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urauranus(ゆり)のあけてびっくりおもちゃ箱

「枡野浩一のかんたん短歌blog」にトラックバックで投稿するためのblogでしたが…??? 日々の記録……記憶。

おじいちゃん

2014-09-14 22:53:51 | Weblog
おじいちゃん(母親の父親)はわたしが小さい時に亡くなり、まったく記憶にない。が、おじいちゃんが買ってくれたという犬のぬいぐるみが、ずーーっとわたしが中学生になってもまだ捨てずに家にあった。
地味な色で、枕に頭がついたくらいの大きさで、おまるみたいにまたがって遊んでいる写真が残っていた。毛は、古いテディベアみたいなくしゃっとした生地。
わたしと二十歳違う叔母さんが、その頃それを見て私もほしいとおじいちゃんに言ったけど買ってくれなかったとか言っていて、「あげる」と言ったら、こんな汚いのいらん! と。
おじいちゃんはお坊さんだったそうで、酔っぱらうと歌って踊って、叔母さんはそんなおじいちゃんに泣いて「やめて」と訴えていたそうだ。いつものおじいちゃんと全然違うから。
おばあちゃん(母親の母親)は、武家の娘で両親は亡くなりお兄さんが何人かいて大事に育てられ体も弱くていつも家で寝ていて、家のことも子どもの世話もなーんにもしなくて、全部おじいちゃんがして、子どもたちはみーんなおじいちゃん(お父さん)が大好きだったとか言っていた。
で、おじいちゃんが亡くなった時、母親は愛知こどもの国へ遊びに来ていた。私と弟とたぶん父親も。お姉さんに事前に言っていて、電話がかかってきて、呼び出しされたそう。でも、危篤だったら慌てて帰るけど、もう死んだんだったらせっかく来たんだから遊んで帰りましょうと、遊んで帰って、お姉さんに怒られたらしい。

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