うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシコーナーを巡る

2022年05月07日 04時18分24秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
最近はギボウシネタが続く、なにせギボウシという植物にとって今がいい季節なのでご勘弁を乞う。
 ここでは連休中、にホームセンターのギボウシコーナーを巡って来たのでアップする。
 商売敵ではなく敵情視察などという物騒なことではもちろんない。ホームセンターでは、他の樹木や草花と同じようにギボウシもどうせ消費者に対する価格面や利便性にはかなわない。大量廉価販売でどんな価格設定をしているのか。その場合は、したがって、品種も似かよってくる。この世界はコロナ禍前から山野草店はすたれてきている。今はどんな品種が流行っているかは苗圃で何が作られているかだし、その生産者も納入業者も限られてくる。店舗ではホームセンター担当者の好みやセンスと能力次第でギボウシの品種が並べられる。
 わたし自身は買うというよりも仕入れ感覚だ。
 ただ、注意しなければならないのは植木屋とか草花のごとくにギボウシも成株ではなく苗の状態で販売されていることだ。ギボウシの花の色も知らず大きくなった将来の草姿も知らずである。まあ、当たり前と言えば当たり前だ。鑑賞目的に限らずこの世界は育てる楽しみが必要だからである。

J・H千葉NT店
 何と言っても、この店は、アジアの東洋最大規模の店舗面積で商品展示のガーデン的なディスプレイも本格的だ。ショウアップが洒落ている。品数も多い。年に2,3回は品種群を入れ替えているか。1,2割り値段は高めか。ここは、大型鉢や新品種に高価なギボウシを積極的に取り入れている方か。
          
          
          

D八街店
 わが地元の園芸店ですが、展示のギボウシは一般的な品種だ。わたしはむしろ園芸材料を日常的に利用している。ただ、ここでは、数年前からは東北地方では山菜 “うるい” として売り出している。勿論、品種はあの オオバギボウシ だ。
             
            
          

J・H富里店
 前の店のチェーン展開の系列店だが、以前、ギボウシの蒐集を始めた頃には用土として関東ローム層である赤土を土嚢袋で買いに行った。
          
          
 ほかにギボウシ探しは地元周辺ではK八街店、佐倉店、東金店などなど。千葉市内の身障者団体が運営する花卉店舗もあるか。静岡県御殿場市の知る人ぞ知る園芸店は先代の後は展開が小規模だし、長野県の通販大手の店にも足を伸ばした。また、現在、ギボウシ協会の展示会(+即売会)も開催そのものが先行き不透明となっている。
 わたしは今まで国内を単身赴任をしながら特に東日本各地をのぞいてきたが、県別では茨城県が盛んであったと記憶している。この辺の情報は機会があったらいつか触れることにしよう。
 わたしは、それに地元の市場的な みのりの郷東金 をよく利用している。ここは千葉県内有数の植木や盆栽も生産地でギボウシなどは片手間で栽培していて出品しているが、札落ちが多くて困る。いい品種であれば無銘ギボウシとして購入するが、わたしとしては品種名の調査の難しさ、同定作業を考えるとむしろ敬遠気味である。わたし共の通販上の問題もあるが、品種名不明は個人的に嫌なのだ。

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