ベジゲリラ活動

8/31日は野菜の日だったそうだが、今日のニュースで日本人は野菜好きというものを見た。

そもそも明治時代に入るまで、多くの日本人には肉食の習慣がなかったわけで、以来140年を過ぎてもなお日本人の内臓器官、特に腸の長さが「野菜・穀類中心」を物語っている。つまり野菜好きなわけではなく、肉食中心になってしまった現代の食文化こそが異常なのだ。野菜好きとかいうレベルではなく、野菜だけを食べる明治以前の食生活に戻すべきだ。

輸入野菜の問題。地産地消の問題。そこから発生するCO2の問題。日本人の健康問題もある。健康保険のこととか、流行のメタボのこととか、成人病の増加だとか、実は食生活を変えることで解決する問題は幅広く根深いことに関わっていると思う。




話は変わって、先日私は手術入院をしました。骨折した骨を固定していたプレートをとるだけのもので、トータル3泊4日と短かいものです。半年前骨折をした時に10日ほど入院したことを思えば、今回はあっと言う間でした。その入院生活で私たちベジタリアンという究極の野菜好きを苦しめるものがあります。

病院食です。

前回入院した時、問診に「食べられないもの」という項目があったので、「肉・魚」と書いて提出しましたが完全スルーされ、毎食見事に肉や魚が入った普通の内容でした。まぁ私はせっせと残して、バレないようにコソコソ捨ててましたが、途中で思いっきりバレて、以後監視の目が厳しくなったという苦い思い出がありますw　

ですから、同じパターンになるならダメ元でとりあえず思いっきり主張しておこうと【※これぞベジゲリラ魂！】思い、今回の入院時の問診には「肉・魚・卵・牛乳・乳製品」としっかり書き込みましたw

ところがです、今回の入院時に担当した看護士さんは、私の腕に点滴用のゲージを刺しながらその事に注目してくれて、念を入れて確認してくれようとするので「要するにベジタリアンなんですw」と私は伝えました。すると「なるほど～そうですか～栄養士に伝えておきます～」という本気なのか事務的対応なのかわからない、のほほ～んとした返事があった。

私は「(○￣ ～ ￣○;)　ウーム・・・」という気分でしたが、まぁ強く期待して後でがっかりするのは嫌だったので、期待しないでおきました。

し　　か　　し、　結果は…








キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!　　看護士、あーんど栄養士ＧＪ！！！　






豆腐などの料理を中心にした感じで、要所要所にムリをした感じの味付けでw　付け合せのゼリーは寒天でしたしw　頑張ってくれたのだという事実だけで、味の良し悪しなどまったく気になりませんw　病院でもベジタリアン食を出してもらうということが可能なのだという事実に、私は感激いたしました！

お盆に器が並び、自分の名前の書かれた紙には「肉不可・魚不可・卵不可・乳製品不可」という注記が書いてありました。料理を準備してくれる人にはめんどうをかけたのだろうなぁと思いますが、まずは感謝しております。ありがとうございます。

今後、日本の病院でも「ベジ食」のリクエストは増えることになるはずです。病院側も最初からベジタリアン食の準備ができているように積極的にアピールをしてくれたら、そういう病院の評価が上がると思います。ぜひとも病院食のベジタリアン対応を標準化してもらいたいです。

病院関係者の方々、よろしくです！