ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク

ソーシャルビジネスを大阪の地からつないでいこう!を合言葉に、SIOネットワークからの公式情報ブログです。

「社会起業家」という言葉について☆

2012年03月25日 | Weblog
注目したい変化は「社会起業家」という言葉が「ソーシャル・イノベーション」という言葉に、あちこちで置き換えられ始めてるということだ☆

いま世界には変革が必要だ。それには社会起業家だけではなく、他のすべてのプレーヤーの参画や協力がKeyになってる。

社会起業家の存在は社会変革の象徴だが、この10年でもち上がった課題は、社会起業家単独の事業のスケールとスピードには限界がある、ということだ。

これは社会起業家の力不足や努力不足を唱っているのではない。むしろこの10年で、社会起業家が大きなソーシャル・イノベーションを生み出す一部であり、1プレーヤーにすぎない、ということがわかったのだ。

※これは先日、井上氏たちと深夜まで富士山麓で議論した一端が鮮やかに展開されてるので謹んで引用しました。私もこの4年間、感性(嗅覚)をたよりに”ソーシャル・イノベーション大阪(SIO)ネットワーク”を立ち上げ突っ走ってきたことを振り返り「我が意を得たり!」の心境だ☆我が国に最初に”社会起業家”という言葉を紹介された氏の言葉に重みを噛みしめています。さぁ~また前を向いて歩み続けよう!!


社会起業と連携することが、なぜ企業の内外にイノベーションを引き起こすのか?

2012年03月25日 | Weblog
「イノベーション」は、企業にとっても生存しつづけるために必須であると同時に、イノベーションを引き起こす人材も必要だ。起業​家精神が必要なのは、スタートアップベンチャーだけではない。イントラプレナー(社内起業家)は、企業の革新、そして生存の生命線である。

たとえば、インドのドリシテ社(Drishtee)は、インドの辺境の地まで生活用品や医療、金融、行政サービスを、適切な価格で届けることを実現した。インドの地方では、流通などのインフラが整わないため、地方のほうが都市部よりも生活コストが高くなる​。これを、ITを活用し、正確な需要をつかみながら、品目別に流れていた流通を統合した。何よりも、村々に眠る“起業家”を発掘​しトレーニングを行い、そして「任せる」ことで村人の成長と自発的な工夫を促進した。このドリシテに、日本のリコー社が提携してさまざまな試みを始めている。インドの現地に入り込み、現地の人​たちとともに地域の課題やニーズにマッチした、新たな製品・サービスを生み出す。

http://news.goo.ne.jp/article/​diamond/business/​2012032315-diamond.html

なぜ、リコーはインドの「社会起業」と手を組んだのか?
イノベーションはどんな企業にとっても必須課題だ。そのパートナ​ーとして、いま「社会起業」が注目され始めている。連載第4回で​は、社会起業と連携することが、なぜ企業の.....


『社会起業家になりたいと思ったら読む本』より(原本)

※企業の生命線であるイノベーションも、ユニクロ&グラミン銀行とのタイアップを皮切りに、国内外の社会的企業とのアライアンスがさまざま進行している。

【ソーシャル・イノベーションを推進する担い手】

2012年03月25日 | Weblog
(1)社会起業家自身が取り組む事業モデル
(2)大規模な営利組織の中で、社会起業家精神(ソーシャル・ハ​ートをもった事業志向)をもったソーシャル・イントレプレナーが​担い手となる
(3)社会起業家とビジネスセクターによる連携のケースで、ソー​シャル・イントレプレナーが主導する場合や、間に中間組織が介在​するモデルもある。
※他にも行政なども含めてさまざまな提携コラボの組み合わせがあ​るが、著者によるとこの(3)のモデルは展開にスピード感が出や​すく、最も成果が出やすいと言われている。ソーシャル・ハートを​お持ちの企業人や行政マンは無数におられるが、立場上顕在化させ​にくいのも現実の問題で、組織内のソーシャル・イントレプレナー​や中間組織のコーディネーターとの連携が肝になってくる☆

【3.29】オルタナ/グリーン関西フォーラム「企業がソーシャル化することで起こる劇的変化」

2012年03月18日 | Weblog
皆さま
今年度最後のグリーン関西セミナーです。今回はソーシャルビジネス研究の第一人者であられる大室先生に講師をお願いしました。

「企業がソーシャル化することで起こる劇的変化」

私たちもぜひお聞きしたいテーマです。

※「グリーン」はエコ・ソーシャル・エシカルの意で、グリーンな中小中堅企業/NPO経営者などが自主的にネットワークされる新しい”グリーン経済団体”です。


========オルタナ/グリーン関西フォーラム==========

「企業がソーシャル化することで起こる劇的変化」

日経MJの新年号の特集は企業の「社会貢献はビジネスへ」でした。同特集によれば生活者の93%が「企業は社会貢献すべき」と答えています。
しかも、CSRを「慈善としてやるべき」と考える層が3割に対して「ビジネスとしてやるべき」と考える層が6割近くもいます。

では、社会貢献を本業に取り組むことで企業にメリットはあるのか?ソーシャルな課題に取り組み、企業が劇的に変化してきた様子を今までたくさん見てこられたソーシャルビジネス研究の第一人者である大室悦賀氏をお招きして「本当のところ」についてお話しいただきます。ぜひ、ご参加ください。

◆スピーカー    
大室悦賀(おおむろ よしのぶ)氏
京都産業大学 経営学部ソーシャル・マネジメント学科准教授
http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~k3833/
京都市ソーシャル・ビジネス支援実行委員会/委員長

著書:『ソーシャル・ビジネス:地域の課題をビジネスで解決する』『NPOと事業』
『ケースに学ぶソーシャル・マネジメント』『ソーシャル・エンタープライズ』など。 
社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャル・イノベーションとNPOなどの
サードセクター、企業セクター、行政セクターの3 つのセクターを研究対象として、
全国各地を飛び回り、アドバイスや講演を行っている。

◆とき:2012年 3月29日(木)18:30~20:30(18:00会場)

◆ところ:ア久セア本町店
http://www.accea.co.jp/map/honmachimap.html
〒541-0054 大阪市中央区南本町4-5-7 東亜ビル1F
営業時間/年中無休、24時間営業
TEL:06-6120-5520 FAX:06-6120-5521       

◆会費: 5000円(懇親会費用は別途)
  ※グリーン経営者フォーラム会員さまは無料
  ※非会員さまも5000円で入場可能(当日、受付でお支払い)
  その後の正式入会も可能です。

◆定員:30人
 ※参加資格:企業/NPO経営者(役員以上)で、
  グリーン経営者フォーラムの趣旨に賛同いただける方     
     http://www.alterna.co.jp/pdf/green_forum.pdf 

◆本セミナーお申し込み先:haruyasu@sannet.ne.jp 担当:施 治安
※メールで、会社名・役職・お名前・ご住所・当日のご連絡先を記載のうえ、
お申し込みください。

◆主催: オルタナ・グリーン経営者フォーラム関西(通称「グリーン関西」)

◆グリーン関西幹事:(順不同・敬称略)
  高津玉枝(代表)株式会社福市代表取締役、
  近藤康之・不二熱化学工業株式会社代表取締役副社長、
  松永健一・有限会社ビッツクリエート代表取締役、
  赤澤健一・株式会社リヴァックス代表取締役社長、
  施 治安・株式会社遊企画代表取締役・SIOnetwork運営委員会代表