ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク

ソーシャルビジネスを大阪の地からつないでいこう!を合言葉に、SIOネットワークからの公式情報ブログです。

SIOネットワークで”社会起業家同士の事業提携”が始まった☆

2009年12月31日 | Weblog
以前SIO”社会起業家のタマゴ”ワークショップでの出会いを契機に「あしたね先生」&「発達障害児支援LOF教育センター」という本格的に起業されて間もない社会起業2団体が業務提携へと発展しました。(嬉)

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一新塾の後輩で「発達障害児支援LOF教育センター」と「一般社団法人日本発達障害ファミリー支援協会」を立ち上げられた方がいます。

軽度発達障害の課題

私が取り組んでいる社会的な問題は『軽度発達障害』と呼ばれる学習障害やADHD、アスペルガー症候群などの症状を抱える子供たちとその保護者の方々への支援です。

障害という名がついていますが、重度の障害と違い見た目は健常児と同じですし、話してみてもなんら普通の子供たちと一見変わった所がない子供たちも大勢います。
 
約2年ほど前からようやく公立の小、中学校では特別支援教育ということで支援らしきものは出来ましたが、それも学校格差が大きくまだまだ行き届いていないのが現実です。

しかも、専門家といえる教師ですら、まだまだ知識や理解が少なく正しい支援がなされていないのが現状です。また、地域社会では殆ど理解や支援は皆無と言っても過言では無いほどです。

この事業を進めていく決意!

なぜそんなことがいえるのか?というと私の子供自身、軽度発達障害児で、様々な体験を私自身が経験しているからです。

当初は、他人のお子さんをお預かりして指導する自信は全くありませんでした。

けれど、私の指導を喜んでくださる家族に出会い、この事業を進めていく決意をいたしました。
 
ですから、こんな私でも出来る軽度発達障害児や保護者のサポートを少しでも多くの方々に知っていただき、大きく広げて行きたいと切実に願い、毎日奔走しています。

家族の視点に立った支援を日本中に根付かせたい!

「軽度発達障害」に特化した活動をもう数年していますが、今はまだ、一人起業で、毎日子供たちへの個別指導、お母さん方の相談にのったり、交流会を開いたりしています。現在は支援者が少ないので、今後は、支援者の人材育成にも力を入れて活動していくつもりです。そして、軽度発達障害の啓蒙活動も大切な活動からははずせません。

お蔭様で、力になってくれる人たちと少しずつめぐり合わせていただき、今年、本格的に東京でも大阪と同様に活動し、法人化しようと動いています。民間レベルでの身近な地域社会における家族の視点に立った支援をきちんとしたビジネスモデルとして確立し、日本のいたるところに根付かせたいと思い、日々活動しています。

2008年には、ザ・ボディショップのジャパンファンド、2009年には、大阪府の社会起業家に対するファンドを小額ですがいただき、社会起業家として取上げていただけるようになりました。そして、こんなちっぽけな私一人で行っている活動も少しはお役に立っていることを実感したのです。(以上、”一新塾ニュース”374号より一部引用)

「発達障害児支援LOF教育センター」は軽度発達障害児個別学習指導、保護者相談、支援に有効と思われるセミナー企画・運営。

そして本年、インストラクター育成事業の為に「一般社団法人日本発達障害ファミリー支援協会」を設立されました。

この社団法人は、学校教師以外の人や保護者が発達障害児と保護者の理解やサポートが出来るような人材を育成する事を目的としています。

例えば、発達障害児をお持ちのお母さん、幼稚園の先生、保育所の保母さん、発達障害児に付いているヘルパーさん、塾講師、家庭教師もちろん学校の先生方にもとっても役に立つと思っています。特別教育支援士のようにハードルの高いものではなく、身近な地域で発達障害の理解と支援を広げるために設立いたしました。

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「あしたね先生」は、「発達障害」「聴覚障害」などの障害のある子どもたちや、「不登校・ひきこもり」の子どもたちなど、一人一人それぞれに様々な個々のニーズを正しく理解し、適切に対応できる「良き理解者」としての学習支援者を派遣することにより、子どもたちが自分の可能性と社会性を伸ばし、自信を持って社会で活躍できるように支援することを目的としています。

子どもたちの中には本人や保護者の努力や意識とは無関係に、様々な原因、環境要因により学力や社会性を伸ばしていくことが難しい状況にある子どもたちがいます。最近ではそういった子どもたちのことを、「特別なニーズのある子どもたち」と呼ぶことが増えています。

「あしたね先生」は大学、大学院等で心理学・福祉学・教育学などの領域を学ぶ真面目な学生達です。多くの場合ボランティア等で豊富な経験を持っていて、将来は学んだことを活かして専門職に就くことを希望しています。

また「あしたね先生」には独自の認定試験制度があり、「あしたね先生」を希望される全員に対して面接と専門知識を問う筆記試験を実施しています。そしてその試験に合格した人だけをご家庭に紹介しています。さらに定期的な勉強会も実施して、(手話なども含め)継続的なスキルアップと学びの場を提供しています。
 
「あしたね先生」はコーディネーター担当制を採用しています。コーディネーターは臨床心理士や社会福祉士といった専門資格保有者で、お子様のニーズや状況の把握から、それに応じた家庭教師の選択と顔合わせ、その後のフォロー(家庭教師に対する指導も含む)までを責任を持って担当します。
 
2009年現在でも、耳の聞こえない子どもたちへの対応を明確に提示している学習塾や家庭教師はほとんどありません。

理由としては聞こえない子どもたちとのコミュニケーション方法や講義ノウハウがかなりの障壁となっていると考えられます。その為、耳の聞こえない(聞こえにくい)お子さまを持つ保護者の方は公的な機関のみに頼らざるを得ない状況となっています。

特に普通校に通っている子どもたちは、学校側の受け入れが整っておらず十分なフォローがなされていない場合があります。もし学校での学習が遅れていると感じていても、一般的な方法である塾や家庭教師を利用して学力を補うということが難しい状況となっています。
 
何らかの理由で学校に通うことの難しい状況(不登校)にあったり、家から出られなくなるひきこもりの子どもたちに対する学習支援も大きな社会的課題の一つです。

(不登校は)発達障害や聴覚障害などの子どもたちに比較すると、学習支援活動の取り組みに長い歴史があり、フリースクールや地域の居場所事業、個別指導塾など公的機関や民間団体、企業を含めた様々な試みが行われています。

しかしながら多くの場合、そういった子どもたちを一カ所に集めて支援する教室型の支援が主流となっています。その為、引きこもり状態の子どもたちなどまずその場所に参加すること自体が障壁となっている場合や、集団での関わりが苦手な子どもたちの場合など個々のニーズに支援体系があわないような場合も見受けられます。

明確に「障害」と診断されている子どもたちや学校に通えていない子どもたち以外でも、学習面についての何らかの「特別なニーズ」があるために学力の獲得が非常に難しい子どもたちがいます。そういった子どもたちも上記の子どもたちと同様に、個々のニーズに対する適切な理解と個別の対応が求められています。(以上「あしたね先生」ホームページから)

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上記2団体の提携は、教室型と訪問型、学生とお母さんと同じ学習指導でも特色が違うので、協力してできることがあるのではないかという話になりました。とりあえずニーズが合う顧客を互いに紹介しあうというものです。

学生講師の家庭教師派遣を希望する家庭には「あしたね先生」のサービスを紹介し、プロ講師の教室指導を希望する方は「発達障害児支援LOF教育センター」を紹介していただく。

保護者どうしの交流は「発達障害児支援LOF教育センター」のマザーズ・サポータークラブをご紹介いただく。といった簡単な連携です。

そういった協力をしていく中で、より深い協力体制を見つけれればいいですね、といった話になっているとのこと。  

今回のように、(ビジネス形態は違うとも)同業他社にて提携メリットがあるケースは増えてくるだろう。

また「中小企業×学校の課外教育×地域コミュニティ」「ごみ拾い×高齢者(福祉)」「農業(畑作り)×学校教育」「科学的発明×農商工連携×社会的金融」「聴覚障がい者の聴導犬×NPO×チャリティー事業」などなど・・キーワードを掛け合わせることで、より多くの市民を巻き込んだソーシャルビジネスの市場規模の拡大が図れると思う☆

2010年のSIOネットワークはこの方面(複合化)を重点的に、イノベーションを発揮することで社会的支援を強化発展させていきたいと考える。

1月4日「SIO社会起業家を囲むワークショップ&交流会」のお知らせ☆

2009年12月25日 | Weblog
皆さまSIOネットワーク@施です。

さて、九州で活発に活動なされてる「社会起業家ネットワーク九州(SINK)」主催の【千夢(ゆめ)コンテスト・パーティー2009】にて【重曹や岩塩を使って『内モンゴルの砂漠を草原に戻そう!』~青年海外協力隊経験をいかして社会起業家へ~】有限会社バンベン『オルドスの風』坂本毅代表が大賞を見事受賞されました。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~ordos-banben/

その坂本氏が来月早々、大阪へ見えられ、お会いすることになりました。
ただ私と話すだけじゃ~もったいない!・・ということで新年早々ですが急遽、坂本氏を囲むSIOワークショップ&交流会を企画しました。

私も四川省&内モンゴル自治区に挟まれた甘粛省”黄土高原”にて植林NPO「黄河の森ネットワーク」(理事)に関った経緯もありますが、中国内陸部の方々は(沿岸部の超資本主義イメージとはまったく違い)清楚でホント心温まる素晴らしい方々が多く、環境意識も比較的高い地域です。
(イスラム教徒の回族がつくる羊肉料理もヘルシーでとってもうまい!)

*国際NGO活動の事業に関る学生・若者
*フェアトレードや国際ソーシャルビジネスのあり方に関心ある方
*九州の社会起業家に興味あられる方
*世界の温暖化・砂漠化抑止に関心ある方
*中国内陸部の壮大な歴史・文化・景観などにも興味あられる方
*日本と中国の架け橋になりたいと思われる方
*坂本さんの事業を応援してみようか!とピンと来た方々・・

是非!この機会にご参加ください。

日時:1月4日(月)18:00~

場所:大阪市中央区難波千日前11-20遊企画ビル4F
    SIO難波オフィス
    「難波吉本グランド花月」前17:50集合
    http://www.yoshimoto.co.jp/ngk/guide/access/

定員:15名

スケジュール
第1部:坂本氏を囲んでのワークショップ
第2部:千房のお好み焼き(出前にて)を食べながらの新年交流会
22:00ごろ終了予定です。

参加費:お好み焼き@500(SIO特別価格)
     ドリンクは各自持ち込み(冷蔵庫あり)

お申し込み:haruyasu@sannet.ne.jp 施まで。

お問い合わせ:06-6631-6614(遊企画)

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ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク 
 http://blog.goo.ne.jp/upks  代表 施 治安

〒542-0075 大阪市中央区難波千日前11-20 遊企画ビル4F
  Tel&Fax 06-6631-6614   haruyasu@sannet.ne.jp   
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12月19日(土)ハーバード社会起業大会2010スタディーツアー大阪説明会【お知らせ】

2009年12月13日 | Weblog
皆さま
SIOネットワークで下記、ツアー説明会場の設営・受付・広報協力をすることになりました。

世界の社会起業家が集まる大会として、イギリスはオックスフォード大学の「スコル社会起業大会」と、ボストンはハーバード・ビジネス・スクール(経営大学院)の社会起業大会が著名です。

日本からの参加者が年々、増えることを期待します。

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「社会起業家という言葉を最近聞いたが、何だろう?」
「世界の潮流を知りたい。」
「ビジネススクールや、公共経営大学院に興味がある。」
「個人では訪問できないアメリカの世界的な社会起業を現地視察したい。」
「新しい自分に、変わりたい!」

ハーバードビジネススクールとケネディスクールでは、年に一度だけ
社会起業家の世界大会が開催されます。
次回は2010年2月27日と28日の2日間で開催され、
1,200人がアメリカ、そして世界各地から参加予定です。
http://socialenterpriseconference.com/

日本人参加者数は2006年の2人以降増える傾向にあり、2009年は21人になりました。
しかし、個人で航空券やホテルの手配をしての参加であり、
「ツアーのパッケージにできませんか」との声を頂いてきました。

今回、大手旅行会社であるHISさん、そして
ケネディスクールOBの雨宮寛さん
(コーポレートシチズンシップ代表、
『暴走する資本主義』 訳者)と協働し、
ハーバード社会起業大会へのスタディーツアーを企画しています。

ツアーでは、(a)週末の社会起業大会のみ参加する「弾丸ツアー」と、
(b)大会の前後に、アショカ(Ashoka)など
アメリカ東海岸にある世界的な社会起業の
現地視察も行う「アメリカ社会起業スタディーツアー」の
二つのプランを用意しています。(b)には通訳も同行します。

今年の特色は、渡航前と帰国後に国内勉強会を開催します。
事前準備と、事後に理解を深められます。出会いも楽しめます。

現在、現地との日程調整が続いており、
ツアー日程や料金の詳細が発表できるのは
12月中旬の予定ですが、取り急ぎ、
開催決定しました国内説明会のお知らせをさせていただきます。


【過去大会参加者の声】

「変化していくこれからの社会。自分が大学を卒業し社会に出て行く上で、
そんな社会に加わって行く事に、勝手ながら興奮と希望を見出しました。」

「3月のハーバードの大会は私にとっても初めての体験でした。そこで感じたのは、
若い人たちのパワーと熱意、そして柔らかな知性です。日本はニートやら
格差社会の拡大やら懸念されていますけれども、日本から多数の方が
会場に詰めかけ、講演の聴講や情報交換に精を出されていた姿は
非常に頼もしかったです。日本も捨てたものじゃない、将来に大いに
希望が持てるのではないかと強く思いました。」

「プログラムもそうですが、朝食時やそれぞれのセッションでたまたま居合わせた
参加者の方との偶然の交流などもおもしろく、このような機会に
一度でも参加することがその後の自分自身への
コミットメント(関わり)につながってゆくように思います。」


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ハーバード社会起業大会2010 スタディーツアー
大阪・東京説明会 開催!
2009/12/19(土)大阪、同12/23(祝)東京
http://fp.cocolog-nifty.com/se/2009/12/ustour2010.html
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【1.大阪説明会】
・日時 2009年12月19日(土) 夜
17:30- 開場、受付
18:00-20:00 説明会(社会起業家入門、ツアー説明)
・場所 関西学院大学大阪梅田キャンパス
1406教室
K.G.ハブ スクエア大阪
大阪府大阪市北区茶屋町19-19アプローズタワー14階
地図 http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/index.html
   阪急梅田駅 茶屋町口改札口より 北へ徒歩5分
・参加費 無料
・定員 50名


【2.東京説明会】
・日時 2009年12月23日(祝) 朝
9:30- 開場、受付
10:00-12:00 説明会(社会起業家入門、ツアー説明)
・場所 エイチ・アイ・エス 大研修室
東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー29階
地図 http://www.his.co.jp/recruit/oakmap.htm
丸の内線 西新宿駅より徒歩3分
大江戸線 都庁前駅より徒歩5分
JR新宿駅より 徒歩12分
直通のエレベーターで20階にて、29階行きのエレベーターに
お乗換えください。
※トラベルワンダーランド新宿本社ではありませんのでご注意下さい。
・参加費 無料
・定員 50名


【講師 & 旅の案内人】
雨宮 寛さん (コーポレートシチズンシップ代表)
http://www.academyhills.com/school/personal/tqe2it000000cej8.html

田辺 大 (フォレスト代表)
http://fp.cocolog-nifty.com/se/


説明会参加のお問い合わせや申し込みは、
下記のフォームからお願いします。

【お問い合わせ・申込フォーム】
http://fp.cocolog-nifty.com/ustour.html
電話 03-3815-6667 
フォレスト 田辺
※電話でお問い合わせの際は「ハーバード社会起業大会」に
ついてとご連絡ください


【企画・運営】
エイチ・アイ・エス
www.his-j.com/

コーポレートシチズンシップ
http://corporatecitizenship.jp/

フォレスト
http://www.forest-intl.jp/


【過去大会のレポート】
2009年大会(日本人参加者数:21人)
http://fp.cocolog-nifty.com/se/2009/03/post-4130.html
2008年大会(日本人参加者数:11人)
http://fp.cocolog-nifty.com/se/2008/03/social_enterpri.html
2007年大会(日本人参加者数:14人)
http://fp.cocolog-nifty.com/se/2007/03/20734_0f9d.html
2006年大会(日本人参加者数:2人)
http://fp.cocolog-nifty.com/se/2006/06/2006_cd6f.html

【過去国内説明会参加者の声】

「本日は貴重なご意見や話を聞かせて頂いて有意義な時間を過ごせました。
今後もこのような機会があれば是非とも参加したいです。
本当にありがとうございました。」
(注:この感想は、高校3年生の参加者の方からです。)

「社会起業家という行為が世界的に拡大しており、かつ深化してきていること、日本での流れが世界のそれに追いついていないこと、それは日本という国にとっても残念なことであること、若い世代も関心を持っていること、さまざまな熱気を肌で感じることが出来たこと、参加の機会をいただいて本当に感謝しています。
今日のお話の中で、自分にできることがあるのではないかとのヒントのようなものをつかんだような気がします。今後自分の、あるいは自分の周りに何らかの変化を起こすことが出来るようにしてきたいと思っています。」

「先日は報告会を主催頂きましてありがとうございました。
大変参考になると共にモチベーションが高めることができました。」

「報告会、懇親会を通して、また新たに気づきがありました。
学生の身でありながら、皆様のような方々とお会いできる、こういった場に参加させていただけることに、改めて感謝です。」

「高校3年生で参加された○○さんの「自分たちの世代は、何が出来るか」という「質問」は
おもいだしてもこころが震えるものがありました。」

「会場にあれだけ多くの人数が関心を持ち聴講される機会があったことを非常にうれしく思いました。
またそれぞれの方が発信点となって広まっていくことを願ってやみません。」

「日曜日の報告会及び懇親会、本当にありがとうございました!
世界の社会起業潮流及び”熱い”ひと達が日本にも世界にもたくさんいることに感動したと同時に、自分のパッションも再確認した次第です。」

「大会では様々なお話を聞くことが出来、私自身のモチベーションも上がり、大変良い機会となりました。」

山口絵里子さんが12月5日に箕面市で講演☆

2009年12月04日 | Weblog
先日、大阪府箕面市に「みのお市民人権フォーラム」「北芝まちづくり協議会」NPO法人「暮らしづくりネットワーク北芝」を訪れ交流してきました。

社会起業家への関心が、都心から都市部周辺へ浸透してきてるのが実感されます。

24回目を数える「みのお市民人権フォーラム」に、本年は山口絵里子さんが登壇されます。

SIOネットワークも協力団体になり、広報協力をすることになりました。 

マザーハウス大阪店もオープンし、ソーシャルビジネスでアジアの中の関西がますます活性化していってほしいですね。

私たちも来年に向けて”社会起業家支援”をますます加速化してまいります。


*転送歓迎*
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
     ◆みのお市民人権フォーラム 24th◆
      ~答えはいつも自分の中にある~

★主催:「みのお市民人権フォーラム24th」実行委員会
HP:http://www.geocities.jp/jinkenforum_minoh/program
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇

<概要>
【日時】:2009年12月5日(土) 13:00開場/13:30開演       
     2009年12月6日(日) 10:00~16:00(各分科会毎に異なります)    
【場所】:12月5日(土)・・全体会~グリーンホール(市民会館)大ホール            
【参加協力費】1000円
 (18歳以下・障害者市民および高齢者の介護者1人のみ:各無料)

13:00開場・13:30開演
講演 (13:45~) 

フジサンケイ女性起業家支援プロジェクト2006
最優秀賞受賞! 社会起業家
「発展途上国から世界に通用するブランドをつくる」

講師:山口絵理子さん(株式会社マザーハウス代表兼デザイナー)


現在、日本も経済的な格差が益々広がる中、
以前に増して様々な歪みやしわ寄せが社会的弱者に集中し、
その傾向はマイノリティに対する差別や人権侵害にも、反映されています。
 
そんな中、みのお市民人権フォーラムは、
格差社会に生きる一人一人が希望・エンパワメントを身に付け、
自分自身に誇りを持って生きることのできる展望や、
きっかけづくりとしてのサポートやシステム作りが今の社会に必要であり、

そのような社会について考える場をつくることが、
私たちの今できることではないかと考えました。

自分を大切にし、人も大切にできるということや、
自分の頭で考えたことを自分らしい何かしらの方法で表現できる力。
またその表現を通じて自分に誇りを持つことが出来、
自立・自己実現し他者や社会とつながる力。

そんな力や希望を一人一人が持てたら、
差別や貧困を抜け出して、またはその中でも、
自分らしく強く生きていけるのではないか。そういった社会になれば、と思うのです。
 
 そういった背景から、
 今年の講師として山口絵理子さんをお呼びすることになりました。
 
 バングラデシュという発展途上国(経済的格差の底辺と言える最貧国)を
 第一の拠点として現地のブランドを立ち上げ、
 且つ社会貢献というステージから距離を置きビジネスとして勝負することで、
 そこで働く人々の誇りやエンパワメントを真に引き出すことを実践されている
 マザーハウスの活動(ビジネス)に、非常に魅力を感じたからです。
 
 また個人的なことですが、堅いこと抜きに、
 めちゃ落ち込んでいた時、
 山口さんご自身の生き方に、
 私自身がとても元気になりました。(山口さんの著書を読んだ限りですが)
 
 「人生は出会いの芸術である」という言葉がありますが、
 素敵な生き方に出会うことで、自分の人生に、
 想像力が一つ、また一つ、加わる。
 そんな感覚を久しぶりに味わいました。
 
 人権や社会起業に興味がある方以外にも、
 国際貢献や貧困問題・環境開発に興味がある方、
 
 それに、最近少し元気がない方、
 目指す目標があるのに、なんだか頑張れない方、
 
 自分の目標に向かってがんばっている方、
 やりたいことを見つけたい方、
 
 ぜひこの機会に、お越しいただけたら嬉しいです。
 
          みのお市民居人権フォーラム実行委員会
          事務局  中村仁美・新井智愛

★ 参加お申し込みは、下記までご連絡ください

みのお市民人権フォーラム24th実行委員会事務局
〒562-0014
大阪府箕面市萱野2-11-4  NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝
TEL/072-720-6630 FAX/072-720-6623