎える時なのです。