本日は、ギャラリー オル・テールで初日の 諧調「日本の幻想家達」展Ⅰ を観たのでございます。
http://or-terre.jimdo.com/
(写真は許可を得て撮っております)
林由紀子、坂上アキ子、伊豫田晃一など好きな作家が参加しておるゆえ、初日を待ちかねておりました。
林由紀子は鉛筆画2点。
どちらも繊細で美しゅうございますが、《白い花の陰》の百合の描写が特に綺麗。
坂上アキ子も新作の鉛筆画2点。
八角形の額に入った円形の《Heterogeneity》の緻密細密な美しさがどえらくツボで、お持ち帰りしたくてジタバタ。お迎えいたしました。
伊豫田晃一は銅版画の蔵書票と、胡粉地パネルに銀筆・鉛筆で2輪のバラを描いた《夜明けの薔薇》
今回拝見するのが初めてやも知れぬ西村沙由里は、長方形と円形の銅版画。
長方形の《怒髪天を衝く》の躍動感ある竜が、めっちゃかっちょよくてツボ。
渡邊光也は、昨日Bunkamuraギャラリーの「幻獣神話展Ⅱ」で『鉛筆画綺麗じゃのぅ』とチェックしていた作家で、ここでも鉛筆画2点観ることができました。
会場にはご本人もいらっしゃっており、お話をお伺いできたのも嬉しゅうございました。
ご本人の許可を得てお写真アップ。どちらも素敵でございました。
作家さん達やコレクターの方やギャラリーオーナーと色々お話でき、たいそう楽しいひと時でありました。
約20名の作家が参加しており、色々な作品を観る事ができます。
会期は29日までですが、金・土のみの開場でございます。
その後はスパンアートギャラリー「「少年愛の美学 ~君なくして何の薔薇~」へ。
http://www.span-art.co.jp/exhibition/201507shounenai.html
初日に行くも、山本タカトの展示がなかったゆえ再訪でございます。
(初日のブログはこちら)http://blog.goo.ne.jp/unut/e/1dde25dff99079f951f441921822be95
会期明日までだというのに、搬入されたのは何と昨日だったとか。
《菊花の契り》と題されたアクリル画1点、「雨月物語」ですな。
内臓系の描写も全くなく、耽美で素敵でありました。
神宮字光の美しい2人の少年ドールや、東逸子の古代エジプト少年とも再会できて嬉しゅうございました。
折角銀座へ来ましたゆえ、メゾンエルメスや資生堂ギャラリーなども観とうございましたが、お伴の管理人Eのお仕事時間が迫り、しぶしぶ銀座を後にしたのでございます。