うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

あれやこれやと、よしなしごとを・・・・・

2018年05月01日 05時49分04秒 | わたしの日常です。
ここでは、あれやこれやとよしなしごとを記す。もっか、わたし自身が気になっている日頃の課題をはっきりさせるために文章化してみる。ほとんど、偏見に満ちたモノローグになるだろう。ご笑読ねがう。
 もうすぐわたしは、連休明けに海外旅行にいく。台湾へ5泊6日だ。いちおう観光目的ではなくて研修である。わたしは決してお金に余裕があってではなく、4月以降現在はいわば無職であり貯金を切り崩す生活、そんな状況の中でわが家内を説得してである。ひよっとしたら海外は今回で最後になるかもしれない。既に昨年、数十年ぶりにパスポートの10年のものを新しく申請していた。今までは中国の雲南省と北京と上海、オーストラリアの西海岸や東部に行ったきりだ。
 それではなぜかというと、海外の植生や緑化・樹木に詳しいベテラン樹木医の先輩が見事な添乗員役になってわたしたちを引率してくれるからである。そのAさんは旅慣れているのだ。わたしには、この絶好のチャンスはないと思う故であるからだ。今回も団体の樹木医仲間であるが、昨年のタイに続いて親日国の台湾である。グルメにとって両国とも美味しい料理や果物を味わえる観光とも言えるがわたしにはあまり関係ない。一週間程度、台湾を新幹線で北から南に移動し中央部の山地に入ってくる、主に巨木が残る台湾檜と植生を訪ねる。
実は広い世界でこの分野で研修できる国々は、庭園などの展示会や植物園を抜きにして行きたい国は絞られてくる。それは東南アジアの国々だ、紛争地域や仏像・仏教建築などの宗教がらみもあるが、いずこの国も農業が盛んで自然の緑っぽいものがあるのは温帯から亜熱帯、熱帯地域の開発途上国になる。生物多様性の視点もある。ほかには中米の一部、南米、南アフリカなどアフリカの赤道以南の国だろう、しかし、交通的に遠い。もし近くのハワイに行くのなら、オアフ島以外の島々だ。欧米には、はじめから食指が動かない。

 また、昨年のタイ研修旅行の位置づけである。というのはわたし独自のやり方かもしれないが、旅行経験に基づいた知識や知見の整理作業を指す。このことはさっさと手早く単純にテストや受験勉強のようにすればいいというのではなくて、ある程度の時日を必要とする。どこかで体系化をする。翻って言えば、ずいぶんと偏屈で面倒くさいわたしの性格に起因した属性と言うか習性とも言える。わたしの背負ってきた人生のなせる業(技ではなく)である。この連休中に処理予定だ。

 次に考えることは、わたしなりのやりかたでギボウシの特性や分類の明文化と資料作成、品種ごとの栽培方法、荷造り、発送方法、それにWeb上で通販まがい(!)の値決めや入金・販売システムを成立させた。わたしのギボウシ好きが嵩じて栽培から始めたものだが、ある意味では全く素人から始めて15年目になる。Web販売的にUPしてからも10年弱になる。ところで今は、原価計算的な発想がはたらいて商売的に売り上げを増やしたいという思いに至っている。

 また、以前、造園の仕事を当時の起業ブームに乗って50歳台前半に自宅を基点にして会社をつくったことがある。その時の計画した事業内容に現在の状況をつなげられないかと性懲りもなく思う。なんだか、今のところまだボランティアになるが、マンションの植物管理の提案やたまたま自治会からわたしが住んでいる地域の公園管理の指針づくりを求められている。要は知らず知らずの内に顔が売れてきていることになるだろうか。身構えずに相手に合わせて臨機応変に行動していくつもりだ。

 昨年来の東北の故郷の樹木調査の追加分の整理がある。この作業はほとんど金銭的に持ち出しが多い。わたし自身は町おこしのつもりであるが、なかなか相手の事情や地域情勢がありうまくいかない。いちおう12万の人口規模の市でトップ当選の市議とはコンタクトがとれている。したがって、故郷でわたしの名は売れたろうがなかなか地域の自主的な動きが遅々として進まない。どこでもあるだろう地方特有の官庁頼みの地域住民の意識だからしょうがない。だからこの課題は相手あっての上であっても、今はわたし自身の踏ん張りどころという気がする。実は文書作成はある意味であっという間のことだ。これらは連休明けまでに完了し関係者に郵送予定だ。

 また樹木医としての活動の履歴を統括的に整理し、案件ごとに体系化をはかり手元の控えとして文章化する。その診断に再生や治療技術などの業務を根本的に身に付けて行きたい。そのための基礎としてわたしには樹木を30数年間にわたり経過を巡り変化を経年的、形而下的に見てきたという自負がある。何ものにも優れた無形の技術的な経験がある。本人の前向きと言える加齢化とともにである。業種的にはものを造るという第二次産業の特徴とも言えるのだが。いつまでも研修ばかりでは樹木医の名はお飾りにすぎない、何もせず野放図にいると本来の樹木医の資格取得の意義からは異なったものになるだろう。化

 最後に、68歳を迎えたわたしにとって再々就職は可能なのかということである。60歳直前までは年金受給のことは無関心であったが、なんだかんだ言っても今はありがたくも年金生活者であり、もしもの時の老後の資金不足の心配がある。実は過去に19年間勤めた造園会社はつぶれたのでわたしは退職金をもらっていない。このことは生活設計上大変なことであったが、その後はまた自営に失敗し、造園や土木系の施工管理の道に派遣先を変えて転々としてきた。やっと住宅ローン返済を終了した時点では貯金はゼロであった。今でこそ貯金は多少しているが、現状では将来の家族の病気や災害時を考えると余裕がなくてカツカツの状況である。まだわたしの自立、自己完結の生き方は終わらない。いずれ好きな造園の道でなくとも、拘らずに土木方面に仕事を見つけなくてはならないのだ。
            
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