ももちゃんは19歳と1か月。
先週木曜日、身体を動かしにくい様子で、
よく見ると後ろ脚(特に右側)に力が入らず、
うまく立てない感じでした。
そして、なんだか呼吸が速い。
身体を触ると珍しくうなったりしていたので、
翌日、動物病院に連れて行きました。
診察してもらってから、
獣医さんが丁寧に説明してくださいました。
まず、足が立たない、呼吸が速いという症状で、
一番心配なのは、心臓の内側の壁が厚くなって、
血栓ができやすくなり、
その血栓が後ろ脚の血管に詰まって、
悪い時には数日で死んでしまうこと。
でも、ももちゃんは、しっかり脈が触れるので、
大丈夫だと言われました。
血が通っていないと、肉球の色も白くなるとのことでしたが、
ももちゃんの肉球はピンクのきれいな色でした。
レントゲンも撮ってもらいました。
高齢のせいで少しあちこちに骨の異常とかはあるものの、
取り立てて異常なところはなし。
肺や心臓が少しぼんやりと写っているので
やや肺に炎症が起きているのかもしれない、
それで呼吸が速いのかもしれない。
あと、心臓の形がちょっと「雪だるま」みたいに
途中がくびれているように見えるので、
エコー検査もされました。
エコーで見る限り、特に異常はなかったそうです。
ついでに、気になっていた、
ももの大きい腹部の中は、大丈夫か聞いてみたら、
レントゲン写真を見ながら、
「ここ全部脂肪です」って言われました。
ついでに、腸の中のうんちもくっきり写ってました。
ということで、炎症を抑える抗生剤と、
足の痛みを軽減するステロイドの入った粉薬を
処方されました。
粉薬はすごい味みたいで(苦い?)、
ちょっと水を混ぜてシリンジで飲ませたら、
味に反応して、唾液が出るのか、
口を小刻みに動かして、唾液の泡がたくさん出てきました。
でも、ももちゃんは、「断固拒否」というのをせず、
困った顔をしながらも薬を飲んでくれます。
そのあと、お口直しの水も、
シリンジでとても上手に飲むことにびっくりでした。
いままでシリンジで飲ますことなど、ほとんどなかったのに。
トイレも自分で歩けないかと思って、
2~3日は何度か猫のトイレに連れて行ってみました。
初日は、連れて行ったらすぐおしっこが出たのですが、
その後は日に何度か連れて行ってみたけど、
出なかったので、自分で頑張って歩いて行って
おしっこやうんちをしていたのだと思います。
多頭飼いだとその辺がとてもわかりづらいです。
病院に行ってから、5日経ちました。
寝たきりになってしまうかと心配してましたが、
今日は、止まっては歩き、止まっては歩きですが、
だいぶ足がまともな感じになってきました。
ドライフードは食べにくそうですが、
ウエットフードは結構勢いよく食べてくれるので安心。
もう少し元気になってくれたら嬉しいな。