一昨日と昨日は立て続けに、画廊珈琲ザロフで2つの個展を観たのでございます。
(写真撮影はどちらも許可を得ておりまする)
まずは2階の展示室「金井一郎 個展 街角」
http://www.house-of-zaroff.com/ja/gallery_2nd/20200322/index.html
これまでも度々書いておりまするが、金井一郎の灯り作品は大好きでして、初日の最初に展示された作品を全部観るのが楽しみなのじゃ。
金井作品は即お持ち帰り可で、作品がどんどん入れ替わるからの。
ところが、今回の初日は日曜で、どうしても都合つかず2日目になってしもうた。
初日に爆買いなさった方が複数名いたそうで、2日目にして殆ど全ての作品が入れ替わっておりました。
会場はこんな感じ。
いつもは様々なタイプの作品がありますが、「街角」がテーマの今回は、家々や街灯など同じ雰囲気の作品が全て壁に展示。
会場全体がひとつの作品のようで、不思議な街角に入り込んだ気分になりまする。
どの作品も、温かみと寂しさを感じるのもツボでございます。
ちなみに殆どの作品は、置いて飾ることもできるぞよ。
電球部分は付け替える事ができまして、この中から好きなものを選べる上、今回は取り替え用の電球もひとつ頂けるのじゃ。
そして個展3日目の昨日、作品はまた入れ替わっておりました。
新たに加わった作品から2点。
嬉しい事に、初日に14点爆買いなさった方の売約済の作品が、まだお持ち帰りされず梱包されてあったのを、作家ご本人が出して見せてくださったのじゃ。うるうる感涙
で、本展の作品たちが、たいそうキケンな事に気づいてしもうた。
2つ3つでもたくさんでも、どう並べても素敵な街ができてしまうではありませぬか~。
これは1つお迎えしたら、次々増やしたくなるやもしれぬ。(こちらは全て売約済の作品です)
こちらのご婦人も、静かに個展を見守っておるぞよ。
植物のランプ部分が、他の替え玉(今回は替え玉の販売はナシ)に付け替えられる作品なのじゃ。
会期中、また新たな作品を観に行きたいのぅ。
そして1階カフェは、「金田アツ子 個展 オトメチカ in Zaroff vol.2」
http://www.house-of-zaroff.com/ja/gallery_conceptualsalon/now/index.html
大きな作品からミニ額まで、店内いたる所に数えきれぬほど展示され、ザロフ店内がオトメチカ世界一色に。
一昨日も昨日もカフェ満席で、会場全体の写真は撮れなかったゆえ一部をば。
《浄化装置》Acril 2006
本展のメインビジュアル。
《花頭姫》Oil 2019
《愛しのノワール》Acril 2020
カラスや黒猫が可愛くてお気に入り。
《ルナパーク》Acril 2019
ミニ額やこけし作品も色々ありまして、小さい作品は即お持ち帰り可ゆえ、たくさん観たい方はお早めにの。
カフェの外の小部屋にも展示されておるゆえ、観逃してはなりませぬ。
《さよならのない世界》Oil
オカメ先輩に似た子もおり、タイトルにも泣ける・・・
《乙女戦隊~戦隊マーチ~》Oil
可愛さ炸裂戦隊。
さて、この作家の手作りケーキは、下北沢にあったバブーシュカの頃から大好きなのでございます。
種類も色々あって、何を食べても美味しいのじゃ。
個展の会期中、お持ち帰り用ケーキが日替わりで数種類ずつ販売されるのがたいそう嬉しいぞよ。
出てるだけ全部買い占めたいところなれど、後から来る方の事も考えて遠慮し、少しだけ購入。
一昨日は、桜のケーキ、かぼちゃのケーキ、キャラメルリンゴとくるみのケーキを1つずつ。
大好きなかぼちゃのケーキは、最後の1個じゃった。ラッキ~。
昨日は、桜のケーキとラム酒漬けドライフルーツケーキを2個ずつ購入。
どれも美味しゅうござります。毎日買いに行きたいものよのぅ。
ザロフでお約束のココアは、このところフェルクリンを頂いておったので、一昨日は久々にヴァローナ。
昨日は頭をシャッキリさせたくて、マンデリンをば。
2日間とも、おふたりの作家にお話をお伺いでき、見知った方々ともお会いでき、たいそう楽しゅうござりました。
とくに昨日なぞ、2階でかなり長居してしもうた。
会期はどちらも3月28日まで。ご興味ある方はぜひ。
再々訪できたら、また追記いたしまする。