goo blog サービス終了のお知らせ 

vÅv do it blog

ヴぁヴのdoでitなっぶろぐってかんぢ♡                    ♡

千葉ロッテ5年ぶり4度目日本一!!!球史に残る下克上 ☆

2010-11-08 00:00:00 | sports

千葉ロッテ5年ぶり4度目日本一!!!球史に残る下克上

  プロ野球日本シリーズ(中日7-8ロッテ=延長十二回、第7戦、ロッテ4勝2敗1分、7日、ナゴヤドーム)5年ぶりの日本一だ。その瞬間、西村監督の険しかった顔が一転、柔和になった。指揮官が喜びを爆発させる選手の輪にゆっくりと向かう。2試合で10時間39分の死闘。日本シリーズ進出を決めたときと同じ、3度宙に舞った。2008年の西武・渡辺監督以来、就任1年目での快挙。応援してくれたロッテファンに何度も頭を下げた。

 「よくここまでたどり着けました。みんなの力ですね。最初から選手を信じただけ。チームスローガンの和のとおり、みんなが一つになれた」

 何度も訪れたがけっぷちにも負けなかった。開幕後スタートダッシュに成功したが、5月には唐川ら主力選手の故障が続出。夏場には7連敗を喫し、シーズン残り3試合は1試合でも負ければ4位の危機だった。それでも窮地に追い込まれるたび繰り返したのは「選手を信じて戦います」。この言葉だった。

 「1カ月前、負けたら終わりの状況からよく選手たちはやってくれました。日本一は強い気持ちを持ってプレーしてくれた結果です」

 選手を信じ、人に感謝し続け迎えた最高のフィナーレ。リーグ3位から史上初の日本一へ。自ら掲げたチームスローガンの“和”が、結実した瞬間だった☆

・*:..。o○☆*゜Congratulations!!!・*:..。o○☆*

ロッテ歓喜の祝勝会3200本で乾杯!!歓喜の祝勝会が名古屋市内のホテルで行われ、恒例のビールかけで選手たちが喜びを爆発させた。午前1時ごろに、選手会長のサブローの「日本一、おめでとう」の音頭で始まり、用意されたビール3200本があっという間に泡と消えた。

プロ野球:日本シリーズ 千葉ロッテ日本一 21日に優勝パレード /千葉毎日新聞

千葉ロッテ日本一 県内のセールにファン殺到- 47NEWS
【臨時増刊】「千葉ロッテ日本一」10日発売- サンケイスポーツ
ロッテ 和製ベストメンバーで日韓CCへ- スポーツニッポン
読売新聞 - 東京新聞
関連記事 92 件 »


ザッケローニJAPAN 就任会見

2010-09-01 00:00:00 | sports
ザッケローニJAPAN 就任会見
 サッカー日本代表の次期監督に就任したアルベルト・ザッケローニ氏(57)が31日、都内で行われた就任記者会見で「(日本を率いる)チャンスがきて嬉しかった」と現在の心境を語った。

 同氏は日本代表を率いることについて「日本協会から話が来た時に、すぐにでもチャレンジしたい気持ちになりました。これから仕事はたくさんある。喜んでやっていきたい」と抱負を述べたが、「関係者やファンからサポートが必要だ」と周囲の協力も求めた。

 就任要請を受諾した理由を「(イタリアの)セリエAは一番激しいリーグで優勝も遂げたが、さらに大きな挑戦を経験するには代表監督の仕事をしたかった」と明かし、「日本と一緒に伸びていける」と代表チームの成長を期待した。

 ザッケローニ氏は30歳で指導者の道を歩み始め、セリエひと筋。98-99年シーズンにはACミランをセリエA優勝に導き、その後もインテル・ミラノ、ユベントスといった名門の監督を歴任した。堅守を軸とするクラブが多いイタリアにあって、攻撃的なサッカーを志向。06年のトリノ監督時代にFW大黒(現FC東京)を指導したこともある。

ザッケローニ新代表監督「非常に嬉しい」- 日刊スポーツ
ザッケローニ氏が就任会見「チャンスできた」- サンケイスポーツ
「バランスあるチームに」=ザッケローニ新監督一問一答- 時事通信
毎日新聞 - デイリースポーツ
関連記事 331 件 »


スペイン初V!!!

2010-07-13 07:00:00 | sports
スペイン初V!!!
 南アフリカW杯決勝(スペイン1-0オランダ、11日、ヨハネスブルク)2008年サッカー欧州選手権王者のスペインが延長戦の末、オランダを1-0で撃破して初優勝を飾った。史上8カ国目の世界王者に導いたのはMFアンドレス・イニエスタ(26)=バルセロナ。亡き友にささげる決勝弾でもあった。1カ月間繰り広げられた祭典は幕を閉じ、次回14年大会は64年ぶりにブラジルで開催される。
 

 120分、いや1カ月の激闘の終わりを告げる笛に、イレブンは精根尽き果てたように倒れた。DFプジョルが絶叫すれば、胴上げされたデルボスケ監督は2度、3度とヨハネスブルクの夜空に舞った。

 「僕たちはすべてを出し切った。この気持ちは言葉にできない。家族やみんなのおかげだ」

 涙まじりにほほ笑んだのは、悲願の初優勝を導いたMFイニエスタだ。0-0の延長後半11分、MFセスクのパスを右足ボレーでゴールに突き刺し、試合を決めた。

 決勝弾直後には、「ダニ・ハルケ、君はいつも一緒にいる」と記されたアンダーシャツを誇示した。昨年8月、MF中村俊輔も所属していたエスパニョール時代のDFハルケは、遠征先のイタリアで26歳で急死。将来の代表候補の死に、スペイン中が衝撃に包まれた。同世代のライバルで、U-21代表ではともに戦った親友に「勝利をささげたい」と、イニエスタは声を詰まらせた。敗れた初戦・スイス戦後にはミーティングで「ハルケのためにも団結して戦おう!」と訴えていた。

 『無敵艦隊』と称されながら、W杯では優勝に縁がなかった。歴史的な国内の民族間の対立が、チーム内にも影を落とすことが一因とされた。しかし、親友への思いに燃える男の姿に、熱くならない者はいない。警告覚悟でユニホームを脱いだパフォーマンスも、結束を導いた親友へのお礼だった。

 44年ぶりに優勝した08年欧州選手権で見いだした華麗なパスサッカーを貫いた。大会通算8得点での優勝は史上最少だが、引いて守った結果ではない。初戦を落としながら優勝にたどりついたのも史上初だ。「美しいサッカーこそ勝利にふさわしい。このスタイルは、これからも継承され続けるだろう」とデルボスケ監督は胸を張った。

 『無敵艦隊』とは本来、スペイン大艦隊を撃破した英国人が皮肉を込めて作った言葉だ。しかし、8万4490の大観衆はこの夜、真の『無敵艦隊』となったスペイン代表を確かに見届けた。

スペインオランダ下し初優勝/決勝- 日刊スポーツ
イニエスタ弾で悲願V!スペイン美しく頂点に- スポーツニッポン
スペイン初V!親友に捧げたイニエスタ弾 (1/2ページ)- サンケイスポーツ
時事通信 - 読売新聞
関連記事 195 件 »


日本 PK戦 敗退 歴史は次のW杯で…

2010-06-30 02:00:00 | sports

日本 PK戦 敗退 歴史は次のW杯で…

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日は29日、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で決勝トーナメント1回戦を行い、日本は初のベスト8進出を目指し、パラグアイと対戦。0―0のまま、延長戦でも決着がつかず、今大会初のPK戦に突入。PK3―5で惜しくも敗れた。

 先攻のパラグアイは5人全員が決め、日本は3人目の駒野がクロスバーに当てて失敗した。

 日本は1トップの本田、GK川島ら全員が1次リーグ3試合と同じ先発メンバー。パラグアイは、攻守の要となるV・カセレスが出場停止。エースのサンタクルスのほか、右足負傷で「日本戦絶望」の情報もあったセンターバックのアルカラスもスタメンに名を連ね、ベニテス、オルティゴサが今大会初先発した。

 序盤からボールを支配したのはパラグアイ。日本は自陣で守る“我慢の時間帯”が続いたが、前半19分にはバリオスのシュートをGK川島が好セーブで防ぐなど、パラグアイに得点を許さず、逆に松井や本田が惜しいシュートを放つなど“見せ場”もつくった。

 後半、日本は岡崎、中村憲、玉田を次々に投入し、得点を狙ったが、結局120分戦って、両チームとも得点がなく、最後はPK戦で涙を飲んだ。。・゜・(*ノД`*)・゜・。 

FIFA ワールドカップ 2010: 日本 対 パラグアイ

パラグアイ 0 (5) : 0 (3) 日本 - ダイジェスト


日本!!!3ゴール!!!W杯!!!決勝T進出

2010-06-25 06:00:00 | sports
日本!!!3ゴール!!!W杯!!!決勝T進出
日本は前半17分、右サイド遠目の直接FKから本田が左足で無回転シュートを放ち、GKが横っ飛びするがゴール左隅に豪快に突き刺し大事な先制点を挙げた。さらに前半30分、ゴール正面で大久保が倒されて得たFKから遠藤が直接右足でシュートを放ち、壁の右上を巻いたボールはゴール右へ突き刺さりゴール。リードを2点に広げた。

 後半に入ると一進一退の攻防を続けていたが、後半36分エリア内で長谷部がアッガーを倒しPKの判定。キッカーをつとめたトマソンのシュートはGK川島がブロックするが跳ね返ったボールをトマソンがゴール右へ押し込まれ1点差に詰め寄られた。

 1点差に詰め寄られた日本は後半42分、エリア手前左で大久保のパスを受けた本田がフェイントでロメダールをかわしてエリア左へ進入。中央へ折り返し、走りこんだ岡崎が左足でゴール右へ流し込み3-1とし、そのまま試合終了となった。

 E組の日本は1次リーグを2勝1敗、勝ち点6で見事決勝トーナメント進出を果たした。E組の最終順位は1位オランダ(勝ち点9)、2位日本(勝ち点6)、3位デンマーク(勝ち点3)、4位カメルーン(勝ち点0)となった。


田武史・日本代表監督の話

「選手が集中を切らさずに頑張ってくれた。これがまず最初の目標。ある意味、ほっとしている。次はかなり強い相手なのでチャレンジしないといけない」

デンマーク・オルセン監督

「ートは良かったが、全体としてはひどかった。こういう結果になる必然性はなかっ、スタサッカーとはこういうものだ。セットプレー二つで流れが決まった」

- 関連記事 230 件 »

FIFA ワールドカップ 2010: 日本 対 デンマーク

デンマーク 1 : 3 日本    
グループ E 試合 +/- 勝点
オランダ 3 3 0 0 5 1 +4 9
日本 3 2 0 1 4 2 +2 6
デンマーク 3 1 0 2 3 6 -3 3
カメルーン 3 0 0 3 2 5 -3 0


サッカーW杯 日本 オランダに惜敗

2010-06-19 23:00:00 | sports
サッカーW杯 日本 オランダに惜敗 
サッカーW杯・南アフリカ大会第9日(19日、ダーバン競技場)1次リーグE組の日本はオランダに0-1で敗れた。日本は1勝1敗で勝ち点3のまま、24日のデンマーク戦で1次リーグ突破をかける。

 前半は0-0で折り返し、両チームとも後半スタートではメンバー変更なし。後半8分、左サイドから入ったボールをゴール前の闘莉王が頭でクリアするがエリア左でファンペルシーが拾い後方へパス。走り込んだスナイダーが、直接放ったシュートはGK川島の手に触れたが、ボールはゴールに吸い込まれた。

 後半19分、松井に替えて中村俊輔を投入。俊輔は今大会初出場。後半32分には長谷部に替えて岡崎、大久保に替えて玉田を投入し3人の交代枠を使い切った。その後も再三のチャンスはあったものの、オランダからゴールを奪うことはできなかった。

 日本は敗れて1勝1敗で勝ち点3のまま。24日のデンマーク戦で1次リーグ突破をかける。オランダは2連勝で勝ち点6となり、このあと行われるカメルーン-デンマーク戦で、デンマークが勝つか引き分け以上で、決勝トーナメント進出一番乗りとなる。ヾ(o´Д`)ノ″ヵゞωバяё☆

関連記事 217 件 »

FIFA ワールドカップ 2010: 日本 対 オランダ

オランダ 1 : 0 日本 - ダイジェスト
グループ E 試合 勝点
オランダ 2 2 0 0 6
日本 2 1 0 1 3
デンマーク 2 1 0 1 3
カメルーン 2 0 0 2 0


南アフリカW杯・初戦に勝利!!! 本田V弾!カメ撃破!

2010-06-15 01:00:00 | sports
南アフリカW杯・初戦に勝利!!! 本田V弾!カメ撃破!
 南アフリカW杯・1次リーグ第4日(14日、日本1-0カメルーン、ブルームフォンテーン)金狼が決めた!! サッカー日本代表は1次リーグE組でカメルーンに1-0と勝利。4度目の出場で初めて初戦に勝利した。1トップで先発したMF本田圭佑(24)が前半39分、MF松井大輔(29)の右クロスを左足で押し込み、先制点。3月3日のバーレーン戦以来となる自身の代表5ゴール目で、その名を世界に響かせた。本田はこの試合のMVPに選ばれた。
 
キタ─ ̄─_─ ̄─.。゜+. (○´_ω`从´ω_`●).。゜+. ─ ̄─_─ ̄─ !!!

「『点を決めろ』というシンプルな指示だった。ここ最近は決められていなかったけど、きのう(13日)は(24歳の)誕生日だったんで、まぁ“持ってる”ってことで」

 本田節が炸裂(さくれつ)だ。前半39分、ワンチャンスを逃さなかった。右サイドを突破したMF松井のクロスにFW大久保が飛び込むのを確認し、ファーサイドで待ちかまえた。足下に転がり込んだ球を冷静にトラップすると、左足で押し込んだ。これが本田のファーストシュート。欧州で磨き続けた嗅覚(きゅうかく)で、勝負どころをかぎ取った。

 余裕の笑みで仲間の手荒い祝福を受けると、胸を張ってピッチを横切り、サイドラインで待つ控えメンバーの輪にダイブ。岡田監督に「早く戻れ!!」と説教を食らったが、それもご愛きょうだ。

 6日に南ア入り後、体の強さとキープ力を買われ、ぶっつけ本番で1トップに抜てきされた。この試合も38分間は何もできなかったが、1プレーで主役をかっさらう勝負強さが真骨頂だ。

 存在価値を示す一撃で、迷走続きだった岡田ジャパンをよみがえらせた。夕闇のアフリカ大地に響いた金狼の咆哮。次は19日にFIFAランク4位(日本は45位)の強豪オランダとの対戦が待ち受けるが、ひるみはしない。世界を震撼(しんかん)させてみせる。(*´∀`人)嬉☆*。+゜*・。゜*

http://www.jfa.or.jp/

- 関連記事 248 件 »


ジェフ千葉 屈辱の最下位

2009-12-05 22:00:00 | sports

12月5日(土) 2009 J1リーグ戦 第34節
G大阪 2 - 0 千葉 (15:33/万博/20,031人)

毎年のことながら『Jリーグ最終戦』には特別な雰囲気が漂う。それは『優勝』や『残留』を争っていることが影響していることももちろんあるが、何より1年を通して作り上げてきたチーム、仲間との最後の試合ということが、選手の胸に他の試合とは違う『特別』な気持ちを抱かせるのだろう。

          ……総括……

昨年、最終節で奇跡の残留を果たし、日本リーグ時代から44年間守り続けてきた“1部”という砦が、ついに陥落だ。なぜ、こんなことになったのか。

オシム氏の代表監督就任とともに千葉の凋落が始まった。

 J2降格へのカウントダウンは、2006年シーズン半ば、オシムが代表監督に就任した時から始まった。

 息子アマルが監督を引き継いだが結果は出ず、そのシーズンは11位に終わり、オフには淀川前社長への不信感からチームの柱だった阿部勇樹と坂本将貴がチームを去った。'07年オフには、脱オシムを掲げた同社長に対して「チームの方向性が見えない」と主力の羽生直剛、佐藤勇人、水本裕貴、山岸智、水野晃樹らが大量移籍するという異例の事態に陥った。オシム子飼いの選手たちがチームを去り、「最も美しい」と言われたサッカーも失われてしまったのである。

 主力放出でクラブは潤ったが、それをチーム再生のため、戦力補強として十分に活用しなかった。そのツケが出たのが、'08年シーズンだった。クゼ新監督は、5節から7連敗を喫し、11節まで勝ち点2の最下位という惨憺たる成績で解任された。ドン底の状況で、アレックス・ミラーが監督に就任。超守備的で勝ち点にこだわるサッカーに徹し、サポーターと一体となって8勝7敗6分で乗り切り、なんとか残留を決めた。

なぜ昨年の残留騒動からもっと学ばなかったのか?

 本来であれば、このシーズンの結果を検証し、同じ過ちを繰り返さないために十分な戦力補強と新たなスタイルを構築するための監督の招聘こそが必要不可欠だった。しかし、劇的なJ1残留を決めた勢いのままミラーを続投させ、最大のウィークポイントである攻撃陣のテコ入れも行なわれなかった。

 今シーズン、ミラー監督は、アウェイでは守備的、ホームでは攻撃的というプレミア・スタンダードで、選手を入れ替えて戦った。だが、それはわずか23名という選手層の薄い千葉では、いたずらに混乱を招くだけだった。結果が出ず、チーム内から大きな不満が燻り始め、7月末に4勝8敗7分(16位)という成績でミラー監督は解任された。すぐにコーチの江尻篤彦が新監督に昇格し、OBの手腕にすべてが託されることとなった。

 サポーターはもちろん、選手もここからの巻き返しを期待した。昨シーズンも監督交代を機に調子を掴み、最下位からはい上がったからだ。

 だが、そうは甘くなかった。

江尻新監督はオシム流サッカーの再興を目指したが……。

 江尻監督は、オシムの流れを汲むサッカーを復活させようとした。

 長期ヴィジョンに立った上でのチーム作りだが、そのサッカーが形を成すまでには時間が必要で、残留争いから逃れるべくすぐに“勝ち点3”を必要としていたチーム状況にはそぐわないものだった。

 しかも戦い方に一貫性がなく、選手たちは迷いながらプレーしていた。単純なミスから失点を重ね、得点力不足も深刻化した。6月末にFWネット・バイアーノを獲得したものの勝利した大分戦以降、14試合で2点以上取れた試合は、わずか2試合。得点力不足は選手の力量もあるが、行き当たりばったりの攻撃で攻めの型が見えなかったせいでもある。ミラーが堅守速攻に徹し、選手も「勝ち点のため、残留のため」と受け入れ、勝ちながら自信を取り戻して残留した昨シーズンとは、あまりにも対照的だ。

ここ一番の大事な試合を次々と落としていくジェフ。

 大事な“運”にも江尻監督は、見離されている。

 残留争いで負けられない21節の柏戦、23節の大宮戦、24節F・マリノス戦は痛恨の引き分け。27節の残留決戦となった山形戦は同点に追い付いた3分後に決勝点を入れられて敗れた。采配も26節の神戸戦では終了間際にドローに持ち込む粘り強さを発揮したが、29節の京都戦ではセットプレーの前、中後雅喜に代えて斎藤大輔を入れた途端に失点し、ドローにされて裏目に出た。

 ここという大事な試合を勝ち切れないのである。新監督就任後、リーグ戦11試合6敗5分、17節以降の折り返し順位では最下位となった。

「最後まで逃げずに、今までやってきたことを貫いていくだけです」

 ここ数試合、試合後に語る江尻監督のセリフだ。指揮官としての潔さは感じる。シーズン当初からであれば、可能性を見出せたかもしれない。しかし、江尻監督のミッションは、残留である。勝ち点を得るために、より現実的な手を打つことが必要だったはずだ。チームの成熟を待つという余裕など、なかったはずである。

助っ人外国人選手の補強はなぜ失敗し続けたのか?

 戦力的には、核になる日本人選手の不在と外国籍選手の不発が大きかった。

 選手層が薄いため、助っ人の活躍は不可欠だったが、途中加入で期待されたFWネット・バイアーノはベンチが指定席になり、MFアレックス、ミシュウも完全なレギュラーではなく、相手の脅威にならなかった。唯一のレギュラーのボスナーは、センターバックである。しかも0-3で惨敗した30節の鹿島戦では、出場した2人の外国籍選手はともに最終ラインにいた。得点力不足に悩む下位のチームとは思えない苦しい布陣だ。ちなみに毎年残留争いをしていた大宮はその反省を生かし、シーズン半ばにはFWラファエルら優秀な攻撃陣を獲得している。彼らは大活躍し、残留は決定だ。

ではフロント陣は残留するため本当に全力を尽くしたか?

 フロントからも何がなんでも残留するという強いメッセージは感じられなかった。

 かつて東京ヴェルディは'01年セカンドステージ、残留争いの渦中にいたが、残り5試合のために約3千万円でFWエジムンドを獲得。彼の活躍などで3勝1敗1分で乗り切り、執念で残留を果たした。そうした即効薬となる補強もせず、10月末には早々に「江尻続投」の方針を打ち出した。一方、9月末には選手の信頼が厚い昼田宗昭・強化シニアマネージャーを解任。江尻監督の来季続投に反対したための解任ではないかなど噂が様々に流れたが、選手には解任当日まで連絡がなかったという。フロント、選手、スタッフが結束して「1部死守」という目標へと邁進しないといけない時期に、選手の不安を煽るような人事を断行する必要は果たしてあったのだろうか?

「フクアリ劇場」でのファンの情熱は、結局報われないのか。

 昨年、最終戦で残留した時、巻誠一郎は「こんな想いは二度としたくない。来年はこの経験を活かして、サポーターを喜ばせるようなシーズンにしたい」と言った。だが、今シーズンの状況は、昨シーズンの教訓がまったく活かされず、クラブが必然的に招いたものとしか思えない。結局オシム以降、クラブは改革で後手にまわり続け、優秀な人材を次々と失い、明確な未来を描けなかったのだ。 

 こんな状況をサポーターは、どう受け止めているのだろうか。彼らは、昨シーズンは「残留」、今シーズンは「1部死守」の大横断幕を掲げ応援してきた。その姿勢はフクアリを訪れる人々の心を掴み、スタジアムを一体化し、「フクアリ劇場」とも呼ばれる独特の空間までをも生みだしていた。そのファンの思いが昨シーズンの奇跡を生んだと言ってもいい。そんなサポーターに対して、巻は「勝てなくて申し訳ない」と目に涙をためて言う。しかし、選手は本当に彼らの熱意に応えただろうか。オシム時代のように、昨年、残留を決めたFC東京戦のように、倒れるまで必死に戦った選手は、どれくらいいただろう。選手はプロとして、それを自らの胸にもう1度問うべきなのかもしれない。来年はJ2で、これまで支えてくれたサポーターに意地を見せ、伝統ある黄色のユニフォームを纏った自分たちのプライドを取り戻す戦いになる。


 このまま“負け犬”で終ってしまっては、ジェフ千葉の未来に何も繋がらない。


 


日本E組 南アW杯相手決定!!!

2009-12-05 07:00:00 | sports
日本E組 南アW杯相手決定!!!
抽選会場に到着した岡田監督(右)。目標に掲げる世界の4強に向け、1次リーグの対戦相手が決定した(共同)

 【ケープタウン(南アフリカ)4日=志田健】サッカーの2010年W杯南アフリカ大会(6月11日~7月11日)の組み合わせ抽選会が4日(日本時間5日)に行われ、最新FIFAランク43位の日本代表は1次リーグで同3位のオランダ、11位のカメルーン、26位のデンマークと同じE組に決定した。目標に掲げる4強入りへの第一関門は、上位2チームが突破。決勝トーナメントに進出する。

1次リーグ
A組 B組 C組 D組
南アフリカ アルゼンチン イングランド ドイツ
メキシコ ナイジェリア アメリカ オーストラリア
ウルグアイ 韓 国 アルジェリア セルビア
フランス ギリシャ スロベニア ガーナ
E組 F組 G組 H組
オランダ イタリア ブラジル スペイン
デンマーク パラグアイ 北朝鮮 スイス
日 本 ニュージーランド コートジボワール ホンジュラス
カメルーン スロバキア ポルトガル チ リ