ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク

ソーシャルビジネスを大阪の地からつないでいこう!を合言葉に、SIOネットワークからの公式情報ブログです。

大阪発!SIOネットワークが更に面白くなる☆メーリングリスト立ち上げ!

2010年02月23日 | Weblog
SIOネットワークがさらにパワーアップしてきました。

関西を中心に、すでに80名ほどの若手社会起業家たちや支援者、社会起業に関心あられる方やソーシャルビジネスをインターンや消費者としてサポートしたい方々、そしてこれから社会起業を目指される若者たちがつながりSIOメーリングリストが立ち上がります。(3月1日スタート☆)

その目的は
(1)関西の社会起業家どうしの連携ネットワークづくり
(2)社会起業タマゴたちへSIOフェローからアドバイス
(3)関西を良くしていくためのソーシャル・イノベーション情報交換
・・・・のプラットホームになれればと思います。

下記「SIOフェロー」はSIOネットワーカーたちとともに、プロジェクトベースにて
機を見て協働するブレーンたちです。

読者の皆さまで、このメーリングリストにご関心あられる方は
haruyasu@sannet.ne.jp までお問い合わせください。

【SIOフェロー】社会起業家(敬称略)
*古賀 敦之 九州社会起業支援ネットワーク(sink)代表
*濱砂 清  sink事務局長 (株)フラウ専務取締役
*堀野亘求 (特活)大阪NPOセンター 事務局次長
*山本恵子 (株)山創 コミュニティースペース空 代表
*山崎定樹 ベンチャー企業(有)山佐久 代表取締役 
*島川正行 SMBCファィナンスサービス(株)
*布田拓也 泉佐野市議会議員
*山村勝平 おもしろ農業 代表
*坂東淳子 リユース食器のABC 代表
*大野ちかこ 茨木市議会議員
*やまもとまゆみ 発達障がい児支援LOF教育センター理事長
*太田航平 (特活)地域環境デザイン研究所ecotone 代表理事
*塚本淳子  NPOコーディネーター
*前田佐保 (特活)関西国際交流団体協議会
*村中直人  一般社団法人子ども・青少年育成支援協会あしたね 代表
*牧野明美 (株)PTA 代表取締役
*槙邦彦  「コマイナーズ・コレクティブ」障がい者介護・舞台クリエーター
*上田假奈代 NPO法人 「こえとことばとこころの部屋」COCOROOM 代表
*松浦 真  NPOこども盆栽 代表理事
*西辻一真 (株)マイファーム 代表取締役
*岩崎吉隆 (株)マイファーム 共同代表
*塩山諒   NPO法人スマイル・スタイル 代表
*菊池信孝  NPOインターナショクナル 代表理事 
*上木誠吾 (株)クリップオン・リレーションズ 代表取締役
*町 孝幸  プレジャーサポート(株)代表取締役
*小野邦彦  株式会社 坂ノ途中 代表取締役(NEC社会起業塾卒)
*坂本毅  (有)バンベン 代表 (内モンゴルにて社会起業)
*森信 肇  株式会社ユニディア 代表取締役(上海にて社会起業)
*木村亮介  NPO法人日本教育開発協会(JAE)教育コーディネーター 
*岸田かおる 泉佐野まちづくりコーデイネーター
*吉野智和  NPO法人エクスクラメーション・スタイル 副理事長
*池谷啓介  NPO暮らしづくりネットワーク北芝 事務局長 


【SIO運営委員会】 (ML世話役)
*木村正晴  IDEN&TITY 代表 (大阪大学:学生)
*松本孝行  アウトロード(若者雇用の社会的事業)代表
*岸田勇人  株式会社PRリンク
*柳澤洋行  高齢者介護(株)メッセージ勤務
*施 治安 (株)遊企画 代表取締役  近畿SBN(農商工連携チーム)


【SIOシニア・アドバイザー】(敬称略)
*山田裕子 (特活)大阪NPOセンター事務局長
*有田典代 (特活)関西国際交流団体協議会 事務局長
*牧里毎治  関西学院大学人間福祉学部社会起業学科 教授

                  (個人情報公表確認済み)

SIO運営委員会は『関西学院大学社会起業フォーラム』の事務局を担っています☆

2010年02月21日 | Weblog

来る3月20日(土)に関学(人間福祉学部)社会起業学科の1回生学生たちが中心となって『社会起業家養成フォーラム』が開催され、私どもSIOネットワーク運営委員会は企画準備段階から学生たちをバックアップし、フォーラム事務局を担っています。

現在、突貫で企画作業を詰めていますが、当日は午前中に(株)プラスリジョンのF氏をお招きし記念講演、午後から4つの分科会にてシンポジュウム、ワークショップなどを予定し、学生たちが社会起業家と意見交換および交流する機会を創出する。

テーマ設定から講師の選定および実施に至るまで学生を中心とするチームと学外の社会人ネットワークなどと連携して実行委員会方式で実施する。

全体で10名ほどの第一線で活躍されてる講師を考えており、招致のプロセスにおいて読者の皆さんに、有意義な情報があればピックアップしてご報告したいと思います。

そもそも関学でなぜこのようなフォーラムを開催するのか?

じつは大きな背景があります。

文部科学省大学改革推進受諾事業(GP)の一環で・・・

GPとは、教育現場の実態に即した新たな教育手法の開発や具体的な導入方法等の先導的調査研究の成果を、高等教育行政施策の企画立案及び改善に資するとともに、成果を広く公表することにより各大学の取組を支援・促進し、大学改革の一層の推進と教育の質の向上を図ることを目指す・・とある。

関学では「社会起業家養成の革新的教育プログラム開発」にて社会起業能力・スキルをもった学士の輩出を目指すというプランだ。

社会起業能力とは・・・

【福祉マインド】
社会的弱者の抱える問題や矛盾に鋭敏に捉えることのできる力、当事者主体のアドボカシー力

【起業実践能力】
社会課題を認識する力、課題やニーズに対応した解決プランの企画力・行動力・意思決定にかかる決断力・概念化・分析的思考力

【マネジメント能力】
プロジェクトの目標達成のための人的ネットワーク形成力、合理的なリスク・コストのマネジメント力、そのためのICT技術などを活用した情報収集・発信などの情報マネジメント力

【対人関係能力】
一つのプロジェクトに取り組む中での人間関係調整力、語学力を含むコミュニケーション能力、事業を支えるためのICT能力

これらの総合力を指し「社会起業能力」といえるが、教室の中でだけ教える(引き出す)には限界がある。

そこで・・・
大学内の正課(座学)以外のフィールドワーク・連携講座・社会起業およびビジネスプランのコンペテイションへの参加や運営・学生団体の設立(事業運営)などに学生が自由に主体的に取り組み、その実践評価にて授業へ取り込んでいこうという野心的な試みである。(驚)じつに素晴らしい!

この教育プログラムの中には「社会起業に関連するイベントへの参加・企画・運営・評価」という実践ファクターもあって、今回3月20日のフォーラム開催自体が「学生の学生のための学生による革新的教育プログラムのスタート」であることに意義を見出す。

つまり関学における文科省GP受諾事業初年度の『社会起業家養成キックオフ・フォーラム』となるわけで、この取り組みは3年間続く。

SIOネットワークとしても社会起業学科を中心とする関学の取り組みに、精一杯協力していくことが牽いては関西の活性化にもつながっていくと考える。

【キックオフ・フォーラム実行委員会】
学生チーム、ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク、JAEほか