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ウロコナイ釣行

どこへ?

2021.3.27(土)

柴漁港 三喜丸
 


東京都の緊急事態宣言発令中に、
スミイカは終わってしまったぞ、


と、思いきや、

三喜丸で
ラストスミイカ出船するそうな。
まだやってたんだ〜




そうそう、

三喜丸は、スミイカをバケツで活かしておくって、聞いたことあるぞ。

のたれ死んだイカより、
美味しいよね、絶対。


 
柴漁港、バイク乗り入れOKでした。
そこんとこ、嬉しいです。


のんびり到着したら、
あらかた客は乗り込んでいました。


右舷と左舷、どちらが空いているかと、しばし、人数を数えていたところ、

船長、すかさず私を連れて、左舷胴の間に席を作ってくれました。

あざっす。
左舷8人で、前から5番目です。

 
およよ…

常連どうしの不吉な会話が聞こえてきまして、

「船長が、今日は釣れないよって言ってたよ(笑)」

な、ななぬ?



シャコ不漁で、

シャコ2匹、サイマキ1匹、
3匹支給されました。


出船前、船長に指導されました。
「輪ゴム、上過ぎ、それだとシャコ、めくれちゃうよ」

↑悪い例
 
そそくさと、追加の輪ゴムで、固定しました。

更に5分後、追加の指導が入りました。

「シャコは必ず水に入れておいて。目が大事だから。」

ふむふむ。

竹串を刺すと、シャコちゃん、ぐたっとなるので、すでにご臨終なのかと思っていました。

言われたとおり、海水の中にポチャン。

すると、おぉぉ、ピコーンと目がおっ立ってるじゃありませんか。

ひょっとして生きてるの?
すごい生命力だな。

これを見ていた、右隣りの若者、ポチャンと速攻で真似しましたよ。
ふふふふ。


いい天気です。
春です。気持ちいいっす。
8:00、竹岡沖でスタート。

今日もテンヤオンリーで挑みます。
左舷では私オンリーです。 
他の人はスッテも付けています。
左となりの2人連れはスッテオンリー。

濱生丸ではテンヤオンリーの人、多かったんだけどな。

ミヨシ1番と3番の常連氏はスピニングリールでぶん投げています。

濱生丸ではスピニングリールの人、見たことないな。

船長の釣りスタイルに客も染まるのか?

三喜丸では、各々、自由に釣りを楽しんでいるな〜って感じます。

なんだか、船全体に流れる、自由な空気。
いい意味で、釣果よりも釣趣を楽しむかんじ。

船長の人柄が客に伝わるんだな。

ミヨシ3番の、スピニングぶん投げの常連さん、

チョイチョイ船長のところに遊びに?来ます。

私のすぐ横が操舵室なので、楽しげな会話が聞こえてきます。

船全体、笑いに包まれたかんじと、

なんていうか、船長を、い、い、いじっても、ゆ、許される雰囲気、

好きだな。

 
「ん…乗ったかな?」と、アナウンスされるたび、

「フグだ…」と、結果報告がアナウンスされます。

フグが釣れずに、フグに完食されました。

輪ゴムまで食いちぎられてる。
貴重なエサなんだけどな。

そして、

サバフグ君、初めて釣りました。

すると、例のスピニング氏が私のところに駆け、

「逃がさないで、殺してください。シャコがまたヤラれるので」

と、指示され、素直に殺し、捨てました。後にして思えば、移動中に逃せば良かったな。
 
画像は、殺害後です。

此奴にシャコの真ん中をかじられて、間を詰めたのでエサが短くなってしまいました。

今日のシャコは2匹だけなので、最後のシャコです。大切に使わないと。




9:00、移動宣言。

「潮が動かないからダメだ。また、後でここに戻って来ましょう。」

まだ、船中スミイカ0です。

剣崎沖まで南下し、転々と釣りをしながら、北上していきます。


「未知の世界だよ。いつもはこんな時期までやんないし、ここも最近、来てないし。」

船長、正直すぎです。
このアナウンス聞くと、釣れていなくても笑いが込み上げてきます。


外道が釣れるたび、なぜか、船全体、和やか。
船長と外道だった人だけガックリ。

なんか仕立船みたい。
和やかすぎる。

「オレ、20年やってるけど、本命が船中0って、1度もないんだよね」

嘆きのアナウンスがたびたび流れます。
 

めげるな、船長、ガンバれ〜

「乗ったかな」のアナウンス、
そして外道のくり返し。
 
タコ、6~7
マルイカ、2
アオリイカ、1
の、外道報告アナウンスがありました。

私には、カワハギが釣れました。

左となりの方に差し上げました。

そういえば、リール買うの、すっかり忘れていました。

巻いても巻いても、カワハギがなかなか上がって来ないので、

「ドラグ緩いんじゃないの?」
と、船長から突っ込まれました。

ハハハハハ
ドラグ緩くありません。ドラグ無いので、イコール、ドラグガッチガチです。
 

水深60mの流しもありました。巻き上げ、つらい。一巻き、40cmですから。



11:15、千葉サイドに移動宣言。

「上げになってきたから、朝の場所に行ってみましょう。」

竹岡沖に戻り、北上しつつ、富津沖まで攻めますが、未だ船中0。



12:10

「13mの、浅いとこ行きます。」との宣言。



12:46

「8mのところに行きます。本当にヤバい。オレ船中0って1度もないのに。」

野毛屋のフグ船です。すぐ近くを流します。


そして、
ついに、

船中1杯目が上がりました。私の左の左、スッテオンリーの人です。


ついつい、馴れ馴れしくも、船長に声を掛けました。
「おめでとうございます。」


すると、真面目に解説してくれました。

「深いとこ、どこにも居なかったから、もう、産卵場所のここにしかいないと思ったんだよね。」
  
さすがです。だから、船中0の経験が0の船長なんですね。


6mのところも流しました。

「いい潮が入ってきてるよ。」

「浅いから強くシャクらないで。持ち上げるだけでいいから。それで掛かるから。」

「エサ無くなった人は言いなよ。冷凍エサも持ってきているから。」

良かった。

このボロボロのサイマキで、最後でした。

冷凍シャコ使うの初めてですが、
【船長もっチャンネル】で、冷凍シャコの付け方を予習していました。

古いPEラインをグルグル巻いて補強するという方法です。

冷凍シャコですと、身が柔らかくて、崩れちゃうんですね。

余った古いPEは無く、
糸ならいいんじゃねって思い、
水糸を用意してきていました。

太っっっ。目立ち過ぎです。

もはや、別の生物です。

スミイカの目には、ちゃんとエサに見えるのか?

これで釣れるのか?釣れたら楽しいけど、なんだかもう、あきらめ気分です。

その後、右舷で1杯、左舷大トモで1杯釣れました。

最後、第2海保のすぐ前で流し、船中釣れないまま、時間となりました。

けっきょく、船中3杯。


翌日がラストデーのようでしたが、シケで中止となり、
今日がラストデーとなりました。

あれからスミイカ、どこへ行ったやら
オンボロロー
オンボロボーロロー

下船し、バイク前で帰宅準備していると、船長がダッシュで駆けつけてきて、

満面の笑みで、「お土産」っと、ひとこと、ジップロックを手渡し、また、ダッシュで船に駆け戻って行きます。

船を、駐車場に廻すんですね。

カサカサとジップロックの中のカチコチを確認すると、可愛らしい、スミイカちゃんでした。

「あー!イカちゃん!」と、叫ぶと、

「そー(笑)」と、振り向きざまに返事が返ってきました。


ごちそうさまでした。
また、来まーす。

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コメント一覧

urokonai
n-hayataroさん

 野毛屋フグ船、右舷も左舷もパシャパシャ写真撮りました。(どちらかに写り込むと思い……)

 ブログで右舷に乗っていたと知り、敢えて右舷の写真にしました(確信犯です(笑))。

 また、

 なぜかスミイカが手元にいます
 と、メッセージ頂いて、楽しくなっちゃいました。

 ようやく、ブログ書けました。

 これからも、よろしくおねがいします。
n-hayataro
urokoさん

ラストスミイカ残念でしたね。
潮が行かずに厳しい日でした。

野毛屋フグ船の右舷に私が写ってましたよ。

私はフグが釣れずスミイカ1杯だったので、三喜丸ヒデ船長のポイント選びは間違いなかったのでしょう。
urokoさんはフグのみと、お互いの釣果が逆でしたね。
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