魍魎の匣には萌えがみっしり

映画版魍魎のお三方は原作のキャラクターの浮世離れしたイメージと異なって
なんとも人間臭い。
ロレの浅倉大佐もそうだったけど。何たってバアサンとか言ってるし。
でも原作での「ただの毛だったよ」発言を鑑みるとバアサンとまでは言わないけどそんな風にいいそうな気も・・・・。

やはり「人」が演じるからには人間臭くなるのかな？
その「人間臭さ」がリアリティなのかもしれない。

そしてそのキャラが又いい塩梅なんだよねー。
今回榎木津と関口がおっとこらしくって、対京極堂との会話とか所作とかメチャ萌えるのはオイラだけ???

榎木津はなんだか挑戦的だし関口なんか自分が面倒見てやらなきゃぐらいのこと言ってるし。原作ではアリエナーーーイ萌えがモリモリ。

陸軍の軍服姿のツ氏も中々お似合いだったし、美馬坂にチョイ執着してるっぽい所も良かったなー。



美馬坂といえば（以下ネタばれ）

土壇場で陽子をかばっったっのはやはり彼女の事は特別だったんだろうか？娘は利用しても平気なのに陽子は傷つけたくないってのは碇ゲンドウっぽい。コアな科学者ってトコも共通してるしなー。
研究熱心は良いけどおかげさまで結局皆不幸せ。
頭ばっかりでも体ばっかりでも駄目よね。
やはり人間に必要なのはバランス感覚なのね・・・・。
なんて思いを馳せた寒空の下。