川村記念美術館に行く。
珍しく夫婦でだ。これからは近所であるこの場所を、3回にわたって写真を掲載する。
まず、池。湧水のみを水源にしているのだろうか。奥の方に行くと水量が結構多いのだ。ここは、里山、湧き水を利用した谷津田の多い典型的な農村景観の地域だ。水辺の樹木には葉はなく、すでに裸梢をさらしている。水面に浮かぶコハクチョウ2羽とモミジの写真。特別にオシドリ夫婦のような情景を狙ったわけではなかったが、ややミーハー気分でスナップ写真を撮った。こちら側の見晴らしのいい場所に藤棚があり、その下で当日おじさんおばさんのシニア相手の写生会があって、そこで引率の先生が水彩画の指導をしている。で、私物の盗難防止だろう、たまに目を光らせる。
わたしが水鳥の撮影でアングルを探しうろうろしているとなにか不審そうに見えていたようである。第三者の目で見ると、そうおもう自分自身も哀しい存在なのだが。