ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

白子は自己責任で

2022-05-25 16:55:23 | フグ
2022.5.22(日)

大洗 光来丸



大洗のフグが春先から調子良く釣れています。

早く、フグ釣りしたいけど、
どうせ釣るなら、
他所ではなくて、 
ヤリイカで好印象だった、
光来丸がいいな〜

と、

フグの予定が入るのを、待つことしばし、すぐに電話しました。

フグ初日にしよう。 

ん?

右舷だけ、ズラリと埋まっているけど、団体かな?

左舷ミヨシは取れました。
しめしめ。


釣行日が、雨&風予報となり、気をもんでいましたが、
出船しますとのこと。
ふぅ、第一関門クリアです。


くだんの右舷の団体は、
私が長年通い続けている、
浅草釣具の店員、中島星羅ちゃんと、そのお父様と、お仲間のおじさま達でした。


ずいぶん賑やかで、
見た目も濃い集団で、
釣りまくりそうなオーラを、ギンギンに放ち、周りを圧倒しています。

星羅ちゃんをご存知無い方は、
検索してみてください。
可愛くて、ビビリますよ。
私も初めて会った時はビビリましたから。

今日は釣りよりも、星羅ちゃんにそわそわしちゃいます。


今日使うリール、オシアコンクエストも、つい最近、星羅ちゃんから買ったばかり。

とはいえ、
おそらく、
星羅ちゃんの、記憶には残ってはいない、店員と客の関係。


せっかくですので、
ご挨拶くらいしたいなと、鼻の下を伸ばして、そのタイミングを伺いますが、


周りで、強面のオジサマたちが、『星羅、星羅』とイジリ、はしゃいでいるし、

星羅ちゃん自身も、
テンションアゲアゲのご様子、
とても、割って入る雰囲気ではないな。


ていうか、

プライベートで来てんのに、
何話しかけてくんだよ、
この変態オヤジって顔されたら、オジさん、しばらくトラウマになるな…

などと妄想すること、4回位。
ハハハハハ…小心者かよ。



出船後、今日も船長の丁寧なアナウンスがありました。その中で白子にまつわるエトセトラ。


『当船では白子はお渡ししておりません。欲しい人は申し出てください。お渡しはしませんが、ザルによけてはおきますので、お客様の自己責任、自己判断におまかせします。』


県から渡すなと言われている、とのこと。

とはいえ、白子目当ての客も多いでしょうし、

見事な大人の対応です。
渡しはしません、
客が勝手に持って帰るだけですから。


私には、
仕掛けをイジりすぎて、
むしろ釣れなくなる悪い癖があります。
今回もコソコソやっています。


オモリは、25号か30号を使用しますが、オモリは仕掛けに、通常、固定されています。

一方、

東京湾では、潮に流されない範囲で、ぎりぎり軽いオモリを使用します。 
オモリ取り替え可能タイプの仕掛けを使います。

そこで、閃きました。


30号、40号、50号のオモリを買って、
下地に白を塗り、
蛍光塗料を塗り、
仕上げにコーティングしました。

塗料は、すぐに剥げるでしょうが、
ヒマなんです…いや、楽しいんです。


糸が船下に入り込んで釣りづらい時、
ササッと仕掛けを重く出来たらどうかしらと思いまして。


カットウ針も作りました。

人気ブロガー、かずやんさん『まんまる湾フグ研究所』のパクリです。




ハリ、つんつんしていて、良く刺さりそうです。


鉄なので、ロストしてもすぐに自然に還る、自然に優しい針です。

根がかり多発の東京湾では、特に良いですね。

オモリ取り外しタイプにしたことで、大きなメリットがありました。

収納が効率よくできます。
9セット、収まりました。



水深28m、スタートフィッシング〜

左舷は払い出しで、釣り易いです。どんどん前方に糸を送り出します。
船がバッタンバッタンしていますが、竿先なんて見ませんから問題なしです。

ゼロテンキープ。
というより、マイナステンションキープ。
仕掛けがズルズル底を引きずらないように、仕掛けを置き去りにします。
これでガシャガシャ小突いたらタコ釣りです。

ガシャガシャ小突きませんが、
ピョーン、ピョーンと、跳ね上げます。
ほぼ、東京湾のテンヤスミイカと同じ釣法です。

シャクる幅はテンヤスミイカの半分、20cmほど。

シャクリとシャクリの間隔はテンヤスミイカより短く、
テンヤスミイカが5~8秒のところ、フグは3~5秒。


第1投目から、すぐに乗せました。
「はい。カタ見たよ。水出すよ。」
船中1匹目コール頂きました。
うっしっし。
たのし〜。
前半、絶好調です。

自作のカットウがイイ感じで、プッスリプスプス刺さりまくり、抜くのがひと苦労なほど。


7:00頃、乗りが悪くなってしまいましたが、すでにツ抜けて余裕っす。どうやら左舷ではぶっちぎりです。


が、後半気づいたのですが、右舷ミヨシのおじさまの釣りまくりっぷりがハンパない。
サングラス越しにチラチラとチラ見をするたび、釣れています。
ぬぬぬぬぬ。


教えを乞いたい。
が、金髪、パンチパーマ、鋭い眼光、焼けた肌。
またもや声をかける勇気のない私。

(ホームページの画像を加工)
何時頃に写したのかは不明ですが、星羅ちゃんのバケツと比較してもその釣れっぷりが伝わります。


ノリノリとはいきませんが、飽きることなく中型主体に乗ります。
なかなかの引きです。

コレでもまだ途中経過です。

目が合うよ。

もうすぐで30匹でしたが、
残念、強風につき、11時に早あがり、


29匹でした。

船中3~47でした。

弘清丸2~25
きよ丸5~25
福重丸5~27

他船の数字と比較しても、金髪パンチさんの47が際立ちます。


おさばきタイムです。
よけられているフグがいたので聞いたところ、

ショウサイフグとゴマフグとのハイブリッド。初めて見ました。

尻ビレが黄色く、
背中がブルーで、
模様も良く見ると違うし、
ザラザラしていて(ショウサイフグはツルツル)すぐに分かるよとのこと。

右にいるデカいのは、ハイブリッドではなく、ゴマフグですね。
黒いな…
背ビレがゴツいな…
初めて見ましたが、
これは、誰がどう見ても、間違えませんね。


下船後、星羅ちゃんにご挨拶できました。

『良く気づきましたね。おつかれさま〜』と、笑顔をいただきました。ホッ。

フグがさばき終わり、
先にお帰りになるときも、
自らわざわざ寄って来てくれて、
『おつかれさま〜』とご挨拶いただきました。

良い人だ(泪)。

ザルによけられた白子は、

自己責任、自己判断で、勝手に持ち帰らさせて頂きます。


下船後、
さばきを待つ間、
左となりの席だった方と会話していましたら、

4/23、ヤリイカでご一緒していたことが判明しました。
あの日、34杯で竿頭の方でした。


私が、右舷ミヨシで、沖干ししていたことを言うと、


あ〜、あの時の沖干しの方でしたか(笑)
あ〜あそこに干せるぞと、
後日、同じ場所で沖干ししたそうです。
ふふふ(笑)

また光来丸でお会いしそうですね。

大洗、水深65m

2022-05-05 13:22:06 | ヤリイカ
2022.4.23(土)

大洗 光来丸



光来丸は初めての船です。

前日17:30、船長から丁寧すぎる電話がありました。


『〇〇さんですか。光来丸です。明日は凪なので出船OKです。頑張りますのでよろしくお願いいたします。』


出船中止の電話ならともかく、明日よろしくねの電話をくれる船長、なんだかすごい。


ホームページを見ると、すでに予約で埋まった席が分かります。つまり、空いている席の中から好きな席を選んで予約できます。


映画館などでは当たり前ですが、好きな席をピンポイントで予約できるサービスは、釣り船としては画期的ではないでしょうか。


右舷の1番前を予約することができました。


ヤリイカ片舷6人限定とのことで、
僚船と比較しても、かなりゆったりです。


船長の接客は、
電話対応、船内アナウンス、オマツリの対応、すべて最高ランクの好感度。
良い意味で、船長らしくない船長。


各座席をまわっての救命胴衣の確認にも好感が持てました。


客がそろって、早めの4:05に出船です。

茨城の海は浅く、真沖に50分走っても水深65mでした。
海底の起伏はあまり無いようで、1日を通してほぼ水深65mでした。


先日のヤリイカ釣りでは水深200mを狙ったので、重くなった竿をシャクるのがハードでしたが、水深65mだと、竿が軽い軽い。同じタックルとは思えない軽さです。こりゃいいわ。


潮がぶっ飛んでいて、船内オマツリ多発でしたが、私は1番前の席なので、前方にオモリをぶん投げることでオマツリはほぼありませんでした。


多点掛けはないものの、朝のうちはポツリポツリと数を伸ばせて、

ヤリイカで埋まってきました。

今日もマイロープを持参して、沖干し作り。

この時点で16杯です。

ありがちなパターンですが、日が昇ると釣れなくなってしまい、11:30沖上がり。21杯で終了でした(船中12~34杯)。


反省点。

乗りを出した後の、カンナで引っ掛ける動作がぜんぜん出来ていません、たぶん。

乗りを察知し、合わせて掛けるのが基本なのは分かっているのですが、つい、バラすのが怖くてソロリソロリと巻き始めてしまいます。

それがすべての原因ではないのでしょうが、1/4位はさよならヤリイカさんです。

強すぎる合わせは身切れにつながるでしょうし、加減が難しいです。

もう少し頻繁に乗りがあれば色々試せるのに、とはぜいたくな要望でしょうか。


ま、前半は楽しめましたし、こんなもんでしょう。
来年は瀑乗りの日に乗ってみたいものです。

いい塩梅に乾きました。

舳先の道具は中乗りさんのものです。



凪の海を大洗港に向けて帰港中。

また、来まーす。