「金色夜叉」 に思う・・

　昨日の２０日は「玉の輿の日」だそうだ。　大正８年京都の芸者が
アメリカの大富豪に見初められて結婚したことから「玉の輿」と云われたようだ。

　尾崎紅葉の代表小説「金色夜叉」　許嫁であった貫一とお宮だったが　大富豪の
息子富山の「ダイヤモンド」の高価なプレゼントに目がくらみ　結婚を受け入れる。
「玉の輿を選んだお宮だった・・」
　♬熱海の海岸散歩する　貫一お宮の二人連れ　共に歩むも今日限りともに語るも
今日限り♬　別れの怒りに震える貫一「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせる」
との捨てセリフで　お宮を蹴っ飛ばして別れて行く・・　
　その後　貫一は復讐のため悪徳高利貸し業になって行く‥（小説のあらすじだ）
　いつの時代も女性は　「お金と宝石」に弱いものかも知れませんね～・・

　先日　福岡駅前で会社員の女性（38）が元交際相手であった飲食従業員の男性（31）
に刃物で胸や腹の10か所ほど刺されて死亡した殺人事件・・別れ話のもつれで
女性から「別れを告げたのに付きまとわれている」と警察に相談　ストーカー行為
禁止命令が出ていたのだが　駅前で待ち伏せされて殺害されたようだ。　男と女の
仲なんて愛憎が絡んで難しいものですね～　
　金色夜叉の貫一のように　足で蹴っ飛ばして　別れればいいものを‥　ね‥
　　下らないブログと笑って下さい。　（写真はネットからお借りしました）