12月18日土曜日。
忙しかった週をなんとか乗り切り、大掃除の続きに取りかかりたい休日。
でもその前にやらなければいけないことが・・・
で、母に
『ダンスイベント用の衣装買ったんだけど、今回も直して貰わなきゃダメなのよ。お昼ごちそうするから来てくれない?』
今回は色の指定があり、ベリーダンスのカラーは「明るい青」。
持ってないのでしかたなく購入したのがコレ。
今、思ったね?
めぐみんさん、こんなに胸ないんとちゃうん?
って。
そうなのよ~、で、お直しってわけ。
ブラを思いっきり詰めながら母がひと言。
「これぐらいのお裁縫も出来ないなんて、ホントに不器用ねぇ。そのへんはお父さんに似ちゃったのね」
・・・ハイハイ
それとね、このスカート、ウエストから8枚に別れてるからこれ1枚じゃ足が丸見え。
しかも透ける生地だし・・・ってんで、この下に何を履くかを母に相談。
まずは短い丈の黒スパッツ。
「なんかお相撲さんがまわし付けてるみたいでヘン!」と却下
お次は同じく黒の長いレーススパッツ。
「それはエロ過ぎて下品!」とこれまた却下
そっか・・・皆さんスカートの重ね着とかしてるのよね・・・やっぱ下に履くペチコートスカートも買わなきゃダメかな~。
と話すと「昔あなたが誰かの結婚式用に買ったペチコート、たしかうちにあるわよ」
で、衣装を持って実家へ。
しかし、残念なことにそのペチコートは広がりすぎていて、合わない。
それならと、母がフラダンスで使っていたペチコートも出してきたけど、これまた形が合わずに却下
と、母がひらめいた
「そうだ!ブルーのスカート、とってあった!」
「これねぇ、お父さんがフィリピンへ行った時、お土産に生地を買ってきてくれたの。で、近所の奥さんに仕立ててもらってね・・・思い入れがあるから捨てられなかったのよ」
そしてもうひとつ、衣装に合わせる派手なアクセサリー。
「これはねぇ、お父さんのトルコのお土産」
お~、トルコと言えばベリーダンスじゃないの!
で、ふと思い出した。
「ねぇお父さんの誕生日っていつだっけ?」
「12月18日よ」
「それって今日じゃん!」
「あら、今日って18日?命日は覚えてるけど誕生日は忘れてたわ~
」
なんだか父が「オレの誕生日を忘れるな
」って出て来たみたい。
そして、またまたもうひとつ。
「これはねぇ、宝塚に入った時にお祝いに頂いたの。宝塚ってアクセサリーは自前なのよ。もうしないけど捨てられなくってね」
これまた衣装にぴったりのチョーカーじゃないの!
父が母に贈った物と、母が若かりし頃に舞台で身につけた物を、何十年か後に私が身につけて舞台に立つ。
舞台ってほどのもんじゃないけどさ
なんだか、父と母の血を感じた不思議な土曜日でありました。
いくつになっても父母の娘なめぐみんに、ぶちっとひと押し。
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