はじめに
私が、宮崎で立ち上げたチームは、初心者や高齢者のメンバーが多いチームでした。
で、2カ月後に控えた大会で、そこそこの試合をするために選んだ基本戦術は、
サーブレシーブから得点し、サーブで得点するというものでした。
要求したプレーはまず、サーブレシーブからの攻撃です。
これは、もう、基本の基本です。
これができないと、もはや試合は成り立ちません。
そのことを、最優先して練習を行い、選手を選んだのです。
基本戦術(サーブレシーブからの攻撃)を確保するためのプレー
まずは、サーブレシーブです。
私たちの職場対抗のレベルで、まずはサーブが来る確率の高いところにサーブレシーブの安定した選手を配置しました。
中衛ラインの中央を
全てのプレーに秀でているM
サーブレシーブが最もうまいK
に守らせます。
そしてバックセンターに
元少女バレー監督で60歳のDさんを配置しました。
実は、この選手選び、結構皆が驚いたのです。
私がバレーボールを立ち上げた時に集まったメンバーは全部で26人でした。
その中には、宴会要員とか、御意見番みたいな感じで参加したとか、球拾いででも若手に交わって楽しもうとか、そういう考えで来てくれた人もいましたが、他の運動で活躍していて、体力、体格に自信がある選手もたくさんおりまして、実質20人くらいでレギュラーを争ったのです。
事実、スパイクを教えた練習初日で、10人以上の選手がスパイクを打てるようになりましたし、パスやレシーブ練習でも極めて高い能力を有する選手が見受けられました。
対人レシーブやスリーメンレシーブなどで、形は悪くてもボールに対する反応が早く、なんとかかんとかボールをレシーブし、すばやくカバーに走り、ボールをつなぐ選手が現れたのです。
しかし、彼らの中にはレギュラーの12人枠に入れなかったメンバーがいました。
そして、レギュラーに選ばれて、逆に驚いた選手もいたのです。
選手に選ばれて驚いたというのは
元少女バレー監督Dさん(60歳)
青年の主張での優勝経験はあるが運動経験なしのTさん(48歳)
運動経験がなく、ボールが投げられないと言っていたH(29歳)
の3人です。DさんとTさんは先発メンバー、Hは交代要員です。
明日から、彼らがなぜ、レギュラーに選ばれたのかについてお話します。
チーム戦術を考えるとき、総合的にバレーがうまい人が選手に選ばれるとは限らないというお話をしてみたいと思います。
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