3月に入るとギボウシについての作業が忙しい。今年は、わたしには本来の業務との兼ね合いを考えると、どうやら寝る間もないようなちょっと大変な日々になりそうだ。ギボウシは、みずからの手で直接的に播種、株分けの方法で繁殖しポットで育成して販売しており、全部が自家栽培品だ。
『パトリオット』、『フランシー』 や斑入りギボウシの人気品種を 「業務用」 に多量に栽培する予定でいる。商品の荷姿は9.0 から10.5cmポットにしてグラウンドカバー屋さん、植木材料店経由などでオーダー数が10株単位で応じられるようにしたい。
※《追記》 ただし値段について、たまたま3/3書店で、建設業界の積算雑誌として一般にオーソライズされている今年3月号の ‘建設物価’ でギボウシの項目を見ると、東京地区の場合、形状寸法は10.5cmBPのみの指定で一株260円となっている。この場合、大体、ギボウシは品種無指定になるが、生産栽培的には播種繁殖による品種不明種になるはずだ。造園業界的に言えば、価格面はオーダー数量が何十株か千株単位になるので、あまり、日曜園芸の愛好者向きの単価ではない。このことは、わたしも、いずれそのうちに検討していきたい。
また、 『タマノカンザシ』系 の匂いギボウシや 『サムアンドサブスタンス』、『アバダバドウ』 などの類いの大葉のギボウシ、それに 『ゴールデンティアラ』 などの小型で青花系の芽数の多い品種の大株仕立て株の数量を殖やす予定だ。いづれも、庭やランドスケープデザインに利用していただきたい。また、これは付けたしですが、山菜好きなわたしとして、 うるい と俗に言われる 『オオバギボウシ』 を昨秋に14株程度が畝をつくり露地植えにしてあり、これは野菜としても収穫が楽しみなのだ。
金額面について、栽培技術上可能になったので、昨年の価格より15%から20%のプライスダウンを考えています。この先のブログサイトをご注目してください。ここでは、通販やホームセンターの販売のように植物を他から仕入れる卸売り的な動きはしていません。根っからの植物愛好家としてはオークションの対象にはしないつもりです。ところで、正直なところ、品種によっては、いまだ増殖育成中の品種もありその場合は少数になる可能性もあります。
現在、過去のデジカメ画像の蓄積の中から、デジブックとでも言おうか、ギボウシの品種ごとの写真集を作成するべく、鋭意、編集中です。ご要望の方はご連絡ください。
わたしたちは、従来通り引き続き、全面的にギボウシ専門の情報をWEB上に公開していきます。皆さん、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。画像は昨年のものです。
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寒河江(黄覆輪くろなみぎぼうし)
(大型大葉・淡黄緑色黄覆輪・白色花・・・芽出し;遅・成長度;中・伸長時期;春、初秋)
玉の簪
(大型大葉・緑色・白色芳香花(一重咲き) ・・・芽出し;早・成長度;早・伸長時期;春)
去年の春、3月下旬の芽出し状況です。
今までのギボウシの育成や栽培については、このサイト左側の、 カテゴリー [ギボウシ栽培日記] などをクリックするとご覧になれます。
なお、注文を受けてあつらえたのちに、ギボウシ出荷時の際はこのブログ上でご注文品を画像でアップし、実物を確認していただきます。
●ギボウシの販売は当ブログのみでおこなっております。価格面や数量については、お問い合わせするか、カテゴリー [草花ナーセリーWeb直販コーナー] をクリックし日々の書込み履歴をご確認願います。必ず、最新の情報をお確かめください。
購入の受付けやコメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。
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