第67代三条天皇北山陵
第67代三条天皇陵は花山天皇陵のすぐ北側の住宅地内にあります。 三条天皇は冷泉天皇と藤原超子の間にうまれ、兼家の寵愛をうけたが、一条天皇の長期政権により1011年、36歳という異例の即位であった。 順風であった兼家時代から、道長の時代にはいっては皇子の敦明親王の立皇太子を約束して、1016年退位し、翌年に後崩御。 即位後に藤原綏子、藤原原子を妃として持ったがともに皇子女を持つことはなく、綏子は臣下と密通し、原子は不審な死を遂げるなど、不遇な世を送った。 (撮影:クロウ)