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せろふえ

チェロと笛(リコーダー)を楽しむおじさん

ブルックナー 交響曲第4番 ロマンティック

2018年12月21日 | チェロ
 ブルックナー、ヨーゼフ・アントン Bruckner,Josef Anton
交響曲第4番「ロマンティック」

 ロマンティックはたしか2度やったことがある。
 ブルックナーなんてホルン(と他の金管)に任せておけば、弦は適当にトレモロしてればいいのかと思ったのに、全然違っていて、参ったことだけ覚えている。。

 1楽章、最初は例の「ブルックナー開始」。弦は弓の先10cmとの指示があった、確かにそうかもしれないけれど、緊張している曲の始まりに、腕、指を弛緩させてpppのトレモロをする自信がない。アマチュアは真ん中より先、1/3くらいでやるもんじゃないかね。
 Aから3連譜のフレーズ、これが全曲にわたってこの曲を特徴付けているが、こんなのでもボウイングに迷う。弓は行きか帰りか、双方向にしか行けないんだ、3連譜は禁止して欲しい。弦楽器で相談して、基本は弓順、3連譜に続くフレーズがダウンから始める必要のあるところはダウンアップアップと言うことになった。もちろん全てダウンアップアップでやるという方法もあるんだろうけれど。
 gezogen、というのがやたらに出てくる。大学の時買った独和辞典を引くと「引っ張られた」と言う意味らしい、これはテヌートの意味なのか、それともリタルダンドの意味なのか、それとも両方混ざっているのか、、、別の場所にritard.はあるから、テヌートなのかな?
 Rから(もうここらへん、弾けやしないのだけれど)フィンガリングは241 214 24,2小節後は231 21413かな?521小節目は親指を使うもんだろうか?
 全然弾けないが、変ホ長調、変ホ短調の音階練習しよう。むずかしい、、、。

ベルトー 、マルタン(またはマルティーノ)伝サンマルティーニ チェロソナタト長調

2018年12月19日 | チェロ
ベルトー 、マルタン(またはマルティーノ) Berteau , Martin (Martino)
伝サンマルティーニ チェロソナタト長調


 真面目にチェロを習ったことなどないので知らなかったのだが、サンマルティーニのチェロソナタは有名らしい。鈴木メソッドの最終巻に載っているとのこと。偽作で、マルタン・ベルトー (Martin Berteau) と言う作曲家のものだという。
 isisさんのブログに詳しい
 楽譜はIMSLPのベルトーのところに作品1のファクシミリがあり、この曲はサンマルティーニのところにもある。後の名人がいろいろ書き込んだものだ。重音は難しいし、親指を解放の1オクターブ+全音のところに置く部分もあり、でも僕は今親指を使うのを(ずいぶん長いこと)練習しているところだ。僕にちょうどいい感じだ。まだちょっと僕の技量では人前ではできそうもない。


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ベンジャミン・ブリテン シンプルシンフォニー

2018年12月09日 | チェロ
ブリテンのシンプルシンフォニーは、大学オケに入って、まだ全然弾けない頃、先輩たちが弾いていて、いいなあ、やりたいなあと思った思い出の曲だ。へっぽこ大学オケだったので、先輩たち(特にチェロ)の技術もたいした事なくて、そのうち絶対弾けると思ったのだが、いまだにやったことがない。実は古巣の市民オケで、20年近く前にやったのだが、その時は次女 のことでそれどころじゃなくて、休団していた。いまだにときどきやりたいなあと思う。
 今聞いてもメロディー、声部のからみきれいだし、3楽章のピチカートも実に良い感じだ。
 ブリテンは1976年に亡くなったばかりで、著作権は当然切れてなくて、IMSLPでも手に入らない。


バッハ ブランデンブルク協奏曲第3番 (2)

2018年12月07日 | チェロ
 1楽章、114小節め。チェロはユニゾンでテーマを弾くのだが、なかなか難しい。16分音符で動くのだが、C線からa線まで弦をふたつ飛ばないといけない。4つめのbフラットは強くなってしまいがちだが、当然強く弾いちゃあいけない。最初の3つが大切なのだ。
 そこで、トップはちゃんと弾く。(名人だし。)セカンドは3つめの音を弾かず、bフラットから(けっして強くなりすぎず)弾く。サードは最初の3つをしっかり弾いてbフラットは弾かず、2拍目から弾く。
 なかなか良い方法だと思うのだが、その時のセカンドは、自分が弾かない音があるのは、バカにされたように感じたのだろうか、あるいは人の言っていることを理解する能力がないのか、納得していなかった。
 3楽章のチェロは終止ユニゾン。走り回るジーグだが、見た目より難しくない。

ブランデンブルク協奏曲第3番 バッハ

2018年12月06日 | チェロ
 ブランデンブルクの3番はヴァイオリン、ヴィオラチェロ3本ずつと通奏低音で、チェンバロなしでも大丈夫だし、アマチュアにとっても割とポピュラーなレパートリーだ。さらには、ヴィオラは3本欲しいが、チェロは2本でもどうにかなる。(その場合は63小節あたりの3番チェロを補えば良い。)カルテットのように責任重大ではなく(って言うのは無責任かな(^^;))、アンサンブルを楽しめてうれしい。

チェロの35小節あたりは開放弦をうまく使うとよい。
 

古巣の定期を聞きに行ってきた

2018年12月03日 | チェロ
 昨日は古巣の定期で、今回は出られなかったのだが、聴きに行けた。本番前に楽屋に押しかけて行ったのだが、歓迎してくれて、とてもありがたかった。
 曲はどろぼうかささぎ序曲、スペイン奇想曲(チャイコフスキー)、ブラームスの1番。古巣を客席で聞くのは次女のことで休団していたときに1回、今回が2回目か。もちろん小さな傷はたくさんあるのだが、全体としてとてもうまく聞こえたよ。
 次回は5/12。出られればいいのだけれど。

メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49

2018年12月01日 | チェロ
メンデルスゾーン、フェリックス Mendelssohn Bartholdy , Jakob Ludwig Felix
ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49

 1楽章だけは何度もやったことがある。でも本番にかけたことはないかも。厚い?書き方がしてあって充実した響き、演奏したあとの充実感。アマチュアにも楽しめるとても良い曲だ。でも2楽章以下はすくなくともピアノはとても難しいのだそうだ。


ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第2番ト長調op.18-2

2018年11月22日 | チェロ
「挨拶」というのだが、なぜ? 
 全体としてとってもベートーヴェンらしいなあと感じ入ってしまった。すべてきちんと弾かないといけない。
  2楽章はとてもゆっくりで、その細かく書いてある音符をすべてきちんとインテンポ(じゃなくても良いのかもしれないが)できちんと弾かないといけない。アレグロの直前のppがとてもベートーヴェンで、チャーミング(死語?でもどうしてもチャーミングという言葉が頭に浮かぶ)だと思う。

シューベルト 交響曲第4番 悲劇的 

2018年11月17日 | チェロ
シューベルト、フランツ・ペーター Schubert,Franz Peter (1797-1828)
交響曲第4番 悲劇的 (Tragische)D417
 もうずいぶん昔、古巣の市民オーケストラで定期にかけた。就職して仕事がすこし軌道に乗って、チェロをもう一度習い、すこしは楽しめる頃にやったのでよく憶えている。全然知らなかったが、「悲劇的」(とシューベルト自身が名付けたらしいが)な感じはなく、でも良い曲だと思ったものだ。当時となり、TOPで弾いていたおじさん(なんて言い方は失礼かな、医師のK先生)もご存命かどうかわからないくらい昔の話だなあ。

ヴィヴァルディ チェロ協奏曲 イ短調 RV 422

2018年11月16日 | チェロ
 ヴィヴァルディはチェロ協奏曲を20数曲書いていて、ナクソスからCD4枚だったか出ているはずだ。この曲の楽譜はIMSLPでファクシミリの総譜が見える。リコルディ版が出版されているようだ。
 2012年5月、知り合いのH先生主催のアンサンブルで、アマチュアとは思えない名人チェロで演奏した。もちろん僕はソロでなくて、通奏低音。この曲を生で聞くことはもちろん、演奏するのだって、こんな経験ができるなんて、滅多にないことで、本当にありがたいことだ。
 ソロが低音なので、バランスが難しい。何度も何度も、通奏低音は主張しないでくれ、ソロを越えないでくれ、と暗にうるさいと言われてしまった。すみません。2楽章は通奏低音とソロチェロのデュエットなのだが、今回はチェロとコントラバスのみで、鍵盤楽器が欲しかったなあ。ソロは普通の通奏低音の歯切れを求め、指揮者はイタリアものだからもっと粘って、と相反することを要求されて参った。もちろんもっとうまければそれらしく弾けて、そうすれば、なんであれ、ああ、それで良いですよ、と言われるものなのだが。


 驚いたことに、というか、あきれかえったことに、この曲のソロの譜面を持っていたのだ。びっくりした。もう30年前くらいに知り合い(と言ってももう縁が切れてしまった)に、あなたにあっていると思うみたいなことを言われて、でもそれはかいかぶりで、せっかくもらった譜面だったが、弾ける気がせずに放置したままだったのだ。
 ふと、譜面が出てきて、ヴィヴァルディなのだが、弾けそうだ、人前では無理でも自分では楽しめる、ここに書こうと思って調べたら、なんとこの曲じゃないか。通奏低音を弾いていて、全然まったく気づかなかった。まいった。(2018 2月)

シューベルト 交響曲第7番 未完成

2018年11月11日 | チェロ
 未完成は2011年、古巣の「さわやかコンサート」(5月)にやった。その時までほとんどまじめに鑑賞することすらなかったが、たしかに名曲なんだろうなあと思った。特に2楽章はいまだにときどきメロディが頭をよぎる。
 1楽章最初は弓の真ん中くらいから(けっして元から始めない)始めて、弓を寝かせて毛を少なく。

 2楽章冒頭、オクターブのスラーが難しいが、僕は親指を使うのは苦手だ。音にすき間ができなきゃあいいんだろう、と思うが、まあ、難しい。

シューベルト 弦楽四重奏第14番 「死と乙女」

2018年11月08日 | チェロ

ドラマ「カルテット」はなかなか面白かった。まあ、カルテット(弦楽四重奏)はあまり関係ないというか、でも見知らぬ4人が出会って何か活動し、お互い音楽以外は謎、というのは、たしかにそうだ。
 ドラマに楽器を弾くシーンがあると、弦楽器の場合、すべては外から見えてしまうので、そーじゃなーい、それじゃあ弾けなーい!と思ってしまってドラマを楽しめないのだが「カルテット」は役者が頑張っていた。もっとも「おくりびと」も「スウィングガールズ」も、みんな頑張ってる。
 最後に伏線なく「死と乙女」を演奏し、その緊張感ある響きがとてもよかった。自分でも弾いてみたくなったけれど、こういう超有名曲は危険だ。人前でやるのには相当な覚悟が必要だし、危険すぎる。どうしても耳に残っているプロの演奏と比べられてしまう。
 本当はプロの演奏とは別に、アマチュアが、自分で演奏して楽しむ楽しみ方(主にテンポ)があると思うのだけれど。
 この曲では、1楽章は16分音符がちゃんと弾けるテンポ、4楽章はあきらかにプロより1メモリか2メモリ遅いテンポで十分楽しめると思う。

ブラームスの2番(4)

2018年11月03日 | チェロ
 3楽章、ピチカートが続くが、右腕のすね?ってなんて言うんだろう?(「右手前腕」か)痛くなってだんだん弾けなくなってしまう。
 チェロのピチカートは普通中指ばかり使うと思うのだが、僕だけじゃないよね。どういうわけか、ヴァイオリンは人差し指を使うことが多いらしい。ヴァイオリンはチェロと違って、ピチカートの時、弓が立っていて、重さを指で支えなくていいからだと思う。チェロが中指を立てているからっていっても、別に変な意味はない。
 中指ばかりでピチカートをやっていると筋肉がおかしくなってしまうので、親指を積極的に使うことにした。Gの解放はすべて、それから、Cの解放、Dと下はできるだけ親指を使う。難しいが、これだけで中指の疲労が違うのだ。練習しなきゃ。