大航海時代初心者日記。→大航海星空日記。

マリィナ=ファリエル@NOTOS のんびりだらだら――のんだら系。

にっち。

2007-02-19 10:35:04 | その他
Ciao,マリィナです。今日の話題は商会ショップを絡めた交易品の取引について少々。

 私のような初心者とも中級者ともつかぬにんげんに交易品の取引について語るアタマがあるかどうかは、このさい不問に処してください(笑)

 交易品は近海交易をするよりも、そこで購入した品物を遠くに持って行けば、ふつうは高値で売れます。遠くとは、たとえば地中海のヴェネツィアだったら東地中海の奥、黒海沿岸、もしくはセビリアやリスボンあたりは中距離でしょう。ロンドンやアムステルダムは、海域が広がったおかげで中距離に含まれてしまうといえるかもしれませんが、遠くといえると思います。
 もちろん南米とか東アフリカとか、インド方面になると、文化面でも遠く隔たっていますから、完全に遠方です。

 そこにあるものをそこにない場所に持って行くと高い値段で取引できるのは、商売の基本です。『そこにない→だから欲しい』という流れになるとなおさらです。
 このことはずいぶん前のブログにもちらっと書きました。今回はそれを推し進めて商会と絡めてみます。

 商会は商会管理局の設置されている港で設立できます(本拠地以外の主要都市にもあります)。基本的に、商会に加盟するのも設立するのも国籍は不問です。商会の趣旨によって同国人のみとか、倉庫代わりの利用とかいった変化も付けられます。

 商会には『商会ショップ』があって、そこに交易品や装備品などの品物を三点まで出展し、売りに出すことができます。値段もある程度自由に付けられるので、法外な値段を付けておいて買われないようにすれば三点まで自分の荷物を預けておけるのです。これが「倉庫代わりに使う」です。

 で、今日の話題はー。

 私が加盟したアムステルダムの商会ですけれども。
 私はヴェネツィア国籍で、ヴェネツィア近辺の商会に加盟していました。しばらく前からずっとロンドン、アムステルダム方面で活動をしているので、なかなか地中海には帰らなかったのですけれど、北海地方で簡単に手に入る材料で作れる道具などを、地中海に戻って商会ショップにおいておくと、少々高めでも結構すぐ売れるんです。
 それはやっぱりスキルがなければ生産できないこと、現地に出かけ、材料を集め、生産するという一仕事を省ける便利さのためだと思います。

 近海で手に入らない材料で製作しなければならない道具などがあればなおさらです。

 アムステルダムの商会に私が加盟しているということは、北海地方で手に入らない材料を地中海で仕入れ、アムステルダムの商会ショップに入れておけば、高く売れる確率が大きいわけです。

 地中海に限らず遠くの品物であれば高く売れますので、商会ショップには非常に遠方で手にはいる品物が並んでいますが、これも気をつけなければなりません。

 そもそも遠方でしか手に入らないものは、遠方にわざわざ行くわけですから手間暇がかかります。行くだけで二時間くらいかかるような遠くですから、ショップに入ったときに付けられる値段もかなりの高額になります。
 また、高値で売れることが分かっているのでショップの多くに同じものが陳列される傾向があります。もちろん倉庫代わりに使っているかもしれませんけれども。
 そうした場合値段の付け方に気をつけないと、いつまでも売れないです。同じ港の商会だけでなく、別の港の商会ショップもある程度頭に入れておかないといつまで経ってもはけない出展品になってしまいます。
 つまり、高値で売れるというのは少し語弊があり、本当は「高い値段を付けても法外でない」なのですね。

 初心者としては遠方の品物に手を出す前に、隙間を狙った利益を上げる方法を模索したいところです。
 生産に必要な物資や消耗品などは意外に作りにくいことがあります。すでに書いたように北海で手に入り地中海にはないもの、またその逆を利用すれば、消耗品の中にも地方によって非常に作りにくい道具があるのが分かります。そういうのを陳列してみるとか。
 また生産しなくてもよいのです。
 材料をショップにおけば、加工品よりも利用法が広いので売れるはずです。

 ただし、そうした出展はお金が手にはいるだけで交易経験や名声は入りませんので、そちらを稼ぎたいときは交易所を利用しましょう。

 ニッチ。いいかえれば「かゆいところに手が届く」。これって結構大事ですね。

【きのうのせんちょう】
 途中で寝落ちしてしまいました(笑)が、結構やりたいことが進みました。鋳造を進めて熟練度を結構得ました。材料とできあがった生産品の数量的なバランスを考えて作っていきましたが、それでも積載量があふれてしまいました。よくありますよねー。ちょこちょこ売りながら作ると結構イイかもです。
 また、追加大スパンカーとメインステイスルを制作しました。これはヴェネツィアに帰ってちょっとだけ作ったのですけど、自宅の麻生地と木材の在庫もだんだん少なくなってきたので、仕入れてこないとなりません。
 交易品をもう一つ入れられる家具があると楽なのですがー…。

 今日の記事を実践するべく、アムスの商会ショップに陳列するための商品を購入しにいくついでに、ジュエルターバンの制作をすることにしましたのでターバンも買いました。一個は自分用にするつもり。
 ジュエルターバンも好きですけど、フェズも好きなんですよねー。つくれないのかなぁ。

 でわ~☆