我が家の軒先に燕の巣がある
数年前にヘビに襲撃されてから卵を産みに来なくなっていたけれど
今年は久々に可愛いヒナの姿を見ることができた
ある日、仕事中にニイト君から画像付きのLINEが来た。
『ヒナが落ちてる』
燕の糞が凄いので、巣の下にダンボールを敷いて、その上に糞が溜まっているのだが（いちいち掃除はしない💧）
その糞がクッションになり燕のヒナは無事な様子。
『手袋どこ』『脚立どこ』とニイト君
ニイト君に脚立と手袋の場所を教えたけれど
結局1人では巣に戻せなかったらしく
私が帰ってから手伝ってニイトくんが巣に返した。
（頭の毛がふわふわで可愛い🩷）
一件落着と思ったら
翌朝、新聞を取りに行こうとしたらまたヒナが一羽落ちているではないか。
昨日のより少し小さいから違う個体差だろう。
今度は夫が巣に返した。
3日後、またヒナが落ちていた！！
ニイト君を呼びに行ったが起きないので、私が巣に戻した。
脚立に乗って巣を覗くと、こんな感じ。
いったい何羽いるのやら
すし詰め状態。
巣の大きさに対してヒナの数が多すぎる。
これから成長していったらもっと窮屈になり
全部育つのは無理なのでは？
狭い巣の中で餌を取り合い、
蹴落とし合い、
落ちずに残ったヒナだけが成鳥に育つのか
自然界は厳しいなぁ
毎日、ヒナが落ちていないかどうか気にする日々
全部無事に育って巣立って欲しい
うちのニートも巣立って欲しい
空の巣症候群になってみたいよ…
解説
「空の巣症候群」とは、子どもが成長し独り立ちすることをきっかけに、言葉にできないような寂しさを感じることをいいます。にぎやかだった家が静かになる様子が、ヒナが巣立った後の「空の巣」に似ていることから、そう名付けられました。
