うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わたしの紅葉めぐり

2015年11月12日 05時46分45秒 | 地方・故郷・方言
 ここでは紅葉めぐりの写真を並べたい。画像は選んで22葉。わたしは撮影マニアではなくても、その腕前にそこそこ少しは自信がある。11月3日、文化の日、まあまあの好天気。デジカメだが、アングル探しと自生林の樹種構成を見つめ、それぞれの紅葉の発色具合に興味がある。
 紅葉狩りというと、京都などの寺社の観光地に行くものと思い込むが、いえいえ、とてもとてもあんな人工的なもみじには納得がいかない。前提は背景になる伝統的な建造物ありきのもの、シチュエーションのみのもの。例えば東福寺、あれは、植えられた樹種がイロハモミジ系のみの単調な集合体だ。パレットで単に色を塗りつぶしたり配合しただけではないか。微妙な味わいは身近なところにある。まあ、こう思うのも幾多もの紅葉行脚のせいか、はたまた寄る年波のせいか。

 主に県道や市道をワンボックスの軽自動車(ついでに言えば車内装飾なし、手動式ウィンドウの古いタイプ)で縦走しているが、撮影の半分以上は運転席からフロントガラス越し、時には道路の左側にウインカーをだし停止する。追い越す地元の車は何だろうと不審がちである。それはそうだろう、都市部よりも地方の方がクルマ社会だ、とても散策している人は見当たらない。とてもわたしみたいな風変わりはいない。今回は俳句は浮かばず。無人の境地にいるみたいである。
 大雑把に言って、当地では紅葉時期のピークは10日前ぐらいではないかなと思う。民家の近くでは鈴なりの柿の木が目立つ。華やかな添景だが黄色い果実は渋く小さくて誰ももがずにいる、食料として重要ではない。風景としてはいいがそういったものでもないだろう、何事も生活第一な筈である。
 総じて感じるのは、ここは深山とは異なり紅葉、黄葉、白葉などの錦織りなす色彩とまではいかず。ヤマザクラは葉を落とし、褐変しちじれた大葉を付けるホオノキ、ハンノキは赤変せず、ミズキは色がよく出ないなあ。やはりちょっと、関東と違う。葉は紅葉を終えグレーの幹や枝ばかりのケヤキ、イヌブナ、コナラ、クヌギとかの広葉樹、山峡、耕作地、里山や牧場、標高500mの高いところでは白い幹肌の白樺、カラマツの黄葉もある。

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            

            
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