urauranus(ゆり)のあけてびっくりおもちゃ箱

「枡野浩一のかんたん短歌blog」にトラックバックで投稿するためのblogでしたが…??? 日々の記録……記憶。

本のことなど 14

2006-02-10 19:28:21 | Weblog
かなしーおもちゃ~あるある短歌1~
 枡野浩一 (インフォバーン)

約一年前に出た本です。
「枡野浩一のかんたん短歌blog」に投稿された約4500首の中からの傑作選ですが、枡野さんの短歌もあります。
誰かが、「爆笑短歌集」と書いていましたが、その通りです。
右側の頁に短歌、左側の頁に枡野さんのツッコミがあります。
こんな風。

笑ったら死ぬと宣告されたけど松尾スズキの芝居が観たい (青木麦生)

 早まらないで!そんな自殺の仕方、松尾スズキの芝居に似合いすぎてる!!


この胸の炭酸みたいにしゅわしゅわとなる感覚が恋なのかしら (幸田)

 ただの胸焼けじゃないかしら?


メリットがあればいいのよ女にも 結婚すれば歳とまるとか (紫月美夜)

 男にはどんなメリットがあるの?


わたしは『かんたん短歌の作り方 マスノ短歌教を信じますの?』(筑摩書房)を読み、約一年前にこのblogを始めました。それまで「枡野浩一のかんたん短歌blog」の存在は知りませんでした。
で、「枡野浩一のかんたん短歌blog」の過去ログを読んでいると……。
紫月美夜さんの短歌への枡野さんのコメントが「あなたの名前は宝塚の美女にだけ許された名前です。短歌ではなく、顔写真お待ちしています。」とあり、ひえぇぇぇ~と、驚きました。(その後も紫月美夜さんは短歌を投稿されていて、枡野さんに取り上げてもらっていました。でも今は、blogもなくなってしまっているよう。)
その頃、『かなしーおもちゃ~あるある短歌1~』の出版パーティーやオフ会があったようで、わたしの記憶によると、オフ会の名称は「枡野浩一とへこむ会」。
……「へこむ会」って……。わたしは可笑しかったです。
誰が書いていたのか忘れましたが、「紫月美夜さんは美しい人でした。」とあり、枡野さんは謝罪をしたのかしら? と、思いました。

今、わたしの投稿は139までで、枡野さんにコメントもらえたのは、七首。

ハルウララもし君の名がトップウノゴトクだったら今の君ない (ゆり)
 「今の君はない」と、ちゃんと書くべき。日本語ならね。(枡野浩一 以下Mと表記)

1レース一番人気買ってみる 春一番が駈けぬけてゆく (ゆり)
 あら。まあまあね。爽やかよ。(M)

うそつきでなにがわるいの? もんくある? そうよわたしは大ぼらふきよ (ゆり)
 もんくなしに、うそつきです! (M)

夢なのにとてもリアルであたたかい 嘘でいいのでずっと続け (ゆり)
 「続いて」ではなく「続け」。字足らずにしてまで命令系にしてしまうわがままさに愕然。(M)

ドラえもん耳をかじって悪かった反省してるすきだったんだ (ゆり)
 これは意外な告白。
 「好き」を平仮名で「すき」と書きたい気持ちはわかるけど、「反省してる隙だったんだ」と誤読されてしまうから、いろいろ工夫して再投稿して。まあ、漢字の「好き」でいいと思うな。(M)
※再投稿しました。
ドラえもん耳をかじって悪かった反省してる好きだったんだ (ゆり)

ドラえもん あたしの夢は世界平和 まず手始めにどうしたらいい? (ゆり)
 僕の夢は世界せいふく。まず手始めにどうしたらいい? ドラえもん! (M)
※うーん……。
ドラえもん あたしの夢は世界征服 まず手始めにどうしたらいい? (ゆり)
ってのも、投稿したのだけど……なぜダメなの……。

義理チョコは誤解させては気の毒よ「鹿のうんこ」をオススメします。 (ゆり)
 「鹿のうんこ」の広告にはつかえる歌。(M)

採用(?)率は約5%、上げたい……。(消費税は上がりませんように。)
メゲずによく出してるなぁと自分自身に感心?

去年、9月3日には『ドラえもん短歌』(小学館)という本も出ました。わたしの短歌も一首載っていて、わたしには夢のよう。
知人に「9月3日がドラえもんの誕生日で、93首載ってるの!」と言うと、「応募、93首?」って返ってきたよ……。冗談には聞こえなかったんだけど。(家に帰って本を開くと、約3600首の応募とありました!)

『かなしーおもちゃ』のカバーにはこんな体験者の声が載っています。

「かんたん短歌のおかげです!」
  佐々木あらら (30歳/男/ワニ飼育業/東京都在住)
短歌を始めるまでは不幸続きで、大きな病気になるし仕事はクビになるし妻は男を作って出ていくし、さんざんな日々だったんですけど、マスノ式かんたん短歌をはじめてからたった半年で人生が180度変わりました! 見違えるように元気になったし、仕事も見つかり、女の子にも驚くほどモテるようになりました! 昔からの知人にあっても「どうしたの?5歳は若返ったね!」って言われます! 今ではマスノ式にどうして早く出会えなかったんだろう、ってそんなことまで後悔しています。欲張りすぎですかね(笑)。

さぁ! あなたもかんたん短歌を始めよう!
「枡野浩一のかんたん短歌blog」へはブックマークから行けます。

『かなしーおもちゃ』を読むと、きっともっと笑えますが、もちろん笑えるだけの本ではありません。読んでみてね。

ほほえみがしゃんしゃんしゃんとふりかかる そっとしまえばぼくのものです (安藤三弥)


この記事は、ブログルポの「笑える話」に投稿しています。
人のふんどしで……って気がしなくもないけど、笑ってしまったあなたはクリックしてね。
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「こんな短歌の世界があったなんて! わたしも今すぐ、かんたん短歌をはじめます!」と、書いてね。

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ホテル

2006-02-10 19:24:13 | Weblog
わたしはまったく憶えていない、昔のお話。
わたしが幼稚園へ通っていた頃(だと思う)、家族でホテルに泊まりました。それがとっても素敵だったのか、それ以来わたしは周りの人に「ホテルへ行こう。ホテルに行きたい」と言い回っていた……らしい。
そして、車に乗っていて「ホテル」という看板を見つけると「ホテルだって! ホテルに行きたーい!」と……。

この間、映画「THE有頂天ホテル」(監督 三谷幸喜)を見ました! おもしろかったの!
どうおもしろかったかは……見て見て見て!

このブログを読んでくれている人で、米米CLUBの「ホテルくちびる」という歌(というかひとり芝居?)を知っている人はいるだろうか?(知らない人は、CDを聞いてみて。でも、CDのタイトルを思い出せません。)
コメント (3)
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