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ウロコナイ釣行

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やっぱり嫌い

2021-04-17 19:55:19 | フグ
2006.8.19(土)

羽田 えさ政釣船店



自分でさばけない、禁断のフグ。
旨いかな。旨いんだろうなぁ。

ガキの頃からフグは嫌いでした。釣りの邪魔ばかりするので。食えないし。今こそ積年の恨み、晴らしてやる。うひひ。

まずは形から。KT関東、湾フグ竿を買いました。
5~6匹くらいは釣れるかなと。堤防で嫌になるほど釣れるんですから。クサフグやらキタマクラですが。


はい。ま、見事に返り討ちにあいましたがね。

笑ってしまうほど、アタリが分かりません。たまに、エサがキレイに食われています。幸い一匹釣れ、ボウズは免れましたが、カットウではなく食わせ針でした。

食わせ針で勝手に釣れてもな。。
カットウに掛けなきゃ負けですな。


フグは人気で満船でしたが、ギュウギュウ詰めの胴の間に、異次元の達人がいました。

仕掛けはカットウのみ。ベイトリールで、誰よりも遠くにぶん投げ、5秒おきにソフトにチョ〜ン、チョ〜ンと、引き釣り。

シロギスサビキに近いイメージ。投げる間隔は短く、くり返し、くり返し、ぶん投げます。


彼だけが異次元の釣り。船長も感心しきりのようでした。


釣果欄 0~22

彼以外に5匹以上釣れた人、いないんじゃないかな。たぶん、いないと思う。

達人は船長の写真撮影を拒否し、何やらゴニョゴニョ頼んでます。

どうやら、他船の常連なので、浮気隠蔽工作ってやつです。

ふふふ、いろいろあるのね。


フグの刺し身、初めて食べました。
高級品、高級品と、念じつつ、心のどこかで、当たるかしらと恐れつつ。やはり、旨かった。ふふふ。



 
 
2006.12.23(土)

品川 ひらい丸(仕立)


アタリ分からないし、寒いし、つらし、クサフグ1匹(ノーカウント)でした。

竿頭4匹。 




2007、初夏

品川 ひらい丸(仕立)
 

詳細は失念しましたが、さっぱりだめでした。

フグ3回やって、すっかり嫌になりました。もういいや。

釣れすぎ〜

2021-04-11 09:23:57 | ヤリイカ
①2007.5.5(祝) 

那珂湊 長丸(ちょうまる)



マコガレイで予約したのですが、当日、船長からまさかの提案がありまして、

ヤリイカやりませんか。後半、カレイもやりますが、カレイは釣れていないんですよ。」

「い、いいですけど、ヤリイカの道具ないです。」

「竿は貸します。」

それならいいか。楽しそうだし。



今、14年ぶりに長丸のホームページを見ましたら、以下のお知らせが書いてあり、びっくり。

■ヤリイカなども釣れ出してきましたので来船の時にはイカ針も用意してください。
■釣物は(マダコ釣り〜タチウオ)となります。乗船の時には(マダコ用)エギ〜テンヤ、タチウオ仕掛けもご用意ください。
■仕掛けは(メバル〜カレイ)などを用意してください。
■船内サービスとしておやつの時間を作りました。
 
ヤリイカ、タコ、タチウオ、メバル、カレイって、全部やるの?
前日に決めてよ。

おやつのサービスならわかりますが、
おやつの時間って何でしょう。

異次元の釣船だな。楽しいです。
 


ヤリイカのポイントには、鹿島の船がたくさんいましたし、

北からは、北茨城市平潟港の第15隆栄丸まで来ていて驚きました。
夏はマダラ、冬は沖メバルで、何度もお世話になっていた船です。
 

長丸には、イカヅノ投入器がありませんでした。イカ釣り提案したのに?ブランコなのに?


しょうがない。上のプラヅノをプラプラさせ、残りは足元にポツリポツリと離して転がし、

エイヤッとぶん投げました。まあ、なんとか投入できるもんですね。
 
ヤリイカ初挑戦ですが、繊細な釣りだという、ザックリした知識はありました。
繊細には程遠い竿と手巻きリールですが、大丈夫かなぁ。


適当に竿をあおって誘います。
 
杞憂でした。ズッシーン。竿がひん曲がるので、乗りが分からない人はいないでしょう。

ヤリイカは長すぎて、バケツからプカプカはみ出ています。

2.5hほどで5杯、釣れました。

貴重な体験とお土産ができました。





②2013.5.19(日)

鹿島 幸栄丸

 

いまだ、震災の爪痕が残る鹿島港でしたが、

港はヤリイカフィーバー、幸栄丸は3隻出しです。
この日、竿頭は2束を超えたそうです。


半田丸の万能竿、沖0号(2.1m)をシャクり続けます。

イカの群れに仕掛けが入りさえすれば、2~3杯づつ釣れます。

40杯、釣れました。
21Lクーラーパンパン。

氷を減らし、イカを押しつぶしても蓋が閉まり切らないほどでした。

茨城の海、オソルベシ。

弁当のおかずは、しばらくヤリイカのみでした。

夜霧の達人

2021-04-08 18:27:07 | スルメイカ
200X 初夏 

那珂湊 かもめ丸

 
ゼロ年代の、とある初夏、
スルメの夜釣りに行きました。 

そんなに乗せる?
というくらい、人を乗せて。

別船でしたが、ただの古い漁船(失礼)でした。

不満はありましたが、深い霧の夜の海、イカ釣り船の灯りが、幻想的な夜でした。

右舷トモ2番でした。

となりの大ドモは手釣りの達人で、
手さばき、凄かったな。

大樽に、竹ザルの蓋をし、手繰ったスッテをその竹ザルの上にポンポンポンポン置きます。

仕掛け投入中の僅かの間、スッテが海中に入り、空になった竹ザルに、イカを拾ってポンポンポンポン乗っけます。

全部乗せたら、竹ザルをあおり、イカは大樽の中へ。

空になった竹ザル、再びスッテの帰りを待ちます。

すべてが速い。
すっっっげぇ。

手繰りの途中、イカがもう付いてないとみるや、そこから仕掛けを落とし込みます。

ヒュンヒュンとスッテが海に消えていきます。スッテが手に刺さらないのが不思議。
 
誘いとか、まどろっこしい駆け引き、してません(たぶん)。

タナに着くやいなや、高速で手繰り始めます。鬼速です。

何?
何?

消防隊の訓練?

こういう人が、2束とか3束とかあり得ない釣果叩き出すんだな。

残念ながら、イカの活性は低く、その達人でようやく、40~60杯。


私は半田丸の沖0号(万能竿)に、手巻リールのアブ7000、直結仕掛けでした。
 
そりゃあ、となりの達人を意識しますとも。スッテのスピードがとなりとシンクロするよう、ひたすら巻きます、巻きます、巻きます、そして、落とします、のくり返し。

古い漁船です。ラーク取り付けるところなんて、ありません。
体力勝負。竿を持つ左腕、パンパンです。
 
まわりでは、「釣れない、釣れない」と、なげく声ばかりでした。


釣果は忘れましたが、ツ抜けしたっけ?どうだっけ?

それでも、周りよりは、だいぶマシ。
達人のコピーを心掛けたおかげ。達人が居なければ、悲惨な結果でした。

スルメ、すべて、沖漬けにしましたが、旨かった〜