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大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

氏神様へ初詣

2013年01月24日 | 日々の暮らし
大晦日の午後に年賀状を投函した私は、無事に年が越えるのを待って氏神様へと初詣に出かけた。
やっと、やっとの年越しやった。

初詣とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝する行事。一年の感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりする。初参り(はつまいり)ともいう。

元々は「年籠り」(としこもり、としごもり)と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る習慣であった。やがて年籠りは、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今日の初詣の原形となった。

江戸時代末期までは氏神またはその年の恵方の方角の社寺に詣でること(恵方詣り)が多かったのだが、明治以降では氏神や恵方とは関係なく有名な寺社への参詣が普通になっている。

初詣が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、明治時代中期のこととされている。明治時代初期までは恵方詣りの風習が残っていたようだが、京阪神において電鉄会社が沿線の神社仏閣をてんでばらばらに「今年の恵方は○○だ」と宣伝し始めたために、本来の恵方ではない神社仏閣にも詣でるようになり、恵方の意味が薄れ、有名な神社仏閣にお参りするようになったといわれている。
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
吉祥天女様 (ひー)
2013-01-24 18:05:46
年の初めにお薬師さんで聞いたお話です。

奈良時代、正月の15日間だけ吉祥天をお寺の金堂にお祀りしたそうです。
その時しか吉祥天にはお会いできないわけですね。
吉祥天様にお参りする、それが初詣の始まりだとおっしゃってました。
今でも奈良の古いお寺では、正月にのみ吉祥天をお祀りするそうです^^
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恵方といえば (山口ももり)
2013-01-25 08:55:01
恵方といえば・・・節分の巻きずしくらいしか思いうかばないわが身の情けなさ・・・正月の15日間だけ吉祥天をお寺の金堂・・・・書き込みも面白く拝読しました。
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Unknown (瓜亀仙人)
2013-01-26 17:14:15
ひーさんへ
良い話を聞きました。
今日、伯父の年忌で吉祥天にご縁のあるお寺の近くにいました。
明日にでもブログにアップします!
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Unknown (瓜亀仙人)
2013-01-26 17:16:31
ももりさんへ
>恵方といえば・・・節分の巻きずしくらいしか・・・
その節分が近づいてきましたね。
黙って太巻きをかぶる日ですよね・
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恵方 (ひー)
2013-01-28 13:41:32
ももりさん
売り亀仙人さん

吉祥天様の御札も恵方に祀るそうですよ~^^
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Unknown (瓜亀仙人)
2013-01-29 18:14:55
ひーさんへ
御札より団子。
団子より太巻き!
もうすぐですよねぇ~
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