おじいちゃん救出大作戦

昨日の夕方、近所のスーパーで買い物を終えて外へ出た。
ふと道路の向かい側を見ると、おじいちゃんがごと倒れていた。
あららと思って駆け寄ると、おじいちゃん、立ち上がれない。

「だいじょうぶ～？」と声をかけたら、かろうじて頭だけは上げたものの、まだ動けない様子。
スーパーのレジのおばさんも駆け寄って来て、「救急車呼ぼうか～？」と騒ぎに。
そのうち上半身だけは起きあがれて、意識もはっきりしてたので、おうちに連絡をとろう！ということにしたのだが、おじいちゃん耳が遠い上に転んだショックか、なかなか電話番号を教えてくれない。
「だから買い物行くのいやだって言ったのに、ババアが行って来いって言うから・・・」とブツブツ。
やっとの思いで番号を聞き出し、スーパーのおばさんが連絡するにも、おばあちゃんしかいなくて話にならないらしい。

と、そこへ近所の人登場。
「あ～、○○さんちのおじいちゃんだよ」と言う。
聞けばすぐ近く。
とはいえ、おじいちゃんはまだ座り込んだままだし、とても歩いて帰れそうにない。
隣のお店の人が店内から椅子を持って来てくれたけど、座ることすら出来ない様子。

と、そこへ、親切な人登場。
スーパーの前の旅館に泊まってるらしき作業系の男の人が、車で送って行ってあげると言う。
ただし、富山県から来ているのでこのあたりの地理が全くわからないから、誰か一緒に乗って行って欲しいとのこと。
スーパーのおばさんが、「じゃぁ、うちで今買い物してくれたお客さんだし、私が乗ってくわ」と名乗りを挙げ「レジ閉めてくるから、その間お願い！」と、私にはおじいちゃんを立ちあがらせ、車に乗せる任務が任された。

あたしゃこう見えても年寄りの扱い上手いのよ。
ヨイショ！と片足ずつ立たせ、男の人のワゴン車に乗せ、無事任務完了～。

こんな世の中ですが、田舎町にはまだまだ親切な人がいっぱいいるね！
人情たっぷりなこの街に住んで良かったな～と思えた日でした。

家へ帰って、買った物を出したら、上の画像の通り、卵が２個割れてました
買った物をのハンドルにかける瞬間に「おじいちゃん救出大作戦」の要員になったもんだから、慌てたはずみでハンドルから荷物が落ちちゃったのよ～。
ま、おじいちゃんが無事だったし、卵ぐらい仕方ないか！と、夕飯時にだし巻き卵焼きにして食べました～。

そんなわけで、ちょびっと善いことをしためぐみんに、今日も１票。
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