2023.9.18(祝)
4:00集合。
たった1匹で、
エビが食われてもいいように、
エビが食われて小さくなったら
アサリ追加で、
にくまれそうなNEWフェイス。
3匹目。
にくまれそうなNEWフェイス。
『宙です。根掛かり怖いので、底から20~30cm上げてます。』って、
11:00
トラフグ、下に隠れています。
スタッフ総出で、
大原 孝栄丸
大原のフグって、
どんなかんじ?
ちょいと遊んで来よ〜
4:00集合。
客は10人。
左右5人ずつ。
私は左の真ん中です。
大洗のフグで培った、
技術と経験、
うでだめし。
たのも〜
道場破りじゃい。
大原の船長に、目にもの見せてくれるわ(笑)
うそうそ(笑)
本当に、
大原には軽〜く遊びに来ただけで、
野望はおろか、
予習らしい予習もしてなくて、
気迫ゼロ(笑)
ところで、
おそらく、一見客は私だけ…かな?
普段から、
一見客がわらわら集まる船宿ではないとお見受けしました。
かと言って、
常連がのさばっているふうはなく、
紳士的な客ばかり。
船長は、
なんていうか、
常連からの信頼も厚く、
頼もしいかんじ。
孝栄丸は、
昨日も一昨日も釣果欄を更新していません。
他船の釣果欄を見れば、
この2日間、
釣果がガタ落ちしたことくらい分かるので、ま、いいか。
ただ、
出船するのか心配になって、
電話確認しちゃいましたけど(笑)
他船の情報によると、
どうやら、
アカエイが釣れまくって、
フグ釣りにならないとのこと。
アクアライン
電光掲示板、風速12m。
バイクの私は南風に煽られまくって、
ふ〜らふら(汗)
釣りはできるのか、
心配になりましたが、
どうやら大丈夫。
Windyアプリでは、風速7m。
アクアラインが異常なだけでした。
4:11 出船。
30分経った頃、
夜明けの海。
暗いので、
スピードは控えめですが、
海はさほど悪くないようです。
目指すは、
ちょい北、
太東沖。
5:02
『はい、やってみましょう。25m。砂地です。』
ってことで、
スタートフィッシング〜
太東沖、遠浅ですね。
勝浦沖でこのくらい沖に出たら、
水深160mでしたもの。
私は、
空合わせのような、
そうでないような、
ゆっくりした動作で、
フグを散らさぬよう心がけます。
こちらから、
フグを引っ掛ける気持ちはなく、
あくまでも相手まかせ。
フグが勝手に引っかかってくれることを期待して、
上下運動をします。
傍から見たら、
『何してんの?』
ってかんじのフグ釣りです。
死んだイワシが海底付近を漂うようイメージするので、
『死んだイワシ釣法』と呼んでいますが、イワシは使いません。
紛らわしくて、ごめんなさい。
開始1分でした。
なぜか、
いつもはあまりしない、
短く10cm、
フワンフワンとした優しい誘いをして、
スッと軽く聞き上げた直後、
ガッと来たので、
もう無意識に、
グイーンと竿を上げると、
おお〜
フグが乗りました。
フグです。
たまらん。
船中第一号。
船長に目にもの見せてくれましたわ。
ま、
ビギナーズラックと思われるだけでしょうが…(笑)
けっこう、重いぞ。
良い引きしてます。
水面でご対面。
えっ?
ヤバっ。
『アレ』じゃん。
そのまんま抜き上げましたが、
後で見たら、
針が少しのされていました。
危ない、危ない。
針折れたりして、
バラしたら夢に出るところでした。
ちなみに私は、
鉄製の鮎掛け針を改造し、
カットウ針としています。
トラちゃんです。
アカエイを、
外しに出て来た船長が、ひと言、
『トラ?』
船長の声にこだまして、
右舷から、
『トラ?』
『トラ?』
『トラ?』
海なのに、
やまびこ3つ。
やっほー。
左となりの常連氏から、
満面の笑みで、
『おめでとうございます』を、
頂戴しました。
『ありがとうございます。トラ、初めて釣りました〜』と、
抜かりなく、
さり気なく、
素人っぽさも演出します(笑)
たった1匹で、
この存在感。
貧果を覚悟の釣行で、
貧果を覚悟の釣行で、
朝っぱらから大当たり、
人生、得てしてそんなもの。
そうそう、
船宿販売エサは、
アルゼンチンアカエビ6匹500円、
アサリ1パック300円。
エビが食われてもいいように、
保険で、アサリを付けておいて、
エビが食われて小さくなったら
アサリ追加で、
抱き合わせ。
ボイルアサリのクタクタっぷりに、
最初は釣れる気がしませんでしたが、
アサリ、いい仕事。
アサリ、疑ってすまん。
潮回りして、
すぐに、
2匹目を釣りました。
中サイズ。
左舷では、よそ者が、ひとり勝ちの、この状況、
私はもはや、
にくまれそうなNEWフェイス。
ようやく、
周りでポツン、ポツンと釣れはじめ、
にくまれそうなNEWフェイスには、
下に下にグイグイ引っぱる、
強烈な引き。
アカエイ確定。
とほほ。
船長は手鉤一発、
早わざで、外してくれます。
早わざなので、
写真はありません。
船の中には入れず、
空中で外します。
おかげで、
仕掛けは無事。
助かります。
あとで右舷の常連さんに聞いた話では、
昨日のアカエイは、もっと凄まじく、
今日の比ではなかったとのこと。
外房は、
イカはサバ、
フグはエイ。
本命、外道まみれ。
トラフグ釣れた成功体験が足かせとなり、
トラフグ釣れた時の、短い幅のフワンフワンを多用し、
カットウにPEが絡まる始末。
こんなんじゃ、
釣れるわけねぇ…
初心にかえり、
自ら提唱する、
『死んだイワシ釣法』をします。
死んだイワシを漂わせるイメージ…
すると、
すぐに、
7:07
3匹目。
ヤバいデカさ。
トラフグが大きく見えません。
ちょっとやめて欲しい(笑)
7:50
4匹目、ジャンボ。
8:00
着のり。
サバフグでした。
外道には君もいたっけ、
忘れていたよ。
幸運な事に、
アカエイ、サバフグ、
1匹ずつで済みました。
周りでは、
アカエイ、3~5匹。
左となりの常連氏、
サバフグ、8匹。
ある時なんて、
サバフグが5~6匹、
水面まで常連氏の仕掛けを追いかけてきて、
仕掛けの周り、
凄いスピードで乱舞しています。
海のギャングです。
常連氏、水面で、
2匹をチェリーで掛けました。
凄い。
オモリがアオヤギ色でした。
サバフグの好みかも。
常連氏、
続けてシイラも掛けました。
針掛かりが浅かったのか、
バレましたけど、
アオヤギ色、恐るべし。
8:20
5匹目。
右手薬指、ガブリ。
あ、
フグ釣りしてたんだっけ。
チューチュー血を吸い、
ペッペして、
7回位で、
止血完了。
8:25
6匹目。
右舷の真裏、
麦わら帽子の常連氏の細いPEとオマツリしながら、釣れました。
本日、
最初で最後のチビフグでした。
そろそろ最初の仕掛け、
針先あまくなってくる頃、
ボツにします。
チョキチョキチョキ。
はい。どうぞ〜
外れましたよ〜
9:00
7匹目。
これまたジャンボ。
飽きない程度に、
ポツンポツン。
太東沖。
左舷の様子は、
ミヨシの常連氏、
左舷ではトップかも。
私、負けている気がします。
しっかりゼロテン、
アタリを見てます。
チョン、チョンと、空合わせは小さく丁寧。
教科書のような釣りが出来ています。
ただ、
負け惜しみを言うと、
フグが小さいのばかり。
そして、
アカエイばかり。
チビフグとアカエイ、
あの、ピョンとした動きが好きなのかしら。
右となり。
年配の方。
常連ですが、
手が合っていないようです。
無駄に糸ふけ出してオマツリしてくるし、
ちょっと厄介。
胴の間に、
NEWフェイス。
左となり。
かなりの常連。
お住まいは、茂原市。
腰が低く親切で、
私が釣っても、
自分が釣っても、
話しかけてくださる気さくな方。
トモのお兄さん。
左の常連氏のお連れ。
かわいそうに、
不慣れのようで、
ほとんど釣れず、
意気消沈。
休んではいないけど、船酔いしてたかも。
9:30
移動開始
バッシャン
バッシャン
後ろに避難。
僚船も一斉に集まり、
9:55
アナウンス。
『根掛かりします。はい、どうぞ。』
水深12m。
残り1時間、
第2ラウンド。
はは〜ん。
知っていますよ、
大原の根周り、
このパターン。
ガリンガリンの根に、
ボーボーに生えた海藻の中、
底に着けず、宙の釣りをするんですよね。
にくまれそうなNEWフェイス、
宙のフグ釣りなんて、
したことありません。
本当に釣れるんかいな。
着底の瞬間、
必ず一瞬、根掛かりしそうになります。
こりゃ、大変。
手強いポイントです。
ここでの狙いは、
アカメフグ(正式和名ヒガンフグ)。
動きののろいフグですから、
『死んだイワシ釣法、のろのろバージョン、宙釣り編』
開始15分。
10:10
ドンっ。
うおっしゃ。
乗せました。
どうした、私。
いつになく、やることなすこと、当たるじゃないか〜
後半戦、
船中、第一号。
8匹目。
ガマガエル。
再びの、
にくまれそうなNEWフェイス。
左の常連さんに、
『タナはどれくらいですか』と、
聞かれましたが、
NEWフェイスに聞くんですか(笑)
『宙です。根掛かり怖いので、底から20~30cm上げてます。』って、
お答えしましたが、
もう少し高く上げていたかも。
ミヨシの常連さん、
左の常連さん、
上手い人にはポツン、ポツン釣れだしましたが、
慣れていない方は、
フグ釣る前に地球釣って、
仕掛けロストのくり返し。
左の常連さん、
2匹目のアカメフグは、
野良猫。
デカっ。
NEWフェイスは、
2回ほど、
アタリがあって、
掛けそこね、
悶絶。
後半戦、思いの外、楽しい〜
10:38
私にも2匹目が掛かり、
こりゃ、楽しい〜
9匹目。
再びのガマガエル。
再びのガマガエル。
11:00
沖上がり。
トラフグ、下に隠れています。
アカメも良いサイズ。
着岸。
スタッフ総出で、
早い。
道具をバイクに積み込んだ頃には、
全員分さばき終わって、
すぐに帰れました。
トップは11匹。
下船後、
ロストしまくりの常連氏に船長曰く、
『PE、細いとすぐ切れてダメだよ。
3号が良いよ。』
針に掛かった海藻、
むしり取れますもんね。
私はPE2号で、
海藻2回むしり取って、ロスト無しでした。