ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク

ソーシャルビジネスを大阪の地からつないでいこう!を合言葉に、SIOネットワークからの公式情報ブログです。

関学「社会起業フォーラム」の成果は関西の地に光り輝いていく☆

2010年03月24日 | Weblog
昨年12月に関西学院大学人間福祉学部からお声掛けいただき、関学で学生主体の『社会起業フォーラム』開催したいから、学生をサポートして手伝ってくれないか!とのお言葉に始まり、学生&関学事務方とSIOの協働により、約3ヶ月の準備期間がスタートした。

SIOネットワーク運営委員会としては、関学社会起業学科が文部科学省の大学教育改革(GP)の呼びかけに呼応し、社会起業家を輩出するための野心的な教育プログラムの一環としてのキックオフ・フォーラム開催に興味津々にて協力することにしました。
(これは3年連続の事業で来年度以降も続く。)

今回の関学『社会起業フォーラム』のキャッチフレーズは

「世界を変える!私のKEYが見つかる」

貧困・差別・偏見・・・さまざまな苦しみや困難を抱えて生活している人たちが、この世界には数多く存在します。

この現実の世界に対峙し、あなたの価値観だったり視野だったり、あなたにしかない、あなたの中の世界で、自己の世界がよりよく、そして広がりを見せるように変わるためのヒントであるKEYをこのフォーラムで見つけてほしい!

つまり昨年の『社会起業サミット』が学生中心のエンパワーメントを活用した「社会起業家啓蒙一大イベント」でしたが、今回の『関学社会起業フォーラム』は学生が求める「人生の扉を開けるKEY」を見つけるためにたくさんの社会起業家を招いた、学生による学生のためのフォーラムであった。

準備期間初期、学生の皆最初は大人しく、どことなくひ弱な感じで「大丈夫かなぁ~?」と思っていたが、フォーラムが近づくにしたがって、みるみる逞しく成長しているのが見てとれる☆

学生たちはフォーラム後も、社会起業登壇者団体NPO法人NICEさんやRoom to Readさんへ、インターンなどとして積極的にアクセスしてるようで嬉しく思います。

このようなアクションを生み出せたことで関学版GP(文科省教育改革プログラム)がテイク・オフしていく大きな契機になったと思います。

フォーラム前後から・・
コーデイネートさせていただいた各分科会登壇者団体どうしの協働も同時多発的にどんどん始まっています。(神戸国際ハーモニーアイズ協会さん・子どもとアーテストの出会い・アンビシャスさんらがそれぞれ活動交流開始)

このこと自体もSIOネットワークの活動そのものであり、その成果は引き続きこのブログにもアップさせていただきます。

「世界で起業したい!」若者たちも、この日は関学に集結!さっそくSIOnetwork(メーリングリスト)でつながりました。

今後もこのようにイベント交流を通じて、地域社会や世界に向けて”未来の光”を解き放つ若者たちの主体性や社会起業団体間のコラボが、末広がりに関西を活気づけていくことを期待します。

最後に、関西学院大学人間福祉学部事務方の皆さま、協力いただけたSIOボランティアの皆さま!ホントお世話になりました。(感謝の意を添えて)

【3月19日in東京】「途上国の問題を日本の先進技術で解決する」

2010年03月15日 | Weblog
昨日、(大阪)難波SIOオフィスにてもご登壇されるNPO Kopernik 中村 俊裕 氏より、広報依頼です。
(ETICさんのイベントin東京)

日本の優秀な中小企業から世界に向けて、無数のソーシャルビジネスが生まれれば素晴らしいですね。

社会を変えるには・・ソーシャル・ベンチャーを孵化し、育てることもさながら、それ以上に、既存の「中小企業をソーシャル化」することが一番大事だとかねがね思っています。(日本経済の成長戦略にて)

関東の皆さま、ぜひ足を運んでみてください。

大阪にてのSIO”中村さんを囲むBOPワークショップ”はこれから海外に羽ばたく学生やフェアトレード社会起業家、NGO&支援団体の方々など・・・おかげさまで定員オーバーにて熱く盛り上がりました。

関西においても今後、中小企業向けBOPフォーラムを開催していきたいですね。

以下、広報文です。

【転送歓迎】    ****    ****    ****

「途上国の問題を日本の先進技術で解決する」
 ~飛躍する日本のものつくり中小企業!~

近年、海外では「デザイン革命」ともよばれる現象が起こっております。
欧米の 多くの企業、大学、そして非政府組織(NGO)が競って
水、保健・衛生、農業、 教育、エネルギー・環境といった
様々な分野における途上国向けの技術、デザイ ンを取り入れた
アイデア製品を開発しております。
そして、こういった取り組みを、ビジネスとして成り立たせながらも、
発展途上国の貧困削減に貢献するモデルを構築し始めています。

この流れに乗り、日本でもBoP(Base Of the Pyramid)ビジネス
という言葉がメディアで用いられるようになってきました。
しかし、日本発のBoPビジネスの例というのは非常に限られており、
欧州やアメリカなどに大きく後れを取っているというのが現状です。

日本という国が誇る素晴らしい技術と崇高な理念をもった中小企業は、
このマーケットで十分に活躍する可能性があります。
また、経済がグローバル化する中で、
これからは大企業とともに歩んでいくだけではなく、
中小企業自らの手で新たな展開を模索していくべき時代です。

本セミナーでは、様々なBoP技術・製品と発展途上国と結ぶ
マーケット・プレースを運営しているコペルニクの代表、
そして、BoP技術開発の世界的な中心でるマサチューセッツ工科大学の
D-Labの専門家を呼んで、発展途上国でのニーズとは、
既存のBOP技術・ビジネスとは、を理解するとともに、
日本の優れた中小企業の技術を用いた製品や技術が世界に飛び出し、
世界の問題を解決していくきっかけと可能性を探って参ります。

BoP・・年収3000ドル以下で暮らす層の人々を指してBOP(Base of the Pyramid)という。

日時 2010年3月19日(金)18:00-21:30

テーマ 「途上国の問題を日本の先進技術で解決する」
 ~飛躍する日本のものつくり中小企業!~

プログラム 18:00-18:40 レクチャー&技術リクエスト その1
中村 俊裕 氏 NPO Kopernik 共同創設者
・発展途上国で、果たして人々はどういった生活をしているのか
-途上国の人々の収入は?
-家族構成は?
-どんなことに困っているか?
・発展途上国向けに開発された商品・テクノロジーのご紹介
-ライフストロー
-太陽熱で充電できるLEDランプ

18:40-19:10 レクチャー&技術リクエスト その2
マサチューセッツ工科大学メディアラボ 遠藤 謙 氏
・MIT D-Labの取り組みのご紹介
~D-Labで作れた商品、作れなかった商品~


19:10-19:40 レクチャー&技術リクエスト その3
マサチューセッツ工科大学・IIH Jose Gomez-Marquez 氏
*講演は、日本語への逐次通訳あり

19:40-20:30 Q&A、ディスカッション

20:30-21:30 交流会
・参加者による一分間スピーチ(日本語)
・交流会

場所 国立代々木オリンピックセンター 
   国際交流棟 第1ミーティングルーム 

定 員 50名

参加費 無料

お申し込み(詳細):http://www.etic.or.jp/svc/corporate_bop.html

BOPビジネス☆第10回SIOワークショップ&懇親会のお知らせ《3月14日》

2010年03月05日 | Weblog
表題タイトルのワークショップを開催します。

ETIC.さんからJAEさんを通じて、大阪でBOPビジネス勉強会開催の依頼がありました。


ETIC.さんがイノベーショングラントを通じて応援をされてるKopernik(コペルニク)の中村さんという方が いらっしゃいます。(氏は関西が実家)

中村さん帰阪のチャンスに急遽、皆さまと活動紹介を兼ねて交流会をしたく思います。

KopernikはBOP向けの技術を使い、途上国の支援をしております。

中村さんご自身、国連に働いていた経験などがあり、ニューヨークで事業をスタートさせて、5月よりインドネシアを拠点に活動をしようとしております。

Kopernikは、BoP向けの革新的な技術・製品を、発展途上国に効果的に波及させ、貧困削減の速度を加速させます。Kopernikのオンライン・マーケットプレースを通じて革新的技術を所有する会社や大学、途上国の市民団体そして一般個人の3アクターがつながります。

Kopernikウェブ上で、革新的な技術・製品を掲載し、それを見た途上国の市民団体がどのようにその技術・製品を使い、貧困削減に貢献したいかを書いた提案書を作成し、ウェブ上に掲載します。提案書を見た一般個人は、小規模の献金をし、提案書を実現させます。

ウェブサイトのリンク( http://www.thekopernik.org/ )

商品例;
*太陽光発電ランプBarefoot power
*一台のPCを10台にするNcomputing
*簡易浄水ストロー LifeStraw
*自分で度数を調節できるDIY Glasses(メガネ)
*水の運搬効率を飛躍的に向上させるQ Drum

(※私はこれらの商品を内モンゴルへつなぎたい!)


【Kopernik中村俊裕さんの経歴】

国際開発援助で約10年の経験をもつ。
東ティモール、インドネシア、シエラレオネ、ニューヨーク、ジュネーブを拠点とし、主に国連開発計画で働く。主にガバナ ンス改革、平和構築、自然災害後の復興(スマトラ沖地震など)、国連改革などに従事。

インドネシアでは、日本企業のBoPジネスへの参入を促し支援するプロジェクトを発案し開始した。その経験から伝統的開発援助のギャップを補完するためにKopernikを立ち上げた。

前職はマッキンゼー東京支社で経営コンサルタント。インドの人材を使ったITベンチャー立ち上げも経験。

京都大学法学部卒業。英国ロンドン経済政治学院で政治学修士号取得。

ブログのリンク ( http://thekopernik.blogspot.com/ )


☆★☆第10回SIOワークショップ&懇親会☆★☆

日時:14日(日)15時30分~中村さんを囲むワークショップ(無料)
17時半~二次会へ(居酒屋での懇親会は実費※)
定員:15名

場所:難波のSIOオフィス(難波グランド花月 北隣)
http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/guide/access/

申し込み:お名前・所属・参加動機(1口コメント)を添え
haruyasu@sannet.ne.jp 施まで

集合:3月14日15時 難波グランド花月正面入り口前

積極的にBOPビジネスにご関心あられる方は集まりましょう!

※遅れてのご参加申し込みは極力慎みください。(会場の都合上)
なお二次会のみのご参加もOKです。(施まで連絡ください。)

SIO&関学のコラボ☆3月20日「K.G.の学生による初めての社会起業フォーラム」

2010年03月02日 | Weblog
昨年末より関西学院大学に通い詰めて、ついにイベント概要がまとまりました!

SIOネットワーク運営委員会がこのフォーラムの事務局にて協力し、関学「社会起業学科」の学生たちとも志をともにでき、今後も素晴らしいコラボレーションが関西の街に発展していけそうです。

当日はすべて、学生たちの司会・運営にて進行していきます。

皆さま、ぜひ関学上ヶ原キャンパスへお越しください!

【転送歓迎】    ****    ****    ****    **** 

「K.G.の学生による初めての社会起業フォーラム」
世界2を変える 私のKEYが見つかる

このイベントは文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」に採択された取組「社会起業家養成の革新的プログラム開発」の中で、学生が企画から運営まで主体的に取り組むイベントであり、初めて社会起業をテーマに開催する、関西学院大学の“学生の学生による学生のためのフォーラム”です。ふとした出会い、そしてあなたの小さなその一歩が世界を変えるきっかけになるかもしれない。一歩を踏み出す一つの方法として社会起業をテーマに取り上げ、企業活動から芸術分野に至る第一線の起業家・実践家をお招きして講演いただき、意見交換も行います。

同じ世代の若者×起業家で、世界を変えていくKEY(鍵)を見つけませんか? 

基調講演では、株式会社プラスリジョンの福井佑実子氏をお迎えします。

分科会では、社会起業に関わるテーマを「音の世界」「国際貢献」「CSR」の観点からと、すでに起業活動をしている学生3名をご紹介しながら、学生や若者との意見交換を重ね合わせ、社会を変えていく志と使命を確かめ合います。

日時    2010年3月20日(土) 午前10時30分(開場は午前10時)

場所    関西学院大学西宮上ケ原キャンパス G号館
(基調講演/301号教室,分科会/201号教室・202号教室)

定員    200名

参加費  無料

主催    関西学院大学人間福祉学部社会起業学科 
      社会起業フォーラム運営委員会/社会起業サポートセンター

協力   SIOネットワーク

お申し込みは、下記申込内容をご記入の上、3月17日(水)までにお願いします。

<申込内容>
名前、団体名(所属名)、E-mail、参加希望の基調講演・分科会

<申込先>
   関西学院大学人間福祉学部 社会起業サポートセンター
    Mail  info@ssc-kg.com
 FAX  0798-54-4898

【タイムスケジュール】
10:30~10:45 開会挨拶
10:50~12:00 基調講演 福井佑実子氏
      「小さな一歩が社会を変える ~新しいけど身近な社会起業の方法」
12:00~13:00 休憩
13:00~14:30 分科会① 「学生が社会貢献」・「国際交流で社会貢献」
14:45~16:15 分科会② 「音の世界で社会貢献」・「CSRで社会貢献」
16:15~16:30 休憩
16:30~16:45 閉会挨拶
※分科会は?・?ともに、2つのテーマから1つを選んでいただくスタイルとなっています。

【参加企業・団体(講演順)】
◆基調講演 
 株式会社プラスリジョン http://www.plusligion.com/

◆分科会①-1 「学生が社会貢献」
 CASA  http://www.hnpo.comsapo.net/weblog/myblog/448?LIST=1 
 あおぞらプロジェクト
 学生国際協力団体 SIVIO  http://sivio.jp/

◆分科会①-2 「国際交流で社会貢献」
 特定非営利活動法人 NICE http://www.nice1.gr.jp/  
 Room to Read Japan / Room to Read 関西グループ 
                  http://www.roomtoread.jp/

◆分科会②-1 「音の世界で社会貢献」
 特定非営利活動法人 神戸国際ハーモニーアイズ協会 
                  http://www.harmony-eyes.jp/  
 特定非営利活動法人 子どもとアーティストの出会い 
                  http://www.npo-kad.com/  
 特定非営利活動法人 アンビシャス http://npo-ambitious.com/

◆分科会②ー2 「CSRで社会貢献」 
 積水ハウス株式会社  http://www.sekisuihouse.co.jp/  
 特定非営利活動法人 トゥギャザー http://together.or.jp/