10日程前から騒動していたアナグマ捕獲作戦、
罠にかかったのは「ハクビシン」でした。
鼻に白いライン、まさに「白鼻芯」です。
朝から大騒ぎ、学校とフェンスを隔てた場所だから、
子ども達や先生、ご近所さんも「これがハクビシン?」
ワイワイガヤガヤ、動物園状態です。
「この子どうなるの?」子ども達が心配します。
じっと見つめる顔は可愛いけれど、近づくと威嚇してきます。
「学校の農園のトウモロコシやサツマイモを食べちゃうんだよ」
農作物被害だけでなく、ウイルスや雑菌の媒介をする動物です。
猟師さんを呼んで引き取りをお願いしました。
「あっ、連れていかれる」教室から子ども達の声、
まだ見ていなかった子たちが庭に集まってきて最後のお別れです。
捕獲を狙っていたのは「アナグマ」、もっと大きい体でした。
もう一度箱罠を仕掛けます。次に入るのは・・・
今回の罠にし掛けたエサは「干し柿」です。
甘い香りで誘い、長く放置しても腐りにくいから良いですね。
登校して見える先生に始まり、学年ごとに見学会。
取り付けの時に来てくれていた友人たちも次々・・・「やったね!」
友人の罠にはキツネの子供が入ったそうで、これは山に返すことになりました。
私も初めて見た動物ばかりです。
昨年まで学校との境界は、ブロック塀で囲まれていたのが、
新しいフェンスは下に隙間があるので出入り自由になったのも要因みたい。
お隣りのビワの木にも来ているようなので、
そこにも罠を置きました。
町ぐるみで獣害対策取り組み中です。
名前は聞くけど
始めて見ます。アナグマも
まるで動物園みたいね。
どちらも丸々太って。
ご馳走が周りにはいっぱいあるんでしょうね。
次はどんな大捕物が・・。