ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

日本歌曲のスター歌手の競演

2019-03-16 00:47:04 | 演奏会レビュー

3/14、ホワイトデーの夜は
音楽の友ホールへ
山田耕筰の歌曲を
あつめたシリーズのコンサートへ。


日本歌曲を学ぶものなら
憧れの歌手が勢ぞろい!


しかもコンクールの審査員だったり
オペラやコンサートで大活躍だったり
素晴らしい皆さんの歌を
真横から聴きました!


満席だったので、
舞台上手側横の席に
案内されたのです‼️


歌手の姿勢、口の開け方、
息の入り方などよく見えましたので
大変勉強になりました😊


そして今回も珍しい作品がたくさん!


関先生のお歌いになった

忍路高島

かなり高い音域まである、
山田耕筰編曲の日本民謡。



いや〜〜凄い曲でした。


そして、何というパワー!❣️❣️


やっぱり関先生、カッコいい😍



青山恵子先生はチャーミング。
昔、JFCのアンデパンダンで
楽屋ご一緒した時すでに
憧れの存在でしたから
日本歌曲といえば!の先生。
情緒あるこの道、
そして茶目っ気たっぷりのあわて床屋。


可憐さと品格と。。素敵です💖


布施雅也さんはさしずめ
日本歌曲界のプリンス。


端正で明るい歌をお歌いになる。
とても清々しい歌を。


横から見ていても癖のない姿勢。
こういう姿勢から
良い声が出てくるのだなと。


姿勢といえば関先生も。
パワフルな歌声と音域は
絶対姿勢が関係ある!!!!!!


と大変勉強になりました。



お名前はよく見る
バスの堀野浩史さんの低く響く声を
初めて聴いて、
オペラを聴いているような
声と表現力。
こびとの地獄、歌ってみたくなりました。


馬原裕子さんはこのシリーズで2度目。
リリックな歌声で
ソプラノが歌いたい曲を
歌い上げていらっしゃいました。


やっぱりこれだけの内容は
塚田佳男先生でなければ
企画できないでしょう。


この日の大収穫は

砂山の ぐみ原問題。

山田耕筰の砂山は

ぐみ原をgumiharaとうたい、

でも新潟の人はぐみはらなんて言わない、といい

中山晋平はgumiwaraと歌うけど、

ということをおっしゃっていました。





そう、新潟県出身の私としては
中学校の音楽で
中山晋平の砂山は
ぐみわら の発音で習ったのに
こちらに来て ぐみはら だと言われたのは
山田耕筰はぐみはらだからなのだな、と。


山田耕筰の砂山は
ぐみはら、
間違いなく区別します。


良い日本歌曲を聴いたら
自分の歌に反映させなければ。
ご予約、17日は余裕あります。
23日はあと少し。
4/2はほぼ完売です。
ご連絡はキャンセルが出るかもしれませんので
当日までお待ちしております♪






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