全社協 被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターより、災害ボランティア関係情報を掲載しています。

4月4日の活動状況、支援者の動き等

2007年04月05日 14時26分07秒 | H19.3.25 能登半島地震
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平成19年度 福祉救援・災害ボランティア情報(第4号)

『能登半島地震の災害について』

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            平成19年4月5日(木)14時00分発行
            全国社会福祉協議会 地域福祉部
            全国ボランティア活動振興センター
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 石川県
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 4月4日(水)のボランティアによる被災地での支援活動実績です。

■■穴水町■■
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「穴水町災害対策ボランティア現地本部」
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 ニーズ把握(声かけ)、ゴミ分別・収集等の活動が行われ
ました。
  ボランティア受付人数  109人


■■輪島市(旧輪島市)■■
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「輪島市災害ボランティアセンター輪島」(旧輪島市)
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 チラシのポスティング、屋内外の片付け、物資整理、炊きだし等
が行われました。
  ボランティア受付人数  102人 


■■輪島市(旧門前町)■■
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「輪島市災害ボランティアセンター門前」(旧門前町)
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 配食の手伝い、ボランティアセンター引越作業等の活動が行われ
ました。
  ボランティア受付人数  308人

※雪のため、11:30で屋外活動は中止となりました。


■■七尾市■■
 七尾市社協ボランティアセンターが、3月31日(土)・4月1日
(日)に職員とボランティアで被災者宅を訪問し、ニーズ調査を実
施しました。約30件の依頼があり、市内のボランティアや民生委員
が市の災害対策本部と連携しながら対応しました。
 現在、積み残しニーズはなく、引きつづき民生委員と地域福祉推
進委員で見守り活動を続けています。


 また、県災害対策ボランティア本部が募集した「能登応援ボラン
ティア」のシャトルバスも運行され、輪島市(旧門前町)等にて
342人のボランティアが活動しました。


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支援者の動き
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◆東海・北陸ブロックの動き

 東海・北陸ブロックからは、3月28日以降、シフトを組んでの応
援人員を上記3箇所の災害ボランティアセンターに3~6名体制で派
遣を行っています。
 今後の派遣については、18日(水)までローテーションを予定し
ています。また、現地での引継等の円滑化のため、2泊3日のスパン
を3泊4日に変更して再調整をしています。

4月4日(水)の東海・北陸ブロック派遣人数
 ○穴水現地本部 3名
 ○センター輪島 3名
 ○センター門前 6名


◆災害ボランティア活動支援プロジェクト会議

 災害ボランティア活動支援プロジェクト会議は、全国から被災地
のボランティアセンターに対して、災害ボランティアセンター運営
の経験者を中心に派遣し、センター運営支援や連絡調整にあたって
います。4月5日現在、大分県社協・青森県社協・宮城県社協や、
JPCom、コラボねっと、レスキューストックヤード、にいがた災害
ボランティアネットワークなどから支援者が派遣されています。


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うるうるパックの作成と送付
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 「うるうるパック」は、被災地域の方々が必要とする物資を一旦
県外で集約し、各世帯に配付できるようにパックしてお届けするも
ので、災害ボランティア活動支援プロジェクト会議が発案し、日本
経団連と1%クラブ会員企業の協力を得て被災者支援に活用されて
います。
 今回の能登半島地震に際しては、以下のパックの準備が進行して
います。

<第1弾: 基本パック>
●数 量:  5000パック
●配付先:  各地域の避難所、被災住民、高齢者世帯など
●パック作業:4月6日(金)、7日(土)
        レスキューストックヤード(愛知県)にて
       4月7日(土)作業後、現地へ向けて配送
       4月8日(日)配布開始
       *なお、基本パックは長期的に活用する。
●内容案:  ①タオル、②石鹸、③ウエットティシュ、④軍手、
       ⑤お菓子、⑥その他、⑦パック用袋
<第2弾:始業式応援パック>
●数 量:  1000パック
●配付先:  被災地の小学校(1年から6年もしくは、低学年)
●パック作業:4月7日(土)まで
        日本経団連1%クラブ(東京都内)でパック化
       4月9日(月)原則、この日で配布完了
●内容案:  ①文具(鉛筆、ノート、消しゴム、など)、
       ②お菓子、 ③その他、④パック用袋
<第3弾:生活応援パック>
*第1弾、第2弾の終了後に調整します。仮設住宅生活者・半壊家
 庭などを配付先に想定しています。


<ご参考-「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」とは>

 企業・社会福祉協議会・NPO・共同募金会が協働し、被災地主
体のボランティア活動に寄与するため、2005年1月に設置された。
これまでに新潟中越地震時の災害ボランティア活動の状況調査、被
災地のNPOへの助成、会議・フォーラムの開催などの活動を行っ
ている。また、2006年夏、長野県、鹿児島県で発生した豪雨水害時
には、現地災害ボランティアセンターの側面的支援などを行ってい
る。

●災害ボランティア活動支援プロジェクト会議構成団体(順不同)
日本経団連1%クラブ、青森県社会福祉協議会・ボランティア・市
民活動センター、神奈川県共同募金会、JP Com、シャンティ国際
ボランティア会、全国社会福祉協議会、日本NPOセンター、福井
県共同募金会、三井住友海上火災、レスキューストックヤード、コ
ラボねっと、中央共同募金会



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