ヴェルメンティーノとヴェルナッチャ

グラスワインの２本が入れ替わります。
本日より新しく加わるのはどちらも白でイタリアのワインです。

ヴェルメンティーノとヴェルナッチャ、両方とも「ヴェ」から始まるのでややこしいのですが、ブドウの名前です。
ヴェルメンティーノはイタリアの西側に広がるティレニア海沿岸北部とサルデーニャ島で主に栽培されているブドウ品種。
ヴェルナッチャは塔の街として世界遺産にもなっているトスカーナにあるサン・ジミニャーノを産地としています。

今回のグラスでお出しするヴェルメンティーノはリグーリア州のもの。
トスカーナ州にほど近い、海と山に挟まれた場所に畑があります。
白い花のような清涼感ある香りに柑橘と潮風の風味。
カルパッチョなど新鮮な魚介類とも合いそうなワインです。

対してヴェルナッチャが造られているサン・ジミニャーノはイタリアの内陸部。
フィレンツェとシエナの間くらいに位置します。
完熟したリンゴにほんのりセージの香りが感じられ、厚みのある果実味に生アーモンドのような苦みとヴィネガーのような酸。
魚よりも白身のお肉にぴったりくるように思われます。

右：“Etichetta Grigia” Colli di Luni Vermentino 2013 LUNAE
左：TRADIZIONALE Vernaccia di San Gimignano 2011 Montenidoli