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子ども2人不登校でした


不登校からニートとなった息子の母のブログ☆

『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』を読んだ

2024-09-16 00:22:00 | 読書
Twitterとnoteにショートストーリーを投稿していた著者に集英社が声をかけて本になったらしい。

心がヒリヒリしながらも、一気に読めた。

舞台は東京

地方から上京した(多くは)高学歴な若者達の独白


分からない用語がたくさん出てきて、ググりながら読んだ😅

私は東京に住んだこともなく、住みたいと思ったこともないので、

新鮮というか何というか、知らない世界だった。

登場人物たちに共感するには歳を取りすぎていて、現代を生きる若者って大変だなぁと、親目線になっていた。


『博報堂』というワードが何回か出て来て思い出した。

20年くらい前、高校の同窓会に東京から来ていた同じクラスだったK君が博報堂の名刺をくれて

博報堂を知らなかった私は、文房具の会社っぽい名前だなと思った(すみません💦すみません💦)

同じく上京組の女子がその名刺を見て、
「わぁ!K君、博報堂のチーフなんて凄い!」と言っていたのを聞いて、

へー、なんか知らんけど凄いんだと思った。
(ほんと恥ずかしい)

この小説を読んだら、『慶應出て就活で第一希望の博報堂に落ちて…』というエピソードが2回ほど出て来て、東京で若者が憧れる難関の就職先なんだと知った。

ごめんよ、K君

もしまた同窓会で会うことがあったら
「えー、博報堂なんて、すご〜い!芸能人にも会えるのよね〜」と驚いてあげようと思った(今更遅いし、いかにも田舎者で、鼻で笑われそうw)

本の内容と関係のないくだらない感想ですみません。

冗談はさておき

とても心に響く本でした。





ニイト君の近況

この前は世界遺産検定を受けに行き

今度は宅建を受けると言って

毎日図書館に通って勉強しているようだ。

相変わらず働く気はない