丹波立杭登窯 その1
西国二十五番札所・御嶽山清水寺でご本尊・十一面千手観世音菩薩を拝んだ後、見つけたのがこの丹波立杭登窯で、日本六古窯の一つです。 そして山の中腹から煙が見えています。 年に一度の窯焼きなので、 さっそく現地にいってみますと窯焼きの最中でした。 窯焼きは三日間ぶっとおしで行われます。 長さ15mにも及ぶ窯の下部から順に上部に火が入れられ、内部に並べられた何百もの陶器が徐々に焼きあがっていきます。 完成品はピンからキリまで。 500円くらいの手頃なお茶碗から数十万円にもなる花瓶まで、 天のみぞ知る偶然から価値は分かれるそうです。 うまくいけば京都の陶器伝統工芸品展に出品するそうです。