うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

またまた、庭いじりー株分け、ナチュラルガーデン

2008年01月02日 17時56分17秒 | わたしの日常です。
 今日も庭弄り。一年の最後の日と初めの日をこんなことで費やすのもどうかとは思うけれど、これがわたしの歳末と正月の現実だ。社会の儀礼とか慣習とか、華やかなこと派手なことに飽きてきたのかな。
 ちなみに、昨年と同様に今年も年賀状は来てから出すことにしている。以前は業務用も兼ねて大量に書いていたもの。それも、オリジナルをモットーにして、はんこや年賀状ソフトのみではしょうがないだろうと、近況報告、手書き、具体的な文意のある挨拶状にしていた。今年も来てから出すつもりだ。(皆さん、悪しからず、お願いいたします)
 
 ガーデニング資材をあまり買わないようにしている。わたしの場合には、用土では鹿沼土・赤玉土、肥料関係は化成肥料・苦土石灰のみであり、赤土はこの地元こそ、農産物生産の土地柄、野菜つくりに適した良い土壌が身近にあり現地調達をする。挿し木・播種床は発泡スチロールのトロ箱をスーパーに行ってもらってくる。植木鉢などの容器は、安く軽量なのでプラスチックのものを各園芸取扱い店で調べて購入する。これは草花・植木苗のように季節ごとのセールをしないので、事前に、鉢の素材ごとにその店のストックを大体チェックしてある。
 植え付けに使う培養土は、原則として買わない。その都度、手持ちの土を混ぜて使うのだ。
 実はほかに、水やりが大変なのである。水道代が高くつくのだ。わたしはそこで、百円ショップで買った強化プラスチックのもの(盥状.25ℓ)を利用し降雨時に溜めて使う。暑い夏にはやむを得ずホースを引っぱり、朝晩のどちらかに根元に灌水し、空中湿度が低い場合は植物全体に葉水をかける。

 空いたプラ鉢、黒いビニールポット(BP)10.5cm、13.0cmには鉢底に発泡スチロールのかけらか石ころを敷き、あらかじめ剪定した枝葉などを積み作っておいた自家製の堆肥と用土をを入れて準備しておく。
 ヒメリンゴの種まき。これは昨年咲いた高さ2.3mのりんごの木の(津軽orふじ)の授粉樹として、スリット鉢植えを秋に用意する。これは、りんご村から を参考にしてください。びっしりついた実をプラ鉢3に果実ごと6個ほど埋める。発芽するか、はたまた実生でいいのかはやってみなければわからない。
 ギボウシの播種。実生は良くないとは聞いているが(本卦返り?)、いちおう試みてみる。唯一結実した大型葉白斑種の品種‘あけぼの’を5BPに蒔きつける。本来は株分けの方が簡単なのだが。
 今までは、春から秋口にかけては風にそよぎ晩秋は草紅葉(くさもみじ)として、楽しませてくれた風知草は、思わずいっぱい株分けする破目になった。親株としていた陶器の鉢から取り出すのに失敗し割ってしまった。鉢内に根がびっしり張り付き無理にこじ開けたもの。これには ちょっと、がっかり。プラ鉢3 、7BP+2BPで合計12鉢に分割した。春先に3鉢増やしたから、これで、15鉢か、今年の初夏にはおすすめとして知人に送ることができるかな。
 ハヤトウリ3ケは仕事先の工事現場で採ったもの。つる植物、きゅうりのように茎と葉を伸ばす。見かけは仏手柑と洋ナシをミックスしたような不思議な果実。漢字名は隼人瓜、味は淡白で漬物にして食用する。面白いことに、種は取り出さず実のまま、庭の一角に厚く土をかけて埋め込む。雑草のように生命力(求肥性)が強く、わたしとしては実は恐る恐るの気持ちだ。土地がやせていきほかの植物に養分がいかない予測をするのだ。
 6月に採取した自家製の種だが、ムラサキハナナをばら撒きする。この花は既に庭のあちこちにこぼれ種子で殖えて成葉をのばし今は時期は失しているが、裸地の部分に手のひら上で種子を土に混ぜておこなう。ちなみにムラサキハナナは、漢字名は紫花菜・花大根、藷葛菜。
 フイリノシランの栽培方法はまだまだ謎の部分があるが、蛇の髭に似てせっかくついた黒い実を実験的に2BPに種まきをする。

 ここで紹介した植物は、意外にも園芸店では種類と数が少なく完全には入手できない。これはコレクション。わたしは好きなこともあるが、こういった多年生、(球根植物)は一部の草花をのぞき洋風庭園 、特にそれをくずし日本的な四季の情趣を感じさせる、半自然風、ナチュラルガーデンにマッチングするものと思っている。いつかは画像にでも公開したいが、少々お待ちください。
 なお、栽培方法のご質問はいつでもどうぞ。また、わたし共の ガーデン用プランツの紹介(育成圃場) はこちらです。
 12月31日、わたしは思い切って近所の花屋さんで、サクラソウをプラ鉢で買う。赤紫色1、淡いピンク3で¥1,116、 炎のごとき真紅のガーデンシクラメン1¥380 ,早速、鉢皿を用意して玄関に並べる。配置は既に考えてあるので置くだけだ。カラーコーディネートもOKだ。これで、わが家のコンテナガーデンは完成である。
       
 ※謹んで訂正します。ギボウシの項目(本卦返り?) ⇒先祖がえり

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1 コメント

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新年のご挨拶 (rick papa)
2008-01-02 18:27:31
うざね博士さん 明けましておめでとうございます。昨年は無沙汰ばかりの1年でしたが、本年も何卒宜しくお願い致します。色々詳しく書かれた記事を拝見しました。仰せの通り何でも金さえ出せば間に合う豊かな時代、物資の乏しい日本は海外からの輸入によって、殆どが賄われている事を誰もが忘れがちですよね。使える物は何でも使う直せる物は直して再利用、創意工夫で幾等でも利用出来ますものね。ケチとは違うものを大切にする精神を養いたいものです。

我が家では昨年から畑に使う堆肥に、何にでも出来る限り米糠を混ぜるように心掛けています。米糠はタダ同然で手に入る安易さもあり、また発酵させる事で土の改良に大変色々な効果がある事を知りました。身近で出来る簡単な方法は、これから大いに活用したいと思っています。うざね博士さんまだリンゴも栽培されて居られるようですね。またお邪魔させて戴きます。

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