市原のアートイベント 来場者8万7千人
3年後の開催にも意欲 佐久間市長
2014年05月21日 11:42
ちばの耳より情報満載 千葉日報ウェブ
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市原市の佐久間隆義市長は20日の定例会見で、同市南部で開催された本格的なアートイベント「中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス」(3月21日~5月11日)の来場者が延べ8万7025人だったと発表した。
目標とした20万人には遠く及ばなかったが、佐久間市長は「地域の課題解決へ、“オール市原”で夢を追いかけていこうという機運が醸成された」と成果を強調し、3年後の開催にも意欲をのぞかせた。
会期の前半は週末の悪天候が重なり苦戦したが、口コミなどで同イベントの知名度は徐々に上昇。後半からは来場者が増加し、全国各地のほか、中国や韓国など海外からも多くの人々が各会場を訪れたという。
一方で来場者数が伸び悩んだ理由について、実行委員長を務めた佐久間市長は事前の広報活動が不十分だったことなどを指摘。
その上で「今回の反省を基に次回は多くのPRを行い、3年に一度のトリエンナーレとして開催していきたい」と意気込んだ。
同イベントは30億円の経済効果が見込まれるビッグイベントを目指し、廃校やローカル線・小湊鉄道の駅などを舞台に13カ国のアーティスト57組がさまざまな作品やプロジェクトを展開した。
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