ある「世捨て人」のたわごと

「歌声列車IN房総半島横断鉄道」の夢を見続けている男・・・ 私の残された時間の使い方など

私のメモ帳・・・日本語訳の聖書(抜粋)

2016年10月08日 | 語学

口語訳聖書 - Wikipedia http://bit.ly/1IRtpz2

口語訳聖書は、日本聖書協会の発行する日本語訳聖書のひとつ。旧約聖書新約聖書の両方を含むが、いわゆる第二正典を含まない。1954年に新約が、1955年に旧約が出版された。正式英語名は Bible, Colloquial Japanese。 

歴史

明治以来、日本では他の翻訳と同様に、聖書文語体による和文に訳してきたが(文語訳聖書)、第二次世界大戦後には口語体すなわち現代語による和訳が相次いだ。その中でも日本聖書協会がはじめて発行した口語体の日本語訳聖書を特に『口語訳聖書』(新約1954年、完訳1955年)と呼ぶ。

これはプロテスタント教会の礼拝に使用されてきたが、近年はプロテスタント・カトリックの共同により同協会の発行した『新共同訳聖書』(新約1987年、完訳1988年)へ移行してきている。この『新共同訳』も、口語体の日本語訳聖書のひとつである。

口語体の日本語訳聖書にはほかに、『新共同訳』に先がけた同訳者らの訳と同協会の発行による『新約聖書 共同訳』(新約1978年)、カトリック宣教師フェデリコ・バルバロの訳による講談社発行『聖書』(完訳1980年)、同じくカトリックのサンパウロ発行『原文校訂による口語訳聖書 フランシスコ会聖書研究所訳註』(完訳2002年)などがある。

批判

口語訳聖書が近代聖書批評学の立場から訳され、神であるキリストの権威をおとしめているという信仰的な反発から、主に福音派諸教会から口語訳聖書への批判が行われた。それに伴い日本聖書刊行会が結成され、口語訳聖書に対抗する聖書として新改訳聖書が発刊された。


文語訳聖書 - Wikipedia
http://bit.ly/1QA8DK7

文語訳聖書(ぶんごやくせいしょ)は、文語体に訳された聖書

明治時代、キリスト教諸派の働きによりさまざまな日本語訳聖書が文語体で編まれ、宣教に用いられた。口語文を唱導する言文一致運動が起こるなど日本語の書きことばが大きく揺れ動いていた時代ではあったが、第二次世界大戦ののちまで、外国語の和訳には文語文を用いるのが常であった。

日本聖書協会刊。日本語で単に文語訳聖書と言えば、ほとんどの場合本書を指す。「」は「」の異体字。

書名は、奥付などには、その類にしたがって『大形文語聖書』『小形印照つき文語聖書』などのようにあるほか、同協会のウェブ上では同様に『文語訳 大型聖書』『文語訳 小型聖書』などとあり、表紙や背表紙、外函などでは同じく『舊新約聖書 文語訳』『舊新約聖書 印照附』などとある[1]

」の異体字に「」があるが、『舊新約聖書 文語譯』などとはしないようである。

元来、この翻訳大英国聖書会社米国聖書会社北英国聖書会社の日本支社の共同事業であった。

1874年ヘボンブラウンらからなる翻訳委員社中によって新約聖書の翻訳がはじまり、約5年半の歳月をへて完成。1878年に聖書常置委員会が組織され、これによる旧約聖書1887年完成。今日、これらをあわせて『明治元訳聖書』という。この旧約部分と、1917年に新約聖書のみ完成した『大正改訳聖書』が本書に収録されている。

これらをあわせて考えると、明治期より昭和中期ごろまでに、日本でもっとも普及した聖書であると言える。広く日本の思想・文学に影響を与えた、愛読者が絶えない名訳である。


購入は各社オンラインショップまた各地の書店でも可能。また、パブリックドメイン化もされており、有志による電子版が安価もしくは無料で入手できる。


新共同訳聖書 - Wikipedia
http://bit.ly/1MrFUX5 

エキュメニカルな訳であるが、委員によればカトリックとプロテスタントの神学的相違による対立はなかったとされている。ただしカトリック教義を反映し、カトリック用語を採用した箇所が指摘されている。 

続編、第二正典、アポクリファ、外典の扱い 

新共同訳はローマ・カトリックとプロテスタントの共同によるエキュメニカルな訳であり、プロテスタントが外典として扱ってきた書物についてローマ・カトリック・聖公会用に続編として収録されている。 

ウェストミンスター信仰告白など歴史的なプロテスタント福音主義信仰告白は聖書を66巻であると告白しており、プロテスタントである福音派の立場からは「聖書の外典を続編として加え」たことについて、「読者にはその区別がよくわからないようです。」と指摘されている。また、新共同訳の「旧約続編」についての主張は「正典と外典の違い」を無視しているとの指摘がある。 

しかし、ローマ教皇を中心とするカトリック教会はヴルガータを権威あるものとしており、カトリック教会の立場からは、これらが第二正典として認められている。 

ただし、新共同訳にはカトリック教会が第二正典とするものだけではなく、「カトリック教会も受け入れない外典が付け加えられている」と福音派からは指摘されている。  


新改訳聖書 - Wikipedia
http://bit.ly/1KwQ346 

新改訳聖書は、日本聖書刊行会より発行された聖書で、原語(ヘブライ語ギリシア語)からの日本語翻訳聖書のひとつ。旧約聖書新約聖書の両方を含み、カトリック教会第二正典と呼ぶ外典を含まない66巻の書からなる。1970年初版発行、1978年第2版発行、2003年に差別語等を見直した(例えば「らい病」をヘブライ語の原音に近い「ツァラアト」に変更した)第3版が刊行された。現在、全面的な改訂作業が行われており、『聖書 新改訳2017』として2017年9月に刊行予定である。 

概略

新改訳聖書は新改訳聖書刊行会が翻訳、日本聖書刊行会が発行、いのちのことば社が発売する。

日本聖書刊行会では、新改訳の特徴として、「聖書を『誤りなき神のみことば』と確信する42名の翻訳者による委員会訳」などとしている。また、新改訳聖書刊行会では、特徴として、「聖書を『誤りなき神のみことば』と告白する福音主義の立場に立つ委員会訳であること」、「特定の神学的立場に傾かないで、言語的に妥当であるかを尊重すること」などとする。

日本聖書協会刊行の口語訳新共同訳などと並んで、日本において多く用いられている代表的な訳である。1970年発行以来30年間で、1千万冊を超える新改訳聖書が頒布された。「新改訳」とは文語訳聖書の「改訳」に対する敬意から付けられた名前である。

特徴

  • 文語訳、口語訳聖書の伝統的固有名詞を継承している。
  • 翻訳者の解釈を理解し易くするために欄外注に他の書簡の参照箇所や、<別訳><直訳><異本><原語>(ヘブル語アラム語ギリシア語)等を明記している。
  • 敬語の簡素化がはかられている。
  • 旧約聖書において、神の御名を太字の「」で表し、その他の通常使われる「主」と区別している。
  • 「燔祭」「素祭」などを「全焼のいけにえ」「穀物のささげ物」など、解りやすい表記にしている。
  • 新約聖書はネストレの校訂本二十四版、旧約聖書はキッテルのビブリア・ヘブライカ七版に基づく、42名の翻訳者による翻訳である。
  • 新改訳聖書の正式英語名はNew Japanese Bibleとなっている。
  • 本文批評は新アメリカ標準訳に準拠することになっていたが、旧約は日本語訳の方が早く進んだため、マソラに沿った。
  • 英語訳聖書の新国際版聖書 (NIV) とのバイリンガル聖書が発行されている。ただし、NIVから訳されたわけではない。
  • 第一人称、平仮名の「わたし」は神とイエスに用い、漢字の「私」をその他の人間に用いることで、聖書本文における会話がどちらの言葉かを判別できるようになっている。

経緯

戦後、日本聖書協会より発行された口語訳聖書の翻訳方針が、やや自由主義神学的であったことから、福音派を中心に、神やキリストの権威を弱めているという不満が起こった。しばしば見られる「であろう」という表現は曖昧であるという批判や、またこのリベラルな傾向は当時発行された英語聖書の改訂標準訳聖書 (RSV) に追随するものだという批判もあった。そのため福音派の団体である日本プロテスタント聖書信仰同盟 (JPC) は代表を送り、説明と訂正を求めたが、当時の日本聖書協会総主事都田恒太郎は応じなかった。この経緯から聖書信仰に立つ聖書学者の翻訳になる新改訳聖書が発行された。

1961年11月21日、新改訳聖書の翻訳のために、福音的な諸教派の協力を要請して、新改訳聖書刊行協力会が28名によって形成された。

1962年K.マクビティ、堀川勇らによって、新改訳聖書刊行会が組織された。1962年から翻訳作業が開始され、1965年に新約聖書が、1970年に旧約聖書が出版された。新約の翻訳主事は松尾武で、旧約の翻訳主任は名尾耕作、編集主事は舟喜順一であった。発行に際して新アメリカ標準訳聖書(NASB)を発行する米国ロックマン財団(The Lockman Foundation)の財政的支援を受け、翻訳方針もNASBを踏襲するものであった。ロックマン財団の献金額は総必要額の46%におよび、献金は1966年8月まで行われた。

著作権上の争議

発刊後、ロックマン財団と新改訳聖書刊行会の間で著作権上の争議が発生した。ロックマン財団は自身に著作権があると主張し、また実際に「(c)Lockman1963, 1965, 1968, 1970」という表記が1987年まで続けられていた。裁判は1996年に和解が成立し、日本側がロックマン財団に多額の和解金を支払い、和解金支払い完了まではTEAM(宗教法人ゼ・エバンゼリカル・アライアンス・ミッション(日本同盟基督教団))が、2003年以降2007年末まではいのちのことば社が著作権を持ち、新改訳聖書刊行会が著作者人格権を持つことが確認された。

ちなみに、2016年時点では、1965年に発行の新約聖書初版については、著作権が切れている。 


新世界訳聖書 - Wikipedia
http://bit.ly/1EPzXTG

新世界訳聖書は、エホバの証人で構成された匿名の「新世界訳聖書翻訳委員会」によって翻訳された英訳聖書。ならびに、これを元に、同委員会の監督の下に他の諸言語に翻訳された聖書。本書を書店で販売していないため、エホバの証人に直接注文する必要がある。

本書が登場するまで、英語圏のエホバの証人は、長年にわたりジェームズ王欽定訳アメリカ標準訳を主に使用してきた。また日本のエホバの証人は日本聖書協会文語訳聖書口語訳聖書を主に使用してきた。しかし、本書の刊行以降、エホバの証人が集会で使用する聖書はほぼ世界的に、本書へと統一されるようになってきている。とはいえ、個人研究では本書以外の翻訳の使用も推奨している。実際、英語版の研究ツールであるJW Libraryには本書以外もふくめ6種の翻訳聖書から選ぶことができる。『生きた英語による聖書』、『アメリカ標準訳』、『ジェームズ王欽定訳』などである。

本書を翻訳するにあたり、ヘブライ・アラム語聖書を翻訳する底本としてルドルフ・キッテルの『ビブリア・ヘブライカ』第7版から第9版(1951年 - 1955年)の校訂本文が使用された。さらに『ビブリア・ヘブライカ・シュトゥットガルテンシア』(1977年版)、死海写本、他の言語に翻訳された数多くの初期の訳本も参考にされている。また、クリスチャン・ギリシャ語聖書については、主にウェストコットとホートによる『ギリシャ語原語による新約聖書1881年版を使用、これについても数多くの初期の訳本が参考にされた。

英語版は1950年から1960年にかけて分冊で発表され、1961年には1冊にまとめられて出版された。最新は2013年改訂版。

日本語版は1973年にギリシャ語聖書(新約聖書)の分冊が発行され、1982年にはヘブライ語聖書(旧約聖書)の部分も含めた全巻が発行された。最新は1985年版。

エホバの証人は本書を「正確で読みやすい翻訳聖書」であると評している。一方、キリスト教会側は、三位一体論にかかわる箇所を中心としてエホバの証人の教理に沿った恣意的な訳文が見られるとし、「エホバの証人の教理に合わせて改竄された偽物の聖書」であり「日本語としても全くひどいもの」と指摘する。 

論争

  • 伝統的諸教会は一般的に、エホバの証人をキリスト教における異端、またその本書を改竄された聖書であると考えている。そのため、本書の訳文の是非を巡って多くの論争が提起されてきた。
  • 主要な論点となるのは「三位一体」についてのテーマである。伝統的諸教会は三位一体の論理に基づいて「キリストは神性を備えており神ご自身である」「聖霊もまた、人格を持つ存在で、神性を持つ神ご自身である」と考えるが、エホバの証人は「キリストは神性を備えてはいるが神ご自身ではなかった」、「聖霊は人格的なものではなく、神の活動力である」と論じる。三位一体支持者が特に問題としているのは神とキリストとが平行して言及されている箇所の訳し方である。彼らは、ギリシャ語には「AとB」という表現が「AであるB」と読みうるという文法上の問題があると主張している。それは「神とキリスト」という表現が「神であるキリスト」と読みうることを意味している。

これに対し、エホバの証人は、「神=キリスト」の解釈は「父はわたし(イエス)より偉大な方」であるというヨハネによる書14章28節の主張と矛盾するため、すべての句において「神とキリスト」という読み方しかできないとしている。聖書は、その伝承の過程で翻訳ミスや写本時のミスがあるが、エホバの証人の教義ではそのようなものは存在しないこととなっているため、これらのミスのうち明らかな間違いと判断されたものは修正されている(列王記歴代誌間での記載の矛盾など)。なお一般にこの行為は、申命記4章2節など聖書で禁じられているものと解される。

オンライン聖書 『JW.ORG / エホバの証人の公式ウェブサイト


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