undownで行こう!

☆毎日こんな事でいいのか~っ!!☆

最後まで事件体質の女?

2008-11-30 08:36:46 | Weblog
11月15日(土)18:40。
長い長い旅から戻ったアタシ達。
ターンテーブル前で待っていると、私のスーツケースが出て来た!
やっとやっと私のモノになったわ~

他の二人の荷物も出て来て、税関審査へ。
袋から出したスーツケースをすいすいっとキャスターで押して、パスポートを出す。

ん?なに?この不穏な視線は

どうやら、たった2泊3日の旅行なのに、一人でデカいスーツケースとぱんぱんのボストンバッグを下げた私の姿が怪しかったらしい

「スーツケースの中身を拝見させて下さい」
「どうぞ。カラです」
「なんでカラなんですか?」
「向こうで免税で買って、空港で受け取ったからです」
「いくらで買いましたか?レシート見せて下さい」

・・・ちっ。引っかかっちまった。
他の人はすんなり通過してるのに、やっぱり私ってば、最後まで事件体質の女なのかも
ファーのコートもきっと私が着ると高級に見えるんだわ
またしてもレシート提出。
すっかり時間をとってしまいました

19:30。
国内線ターミナルの端っこで、荷物整理をすることに。
ひょいとスーツケースを片手で持ち上げたら、ビジネスマンにびっくりした顔された。
いや、コレ、カラですから・・・「スーツケースを肩に担ぐ女」みたいな目で見ないで下さい
Tちゃんに入れて貰ってたデカイお土産をスーツケースに移したり、他の二人は空港で受け取った物を入れたり・・・で、早くもバスの時間。

20:20。
バスに荷物を載せようとしたら「ワレモノはないですか~?」と聞かれた。
例の焼酎セット、こんな所で割るわけにはいかない。
「あ、ワレモノ入ってます」と言うと「では手持ちで乗って下さい」
え?こんなデカイスーツケース持って乗るの??
ワレモノを取り出す時間もないまま、まわりの迷惑げな視線を感じつつ、スーツケースごと後部座席へ。
「揺れますから、大きな荷物はきちんと押さえていて下さい」
げ~っ。帰りのバスの中ぐらい寝れると思ったのに・・・やっぱ私ってば、人騒がせな女なのね

21:20。
最寄り駅到着。
Tちゃんのダンナさんが車で迎えに来てくれた。
乗り込んでひと言「アタシ達、臭い?」
「・・・・そりゃあ、もう」
やっぱそっか。
実は韓国滞在中も、タクシーに乗る度に窓をすーっと上の方だけ開けられていたアタシ達。
どの車に乗ってもそうなので、思いきって聞いてみた。
「あの、アタシ達の息って臭いですか?」
運転手さんはビミョーな顔で言った。
「うーん・・・こっちの人も焼き肉食べればみな臭いですよ」
それって臭いってことよね~

21:40。
まだご飯を食べていないといううちのダンナさまも呼んで、みんなで晩ご飯。
「どうよ?このコート」と自慢すると「コートはいいけど、他がみすぼらしい」と言われてしまった
たしかにおっしゃる通り。
エステで女に磨きをかけて、上から下までお買い物したモノでバチ~ッとキメて帰って来るはずが、捨ててもいいような服を持って行ったのに、また着てきちゃったんだもの。
しかもTちゃんのダンナさんいわく「めぐみん、顔がヤバイよ~。目の下まっ黒でヤク中みたい」

いいのよ、いいの。
臭くたって、みすぼらしくったって、気にしないもん。
だって私はガイジン気質、自分が良けりゃ~それで良し
と、さらにパワフルな性格になったところで、この長い長い旅日記は終了です。
延々と毎日読んで下さった皆さま、お疲れさまでした

最後にぶちっとひと押し、お忘れなく。
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やっぱり事件体質?

2008-11-29 07:10:22 | Weblog
11月15日(土)14:40。
キムさんと、次回も必ず指名することを約束してお別れ
さて、出発まで2時間。
やり残したことを片づけなければ



空港内のフードコートで、焼き肉屋さんで食べようと思ったのに、タダのおかずの量が多くてたどりつけなかった冷麺に挑戦。
それにしても、この辛味噌の量、へーきなのか!?



混ぜたらこんなに真っ赤っか
ハサミで切って、いっただっきま~す。



こちらも食べ損ねた、石焼きビビンパプ。
あー、プルコギも海苔巻きも食べてないけど、やっぱタダの機内食分はお腹あけとかなきゃね~
その後は免税店で少々の日本円を足して韓国海苔を買い、現地通貨を1ウォンも残すことなく使い切りました

15:40。
DUTYFREEカウンターで、昨日買った品物を受け取る。
私は「カラのスーツケース」だけなので、そのまま乗る便に預ける。
他の二人はバッグやお財布をひとつずつ開けて、その場で検品。
と、Tちゃんが「コレ、違う~」と絶叫
迷いに迷って買ったROLEXの時計、ダンナさんの指定は「文字盤の日付欄の背景色が黒」のもの。
小さくて良く見えなかったので「ここ、黒ですよね?」と確認したはずが、箱から出て来たのは「赤」だった!
と、メッセージカードが。
「このタイプは、偶数日が黒、奇数日が赤に変わるのを説明し忘れてました」だって!
そりゃ~昨日は黒だったのが、今日は赤になってるわけよね
「お詫びが向こうの不手際の証拠になるから、返品も効くはず」と、とりあえずは持ち帰ってダンナさんの判断に委ねることに。

16:45。
短かったけど長かった韓国滞在を終えたアタシ達を乗せて、飛行機は無事離陸。
離陸したら即機内食のアシアナ航空。
これが、往きと全く同じおかず



なので画像をする程でもないのだが・・・よくご覧下さい。
この画像には1点、欠けている所があるのです。

おわかりになりました?
実は、デザートがついていないんです!
「あれっ?なんで二人にはお饅頭がついてるの??」と騒ぐ私。
なんで私だけ~?やっぱり私が事件体質??
「まぁお饅頭ってキライだから別にいいんだけどさぁ~」と、ふと右隣のオバサンのトレーを見る。



なぜか、なぜか、2個ついてるでないの

オバサンは、さっき流ちょうな日本語で入国書類の書き方を教えてくれた韓国人。
私の日本語もぜったい理解してるはず。
なのに、この後オバサンはお饅頭を1個食べ、残りの1個をちゃっかりハンドバッグにしまったのだ
日本人だったら2個あった時点で「隣の人のがこっちへ落ちたのかな」とか、「私の饅頭がないっ!」て聞いたら「これと違いますか?」って言うとかだと思うんだけど、「あたしに落ち度はないわよ。不満があるならアテンダントに言いなさいよ」なのね、きっと

そんなガイジン気質を学んだところで、食後の「機内免税ショッピング」のお時間。
往きに貰った10,000ウォンのクーポン券。
貰ったモノは意地でも使うの精神のもとカタログを見るが、クーポンのみで買えるお値段のモノはないし、私は欲しいモノが全くない。
で、思いついた
合わせて買うってのはどうよ?
一応クーポンには名前が書いてあり、本人のみ使用可みたいになってるんだけど、7時間近いフライトの遅れの怒りを思い出し、ここはひとつガイジン気質で言ってみる。
結果、オーケー うん、やっぱ自己主張は大切だ

慌ただしい機内での時間が過ぎ、東京の灯りが見えて来た。

18:25。
無事、羽田空港到着。
お疲れさまでした~。

旅行記のタイトルは『60』。
家にたどり着くまでにはあと3時間ほど残っております。
3時間分の小ネタ、明日も続いちゃいます
なので、ぶちっと押して待っててね。
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まだ最終日~

2008-11-28 07:15:46 | Weblog
11月15日(土)11:30。
『女三人KOREA大変だツアー』もいよいよ大詰め。
ホテルへ戻ったら、さっそく嵐の梱包大作戦!でございます。
スーツケースを買ったはいいけど、空港まで受け取れないおばかな私。
ロッテ百貨店で買った、この大荷物。



Tちゃんのスーツケースの軽く1/4は占めております。
でもわたくし、なんたって「強引ing」。
ぱんぱんになった他人のスーツケースに身体ごと乗っかり、無理矢理閉めさせて頂きました~
そして、要らない物は捨てる捨てる・・・
着てきたコートも潔く捨てさせて頂きました~
ま、もともと捨てきれなかったボロコートだったんでね。

おっと気がつきゃ12:00をまわってる
ホテルのチェックアウトは12:00。
でも、すっかりガイジン気質の私。
「へーきだよ、そんなの。だってチェックアウト時間過ぎてますけどって電話1本かけて来ないんだから」と言うと「それってラブホじゃないんだから」とツッコミが入りました
なんだかんだで12:50。
フロントへ降りると、週末に合わせてクリスマスツリーが完成してました。



ひと月早いツリーを眺められて、やっぱアタシ達ってツイてる
壁面にも可愛いサンタが勢揃い



少し早いけど、これを読んでるアナタに私からのメリークリスマス

13:20。
事故渋滞の為、少し遅れてキムさん登場。
アタシ達を乗せた後、往きに一緒だったオジサン4人組とおねーちゃん2人組のホテルをまわって空港へ。
さすがにもうやることもないし、少し寝れるかな・・・と思ったら、オジサン達がキムさんに話してる。
「屋台へ行ったらさ~、タコのなんとか、1人11,000ウォンもとられちゃって
そ、それは高い
するとキムさん、しらっと言った。
「あ~、屋台はね高いし、衛生的に良くないよっ」
・・・キムさ~ん、それって最初に言ってあげれば良かったんでないかい?
ま、そうなのよ。帰国日にわかったわ~。
最初っから聞いたモン勝ち、知らないヤツは損をする!
アタシ達は往きのバスでキムさんを独占して情報を聞き出し、イイ思いさせて頂きました~

寝る間もなく、途中、とあるお土産屋へ寄る。
なにやら「キムチ直売所」らしく、並んで座らされてキムチの説明を受ける。
がっ、逞しくなったアタシ達、そんな手にはのらないわ!
席を立つといきなり「アナタ、どこ行くっ」の攻撃。
往きのアタシ達だったらおとなしく席に戻ったけど、「ト・イ・レ~」と外へ。
だってこのお土産屋さん、金額は円表示のみだし、どう見ても0が1個多いんだもん!

そこへキムさん。
「今さらお土産要らないよね~、上でタバコ吸えるからどうぞ」だって。
さすがわかってらっしゃる~。

14:20。
金浦空港到着。
あれっ?また長くなっちゃったね。
ってことで、もう1日、旅日記続けます~。
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ついに最終日~

2008-11-27 07:32:04 | Weblog
11月15日(土)午前7:40。

うっ、もう朝だ
この二晩で4時間ぐらいしか寝てないよ
しか~し、今日はいよいよ最終日。
13時にキムさんが迎えに来るまでに、やらねばならないことは山ほどあるのだ。



窓の外を見れば、今にも降りそうな空模様の下、紅葉がきれい。
そういや忙しくって天気なんて気にもしなかったけど、2日間、雨に降られることもなく暖かい穏やかな日だったな。
やっぱアタシ達ってツイてる

な~んて外を眺めている時間はないっ。
「起きて起きて~」と二人を起こす。
コーヒーを飲みながら身支度後、ざっと荷造りをしてから、「明洞栄養お粥専門店」での朝食へ。

9:30。
お粥屋さんはすでに観光客でいっぱい。
ひとつだけ空いていた席に座るとすぐ、オーダーを取りに来た。
ガイドブックに「注文を受けてから作る」と書いてあったので、時間がかかるようならその間に近くで買い物を済ませようと「時間かかりますか?」と聞く。
「おなじものならだいじょうぶよ~」と言われ、三人の意見が一致「あわびのお粥」を注文。
すると、3分もたたないうちに運ばれて来た。



あわび、どアップでどうぞ~。



ハフハフと食べていると、私の向かいに座っている二人がなにやら困り顔。
「あの・・・向こうの座敷にいる人の視線がコワイんですけど」
さりげなく振り向くと、たしかにめっちゃ不機嫌顔でこっちを見てる
あれれ?もしやアタシ達の所へ運ばれて来たお粥ってば、そちらのだったのかしらん??

んなこと言ったって知ったこっちゃない!
「ここは海外。黙って待ってちゃダメなのよ~!気にしない気にしない!」と二人に言い聞かせ、ひたすら食べる。
たった3日間ですっかりガイジン気質の私なのでありました

お粥の後は「タレント化粧品」へ。
このお国、とにかくコスメが充実している。
エステをあきらめた分、コスメを買い込んで帰国後にキレイになってやる~

10:20。
ロッテ百貨店へ向かう。
途中、DUTYFREEの開店前サービスの無料コーヒーもちゃっかりゲット
10時半の開店と同時にデパ地下へ。
旅行前にダンナさまに「お土産何がいい?」と聞くと「別にぃ・・・」との答え。
他の二人はそれぞれ時計やビジネスバッグのリクエストをもらってるのに・・・。
で、出発前に無理矢理ダンナさまが思いついたリクエストは、なんと「韓国産まつたけのオトナ食い」。
「一人でまるごと1本、焼いたまつたけを食べるのが夢」・・・って小せぇなぁ

ということで「松茸ありますか?」と聞くと「あるけど60万ウォンぐらい」と言われた。
えええっ、それって日本円にしても4万円以上
ムリムリ・・・却下
となると、ダンナさまへのお土産が何ひとつない
いくら何でもそれはマズイだろ。
と慌てて、酒売り場へ。
そこで豪華な韓国焼酎セット発見。
これなら私も飲めるし~と思ったが、かなりのデカさ。私のボストンバッグには絶対入らない。
するとTちゃんから「私のスーツケースに入れてあげるから」の優しいひと言で「迷ったら買う!」

これでひと安心と、キムチを探しにフツーの野菜売り場を通過しようとしたら、なんと松茸らしき物発見!
なんだ、あるじゃんかよ
しかもお値段14,800ウォン也。で、ひとまずお買い上げ。

そうこうするうちに時刻は11:15。
やばっ、ホテルへ戻らなきゃ

韓国滞在時間、あと5時間。
やっとやっと明日あたり、この旅行記も終われることでしょう。
ぶちっと押して、最終回を待て!
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そして夜は終わらない

2008-11-26 07:25:14 | Weblog
旅は終盤、あっという間に(いや、十分長いって?)最終日、11月15日(土)1:20。

ボロボロになってホテルへたどり着いたアタシ達に、ヒルトンは優しかった
ああ、高級ホテルにしたアタシ達は本当にカシコイ。
ハッピーアワーなんてなくたって、この時間にフロントに笑顔の人がいるだけで癒やされるよぉ・・・
やっぱアタシ達はツイている

↑ここまできてまだ言うか?
ブログを読んでる友人いわく、アタシ達は「ポジティブ」なのではなく「ゴーイング」だそうな。
Going My Way ってこと?と思ったら「強引ing」らしいけどね

そんなこんなで部屋にたどり着いたのは1:30。
うへ~疲れたぁ~腹減ったぁ~
フロントに確認すると、この時間に営業しているのはBARだけ。

うひょっ。ヒルトンホテルのBARで1杯かい?

が、しか~し、アタシ達の姿は見事にみすぼらしい
どうせ女だけだしィ~と、着のみ着のまま。
「エステで美しくなる」を放棄したアタシ達に、ヒルトンのBARはちょいと敷居が高い。
2時まであと少ししかないし、BARに食いモンあるかわかんねーし・・・で、路線変更。
「ヒルトンでルームサービスってどうよ?」
「お~、ハイソな感じで良いね良いね」
ルームサービスを待つ間、それぞれ買った物を披露し合いながら盛り上がる。

2:20。
ルームサービスで届いたサンドイッチ、21,780ウォン也(日本円で1,500円ぐらいかな)



では~、花金の繁華街からの無事帰還を祝ってカンパイといきましょ~。
あ、れれ?
このワイン、スクリュー式じゃない
ひえ~、ワインオープナー、ワインオープナー・・・と探すが、部屋にはない。
仕方なく再びフロントに電話、オープナーを借りる。
これがまたなかなか届かない。
やっと届いたと思ったら~、コルクに上手くささらない
保管方法が悪いみたいで、コルクがめっちゃ乾燥してるのよ。
ここは3人の中じゃイチバンのワイン好き、Tちゃんに任せよう!ということで、Tちゃんがシャワーから出るのを待つ。

2:45。
Tちゃんがコルク抜きに挑戦。
が、やはり手強い。
いったいいつになったら飲めるんじゃっ



めでたくカンパイにこぎつけた時には、↑こんな時刻になっておりました
カンパイを終えしばし歓談後、ひとまず私がシャワーへ。

4:00。
シャワーからあがると、Tちゃん、ダウン寸前。
気がつけばすっかりになっておりました。
続いてMちゃんがシャワーの間、私はブログ用「ネタ帳」の整理。
その後、シャワーを済ませたMちゃんと、またひとしきり飲めば、またもやこんな時間に



やばっ寝なくっちゃ
こうして長い長い2日目は終わりを告げたのでありました。

おかげさまで旅行記始めたらランキング
引き続き、ぶちっとひと押しヨロシクね
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ああ帰れない

2008-11-25 07:02:09 | Weblog
11月14日(金)22:30。
明洞の街へ繰り出したアタシ達。
まずはコスメショップに立ち寄る。



IKKOさんブランドの化粧品もある。
『これ1本で超美肌!』と巷で噂のBBクリームもじっくりチェック。
お土産に可愛らしいグッズも買い込み、さらに街をぶらぶら。



露店のめっちゃ無愛想なおばちゃんから、パシュミナも購入~。
ふと隣の露店を見れば、『切ればシャネルになります』と手書きの日本語。
冷やかし半分に覗くと、とってもわかりやすいシャネルのコピー品
怖そーなおっちゃんが売っていたのでさすがに写真は撮れなかったけど、シャネルのマークって「C」がふたつ重なってるでしょ。
その露店で売られてるのは「O」がふたつ重なってるのよ。
で、よく見るとキリトリ線が・・・
要するに、自分でキリトリ線から切れば、「C」がふたつになるってわけ。
さすがに大通りでコピー品は売れないらしく、苦肉の策ってわけね



こんな屋台も。
けっこう美味しそう~
さっきお腹一杯食べ過ぎなきゃ良かった~

気がつけばあちこちに『汗蒸幕』の看板。
「ハンジュンマク」と言って、「石造りのドームで松の木を炊き、熱せられた石から発散される遠赤外線で新陳代謝を促す高温サウナ」のこと。
コレ、やりたかったんだよね~。
三人ともこの名称が覚えられず、「氾文雀(ハンブンジャク)」と呼んでいた、韓国式エステ。
「氾文雀」さん、ご存じでしょうか・・・「サインはV」や「Gメン75’」に出演していた女優さん。
わかるアナタの年代がわかるわ~

でもね、コレやるには最低1時間半は必要なのよ。
時刻は既に0:00近く。
しかも寝不足でふらふらのカラダにお酒も入ってる。高温サウナに耐えられる自信はあるか??

・・・結局「明日は帰国日。入院だけはやめようよ!」の合い言葉のもとに断念。
あ~、韓国でキレイになって帰るはずが~

日付変わって11月15日(土)午前0:00。
美しくなることを放棄したアタシ達。
「コンビニでワインでも買って帰るか!」と部屋飲みワインを買い込んでタクシーを拾うことに。
「お!来たっ!」と車を止め「ヒルトンホテル!」と高らかに行き先を告げる。
すると運転手「○@:*+●・・・」と首をかしげ、なにやら怒りぎみ。
「なんなのォあの態度天下のヒルトンホテルがわからないようなドライバーはこっちから払い下げよっ
続く2台目。
「ヒルトンホテル!」と告げると、無愛想に「1万ウォン!」と言った。
「はぁ?どう考えたって、5千ウォンでもおつりが来るはずよっその手のふっかけに引っかかるようなアタシ達じゃなくってよ
そして3台目、4台目・・・
ついに5台目の運転手には、手で大きくバッテン印を向けられた。

・・・ちょ、ちょっと~、この展開、なに??

「あのさ、ガイドブックに~近すぎると乗車拒否もあるって書いてなかったっけ?」
「あ!“特に金曜の夜の終電近い時間帯”ってある」

まさに今、アタシ達がおかれている状況がそれ。
まわりを見渡せば「花金」の夜。
カップルがアタシ達の横ですいすいタクシーを拾って乗って行く。

い、いや~、近いったって、とても歩いて帰れる距離じゃないよぉ
「うひゃ~、こうなりゃ地下鉄だっ!最寄り駅はどこ?」
ここまでどんなトラブルにもオトコマエに向かって来たアタシ達。
でも悲しいかな、地図を見るときゃやっぱオンナなのよ~、まわさなきゃワカンナイ

と、とりあえず、地下鉄でいちばんホテルに近い駅まで行こう!
え、でもどっち側から乗ればいいの?逆方向に乗ったらアウトだよ
うーん、うーん・・・今いるのがココだからぁ・・・あ!あそこの駅だっ!
よしっ、駅に向かって駆け足だ~!

0:40。
駅に近づいたアタシ達の目に映ったのは、終電が終わった後の無情にも冷たく閉ざされたシャッター

・・・やっちまった
呆然と座り込むアタシ達。
ふとまわりを見回せば、泥酔して倒れたまま寝込む人の姿、酔っぱらい同士が殴り合いの喧嘩をしてる怒号。
「なんかこの界隈ヤバそうだから、道路の向こう側まで行かない?」と地下道に入れば、ホームレスがゴロゴロ。
お土産を買い込み、ガイドブックを片手にするアタシ達はどっから見ても迷える子羊ちゃん。
そんな状況に追い打ちをかけるように「どっこ行くの~?」と怪しい日本語で男達が声をかけて来る。

子羊ちゃん達、ピ~ンチ


・・・「おっしゃ、こうなったら歩くよっ
迷ってる暇はないのだ。
「お、お~っ

なんとなくホテルと思われる方向へ向かって、とりあえず歩き出す。
が、途中、道路が高架になってしまい、歩道がない
ひぇ~、いったん戻ってまたやり直し。
「あ~、こんなことならワインなんか買うんじゃなかった~。重いよぉ
「つべこべ言わずに歩くっ!それしかアタシ達が帰れる方法はないんだから!」
「あ~、なんかお腹減ってきちゃった~。さっき肉残したの悔しい~

1:10。
丘の上にヒルトンホテルの光が見えて来た
「もうちょっとだ~、この階段登るよっ」
「ひぇ~ちょっと待って~。息が・・・・ゼーゼー」

1:20。
迷える子羊ちゃん達、無事おうちに到着~
いやはや、とんだウォーキングでした

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着信アリ

2008-11-24 07:24:04 | Weblog
11月14日(金)19:50。

お買い物疲れと前夜の寝不足から、ふらふらでホテルにいったん戻ったアタシ達。
日本から持ってきたうがい薬で、全員うがい。ガラガラガ~
風邪なんてひいてる場合じゃないからね!

ほっと一息つき、ふと見ると、私のケイタイが光っている。
ん?と思って見ると『19:15 着信アリ』。

げ~っ、仕事先からだよ

私のケイタイはグローバルタイプなので、フツーに電話がかかってしまうのだ。
今回の旅行、仕事先には言ってない。
私は週1勤務なので、休みを申請しなくて平気だし、今は忙しいシーズンで他の社員は毎日夜遅くまで残業中。
そんな状況でちゃらちゃらお買い物ツアーも気がひけたし、言えばお土産買ってかなきゃいけないからね

あ~、でもどうしよう。
なんか仕事でミスったのかな~

意を決して、かけてみる。
ルルルルル~
「はい、○○です」
「あの・・・めぐみんですけど、なんか電話もらったみたいで・・・」

そしらぬ声で尋ねてみる。
どうか、面倒なトラブルじゃありませんように・・・

すると、電話の向こうの声はのんびり言った。
「いや、誰もかけてないと思いますけど・・・あ、もしかしたら社長かな。さっき帰っちゃったんでちょっとわからないですけど」

・・・とりあえず、仕事上のトラブルではないようだ。ホッ。
しかし、ここで新たな不安のタネが!
社長というのは私の古くからの友人で、今回同行のMちゃんのダンナでもある。
今回の旅行の件は当然知っているので「もし緊急の用事があったら、私のケイタイ、海外でもつながるから連絡して」と言ってあったのだ。
Mちゃんに「ダンナから電話だったみたいだけど」と言うと、残して来た中学生の息子に何かあったのではと

「まだ社長からの電話って決まったわけじゃないし、とりあえずMちゃんちにかけてみるね」
ルルルルル・・・・
「はい、もしもし」
あ!息子が出た!
事故にあったり急病で入院したりではなさそうだ。
「めぐみんだけど、パパいる?」と聞くと「いるよ~」とめんどくさそうな声。
電話を代わった友人に「もしもし、電話した?何かあった?」とハラハラしながら聞く。

「あのさ~、コッパン、どこにあるかわかんなくて」

は?

コッパンとはコットンパンツのこと。
出張へ行く予定が入っていた友人。Mちゃんが用意して出て来たスーツではなく、コッパンを持って行こうと思ったら、どこにしまってあるかわからなかったらしい
「あ~、今、Mちゃんに代わるから」と電話を投げ出し、大笑い。

・・・ったく。コッパンごときで海外まで電話してくんじゃねーよ

気が抜けたら、お腹が減った。
なんとなくみんな体調も回復したし、晩ご飯食べに行こか!

21:00。
クーポンの使える焼き肉屋さんを目指してタクシーに乗り込む。
が、運転手さん、なにやら場所がわからないらしい。
たいていの車は日本語が通じるのだが、この運転手さん、日本語も英語もダメ。
身振り手振りで行き先を伝え、なんとか明洞(ミョンドン)にあるお店に到着。
ガイドブックに載っている店だけあって、路地裏の立地にもかかわらず日本人観光客が多い。
「そういやアタシ達、昼も肉食べなかったっけ?」
「いいの、いいの。韓国来たら肉っしょ。肉、肉っ!」



ってことで、肉です。
でも、この国の食事のいい所は、必ず野菜がいっぱいついてくること。



チョレギのサラダや、肉を巻く用のエゴマの葉など、サービスで野菜てんこ盛り。
全部で20店舗あるそうで、「日本のテレビにも出たよ。私は韓国で有名人ね!」と威張りながら?社長サンが肉を焼いてくれる。



どうよ、骨付きカルビっ。
2人前頼んだのだが、かなりのボリューム。
もう当分肉は要らないわ

22:30。
かなりの満腹。
腹ごなしに明洞の街へ繰り出したアタシ達。
まだこの時は、この先に待つ過酷な運命を誰一人知る由もなかった・・・・

↑かなり大げさな前フリですがぶちっと押して、続きを待て!
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嗚呼、大誤算

2008-11-23 07:34:13 | Weblog
11月14日(金)15:30。

新羅DUTYFREEに到着。
まずはインフォメーションで、Mちゃんがそそくさとタクシー代の領収書を金券に替えてもらっている。
旅も中盤。自然と役割分担が出来上がっている。
Mちゃんは経理係。
ご飯代やタクシー代、ワリカンな部分をその都度割るのはめんどくさい。
で、「共同財布」なるものにあらかじめ3人が出資し、足りなくなったら追加出資、余れば最終日にそれぞれに戻すと言う合理的システムなのだ

続いて特別カードの発行。
タクシーで少し車酔いした私が(運転がめちゃ荒いのよ)ぼ~っと違うクーポンを出そうとしたら、すかさずMちゃんがバシッと防御。
「違うっこっちの券でしよっ

おー、あぶねェ
ホテルで貰ったクーポンより、ガイドのキムさんに貰ったクーポンの方が割引率が高いのだ。
さすがMちゃん、しっかりしてるわ~
というか、このお国、決してそういうことを親切に教えてはくれない。
日本の感覚で言うと、お会計の時とか「○○カード、お持ちですか?」なんて聞いてくれたりするけど、ここじゃ自分から主張しない限りオトクな恩恵はやって来ない。
ま、この国だけじゃなく、日本以外はみんなそうだよね。

さて、オトクな恩恵を手にしたら、1時間後の集合を約束して各自解散。
DUTYFREEには、ヴィトンやらエルメスやらシャネルやらの高級ブランドがびっしり並んでいる。
お目当ての店も三者三様、揃って見てたら日が暮れちまう

一人になった私が向かったのは、スーツケース売り場。
十数年使っていたスーツケースがついに壊れ、今回の旅はボストンバッグひとつで来た私。
往きは荷物が何もなかったけど、帰りは買い物した物で溢れる予定。
やっぱ移動の時は押せるスーツケースが必需品よね!

セールをやっていて、サムソナイトのスーツケースが、なんと19,800円!
きゃ~、お買い得
が、欲しい色のはめちゃデカのサイズしかない。
うーん・・・迷うなぁ。
と、店員が寄って来て「大きいサイズの方が役に立ちますよ~。空港で受け取った後、乗務員に言えば預けられますから大きくても大丈夫ですよ」

え?え?今なんて?

ぎゃ~!すっかり忘れてた!

そうじゃん!DUTYFREEで買った物って、チェックインし終わってから受け取るんじゃん!
ってことはよ、あたしゃ帰りの荷物をスーツケースにゃ入れらんねーってことよね

・・・どうしてこんな肝心なコト忘れてたんだろ
え、でもさ、ハワイのDUTYFREEとかって、高額商品以外はその場で受け取れなかったっけ・・・
まぁ、そんなこと言ってもココは韓国。
規則に従うしかない。
あまりのショックに、ぐらぐらして来た

ふと見ると、隣には『デキる男はみんな持ってる!』TUMIのビジネスバッグが並んでいる。
その奥に、アルミのCOOLなスーツケース発見!
ダメもとで、ここの店員にも聞いてみる。
「あの、買った物は全て空港受取りですか?」
「はい、そうです」

・・・あ~、やっぱり

何やらめまいがして来たので、とりあえずここは引き揚げ、集合時間まで屋上で深呼吸でもするか。



屋上は、カフェ。
隣接する新羅ホテルは古いホテルで、日本で言えば帝国ホテルって感じかな、まわりを緑に囲まれているのが見える。
ホッとしながら一服したら、なんだか気持ち悪くなって来た

考えてみたら就寝から8時間しか経ってない。
しかも就寝時間、約2時間のみ。
車酔いと思っていたけど、この気分の悪さはもしや・・・
そう、それを人はふつか酔いと言う

早々にタバコを消し、トイレへ直行。
なんたって旅は短い。
具合が悪くなってる暇はないっ。
ここは体育会仕込みの速攻解決法、もったいないけど無理矢理リバース攻撃で一気に体調を回復させる。
(キタナイ話でゴメンナサイ

すっきりした気分であたりを見渡せば、このお店、名前はわからないけど韓流スターがメインキャラクターらしく、どデカイ看板が。



オバサマ達が競って写真を撮ってました。



おっ!そうこうするうちに集合時間だ!

16:30。
3人が再集合。
それぞれ欲しい物の目星はつけたものの、まだ迷いがあって買っていない。
とりあえずタクシー代を替えたクーポンでお茶タイムにしようと、カフェへ。
そしたらうまく出来てるよね~「このクーポンはこちらでは使えません」だって。ちっ
ま、いっか。とりあえずお茶タイム。



あ、私のカプチーノ、ハート型
またまたツイてる

お茶しながら、まずは私から視察報告。
スーツケースがホテルへ持ち帰れないことに、他の二人は大爆笑。
「そういやそうだよね~。じゃさ、なに?めぐみん、カラのスーツケース持って帰るんだ~、バッカでぇ~い」
・・・おっしゃる通りでございます
「そうなのよぉ。TUMIのカッコイイのみつけたんだけど、荷物入れられないんじゃ意味ないしぃ~、次の旅行なんていつになるかわかんないしぃ~、買ったはいいけど荷物を入れるのはいつの日??と思ったらテンションさがっちゃって具合悪くなっちゃったよ~」
「まぁまぁそう言わずに・・・お茶したら、みんなで見に行ってみようよ」

17:10。
それぞれの迷った品を、みんなで吟味するべくフロアへ降りる。
まずはTちゃんがダンナに「安かったら買って来て」と言われたROLEXの時計をチェック。
そこでMちゃんが絶叫
「ぎゃ~、私が昔買ったヤツ、こんなに安くなってる~
そうなんです。空前のウォン安。おまけにセール中で、かなりのお買い得。
とはいえ、天下のROLEX。安い物ではありません。
「Tちゃん~、“迷った時は買う”だよ~」「うん、これ買って帰りゃ、ダンナも文句言わないよ~。ってか、帰り、駅まで迎えに来てくれるんでしょ~、私達も便乗して乗せてもらうことだし~、やっぱ買っといた方がいいよ」と勝手な論理で諭し、めでたくお買い上げ

次いで私のお目当て、TUMIのスーツケースを見てもらう。
「カッコイイよ~、これ。めぐみんっぽい!」
「日本でスーツケース買いに行って、カラで持って帰るより、ここで買ってカラで持って帰った方が納得いくよ~」
これまた外野は勝手な論理。
だよね、だよね。うん、買った!




これが日本へ帰って来てから日の目を見た、スーツケースの姿です。
が、支払い一歩手前でふと不安になった。
ビジネスバッグには必ず「TUMI」のロゴが入ってるでしょ。
よく見ると、このスーツケースには、違うロゴが!



ひえっ
TUMIの所に置いてあっただけで、違うブランド
あせって店員に確認。
「あの・・・これってTUMIのですよね?」
聞けば、TUMIの「TECHライン」と言うらしい。
スミマセン・・・ブランド物に弱いもんで
っつーか、未だに街中には偽のブランド品が横行するお国柄。
DUTYFREEなのについ疑ってしまったわ

その後はMちゃんお目当てのヴィトンへ。
「そういやヴィトン、入ってもいなかったわ~」と、私とTちゃん。
好きなブランドも三者三様なのよ、アタシ達。
ここでも外野は勝手な論理をまくしたて、結局お買い上げ

最後に行ったのは、Tちゃんお悩みのティファニー。
ここもやはりかなりのお買い得らしい。
ここでも勝手な論理が炸裂し、もちろん“迷った時には買う!”でお買い上げ
私はこの手に疎いので、退屈ぎみにショーケースを眺める。
と、宝石めいっぱい、めちゃめちゃキラキラのネックレスを発見!
値札がかかってなかったので、おいくらぐらいかも検討がつかない私。
「ねぇ~、これってジルコニア?」と聞くと、Mちゃんに「んなわけないでしょっ」と一喝された。
「エエエ~ッ。これ全部ダイヤなの?すんごい数だよ~」と大声で驚く私を外に連れ出しMちゃんは言った。
「あのね、ティファニーなのよ。ジルコニアなんて安物使うわけないっつーの
・・・あ、そーゆーもんなんスか

買い物を終えれば、既に時刻は19:30。
この後デパートにも行く予定にしていたのだが、Tちゃんがなにやら寒いと言い出した。
あら?もしや時間差でアナタもふつか酔い?
そういやMちゃんは声がガラガラ。
アタシ達、かなり疲れてるみたい
なのでデパートは諦めて、いったんホテルへ戻って休もうということに。

このまま疲れ果ててしまうのか??
不安な展開にぶちっとひと押し、続きをお楽しみに~。
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参鶏湯ランチだよ~

2008-11-22 15:36:50 | Weblog
さてさて、旅日記も中盤にさしかかりました。

11月14日(金)13:00。

芸能人御用達の革専門店「ノースビーチ」で(と言っても、けいこさんからの情報で初めて知ったんだけどね)それぞれ満足いくお買い物が出来たアタシ達。
物欲が満たされたら、急に食欲が・・・

この日は朝ご飯にお粥と思っていたのだが、夜更かしがたたって寝坊し、朝からコーヒーしか胃に入れてない。
昼は『参鶏湯(サムゲタン)』と決めていたので、ノースビーチの店員、ケイコねえさんに「この辺でサムゲタンの美味しいトコある?」と聞いてみる。
すると「ありますよ、店のすぐ裏。あとで案内します」と快い返事。

コートはホテルに届けてくれるので、身軽なアタシ達がケイコねえさんの案内で行ったのは、残念ながら店の名前を忘れてしまったけど、ガイドブックには載ってなかった裏通りのお店。
「おかずたくさん付けてくれるように頼んどいたから、ゆっくりしてってね」とケイコねえさん。
やたっ!アタシ達ってばあいかわらずツイてる!

メニューを見ると、サムゲタンだけでなく、肉もある。
ソウルへ来て15時間。まだお肉にありついていなかったので「霜降り肉」なるものもオーダー。



薄切りのお肉を焼いてごま油と塩をつけたら、いただきま~す
そしてこちらがサムゲタン。



鶏のお腹に餅米やナツメ・高麗人参・栗などが詰まって、滋養強壮・美肌にもってこいの1品でございます。



ケイコねえさんのおかげで、テーブルにはキムチやおかずがずら~っと。



なんと蟹までつけてくれました!



めちゃ辛です
途中で日本と同じように「ヤクルトおばさん」が配達に来て、アタシ達までヤクルトを貰ったり、その日はお店のお母さんの誕生日だからとお祝いのお菓子のおすそわけをいただいたり、小さいお店ならではのアットホームな雰囲気を楽しめました

時刻は14:30。
お腹がいっぱいになったところで、梨泰院(イテウォン)の街をぶらぶら歩き。
昨日の東大門エリアにはソウルの若者が溢れてたけど、こちらは米軍基地や外国大使館が近い区域なので、欧米人の姿も多い。



なぜか日本語で「ドンペリ」と書かれた「韓国食堂」も
コスメショップやアクセサリー屋をチェックした後は、タクシーを拾って、こちらもこの旅イチのお買い物目的地「新羅DUTYFREE」へGO!

ぶちっと押して、本日も続編をお待ちくださ~い
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ミイラ取りが・・・

2008-11-21 05:52:56 | Weblog
旅日記。まだまだ続きます。

11月14日(金)12:00
「KOREA大変だツアー」のタイトル通り、のっけから7時間近いフライトの遅れに見舞われるも、ものともせずお買い物にいそしむアタシ達。
いち早く買うコートを決めた私に次いで、Mちゃんも欲しいコートを発見。
最後まで「どうしよう~」と迷いに迷っているのはTちゃん。
合うサイズがなくオーダーになってしまう為、ちょいとお高くつくのだ。

でも、試着しているコート、彼女にすっごく似合ってる。
この歳になると、自然と自分に似合う物をみつけられるようになるもんだね。
私はカジュアルなジャケットタイプ、Mちゃんはエレガントなミセスタイプ、Tちゃんはトラディッショナルなダッフルタイプと、革のコートも三者三様。

まだ迷っているTちゃんに私が余計な?アドバイス。
「迷った時は買うっきゃないよ。帰ってから“やっぱ買っときゃ良かった”って後悔しても、もうここには買いに来れないんだよ」
これ、私の人生哲学でもあるんです。
何かを迷ったら、とりあえずやるべし。
それで“やらなきゃ良かった”って思ったとしても、そんなのは後から何かで取り返せばいい。
でも“やっときゃ良かった”って思っても、やらなかった事はもう取り戻せない!
でしょ?

と説得しているうちに、Mちゃんはケイコねえさんにせっせと値段交渉。
「彼女が買えば、私達みんな買うんだよ。1人だけ買わないって言うと私達も迷うから、彼女の分、少しまけてあげてよ

この華麗なる連携プレーのおかげで、Tちゃんもついに購入を決意&少しディスカウントして貰えることになった



オーダーメイドの採寸をし、オーダーシートを作成。
まるでウェットスーツ並みの細かい採寸。
裏生地から丈の長さまで、リクエスト通りに出来上がるはず。
送料無料で3週間後くらいに届くんだって。
なんか、クリスマスプレゼントみたいで良いな~

買うコートが決まったら、順番にお会計
円・ウォン・カード・それとも前の旅行で使い残したドル?
Mちゃんが真剣にどの支払い方がいちばんオトクか考えてる間に、私とTちゃんはまた店内を物色。

「あ~、結局カジュアルなコート買っちゃった~。ほんとはお仕事用コート欲しかったのにな~」と言うので、目についた羊皮のコートを指して「お客さま~。それでしたら、こちらなんてピッタリですよ~」と、店員ごっこ。
「あ、ホントだ~カッコイイ~」とTちゃん。
「こちらは革も上質で、飽きの来ないデザインになっております~」となおも店員になりきって勧めていると、Tちゃんがひと言。
「でもさ、コレ、どっちかって言うと、めぐみんって感じだよね」

え?あらそう?
じゃ、私が試しに着てお見せしまひょか?
と暇にまかせて袖を通す。

あ、れれ?
なんか私、似合ってね?
やばっ 欲しくなっちゃったかも

そこへケイコねえさんもやって来て「これはエルメスタイプで、一生ものですよ」と悪魔のささやき
それに輪をかけるように「これ良いよ~。ふだん使いから冠婚葬祭まで着れるじゃん」とMちゃんの声。
トドメはTちゃんからの「めぐみ~ん、“迷った時は買う”でしょ~」の逆アドバイス。

そうよね、そうよね。
ロング丈を諦めたおかげでムートンは予算より安くあがったし・・・
結局、ケイコねえさんを拝み倒して端数の3千円をまけてもらい、2着購入~。

こういうのを『ミイラ取りがナントカ』って言うんじゃなかったっけね

まっ、いいってことよ。
買わないで後悔するよりは、買った分、帰ってから頑張って働くわっ
お値段?
聞きたい?
うーん、そう簡単には教えられないわ~。
興味のある方は、当ててみてね~


そんなわけで買ってしまったコートがコチラ。



帰国後1週間。
昨夜、年末並みの寒波が訪れる中、お通夜に行かなければならなくなった。
この時とばかりこのコート活躍しました~
うん。やっぱ『迷った時は買う』だ!

「読んだら押す」のお約束。
こちらは迷わずにぶちっとね。
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この旅イチのお買い物

2008-11-20 08:01:20 | Weblog
いつまで続くんだ?旅日記。
まぁそうおっしゃらずに、もう少しお付き合い下さいな。

ルルルルル~

・・・ん~、なんか鳴ってる・・・

うがっ電話だっ


11月14日(金)8:50。
反射的に受話器を取った私の耳に飛び込んできたのは、元気な声。
「おはようございます!ガイドのキムです~
「あ~・・・キムさん。ん~・・・おはようございます」と、寝ぼけぎみの私の反応は鈍い。
「昨日、革のお店行きたい言ってたでしょ。ホテルまで迎えに行かせますから。10時でいいですか?」
「え?え?今何時?」
「もうすぐ9時ですよ」

ぎゃ~、寝ちまった
私の計画では1時間だけ眠り、プールへ行くはずだったのに
部屋を見渡すと、二人はぐーぐー寝てる。
こりゃ10時は無理だと判断し、11時に迎えを頼んで電話を切る。

「11時に迎えが来るよっ!起きて起きて!」
前夜、シャワーも浴びずに倒れてしまったアタシ達。
支度をして両替をして・・・と、ぼーっとしている暇はないっ

「ねぇ~朝はお粥食べに行くんじゃなかったっけ?」
「だって迎えに来てくれるんだよ。タクシー代浮くし、予定変更っ」
「ラジャー!!」

朝の支度も三者三様。
プールはあきらめたけど、どうにも身体を動かさないと気が済まない私は、ipodをつけてベッドで腹筋運動。
その傍らでTちゃんはガイドブックとにらめっこ。せっせとふせんを貼っている。
その間に、Mちゃんは家から持って来たコーヒーを入れてくれる。

身支度を終えたらフロントへ。
セーフティボックスを待つ間に、日本人のカップルがガイドから説明を受けているのが目に付いた。
なんとなく聞いてると、やたらとカジノへ誘っている。
それを見ていて気がついた!
アタシ達のガイドのキムさんってば、かなりデキる人
ガイドがお店からマージンを貰うのはよくあることだけど、キムさんはこんな風に無理に誘ったりは絶対しない。
「革の専門店」もいくつかあるけど、アタシ達が行きたいって言ったお店をちゃんと手配してくれたし、なによりパパッと対応が早い。
やっぱアタシ達ってツイてる~


11:00。
「ノースビーチ」という店から、ケイコさんという女性が車で迎えに来た。
ほどなくして店へ到着。



わぉ!キレイな店でないの!
昨夜の東大門市場とはうってかわって、こちらはオーダーメイドも出来る専門店なのだ。
今回の旅で、三人共欲しかったのが革のコート。
若い頃韓国を訪れた時買った革のコートの縫製や質がすごく良かったのもあるけど、実は私、去年横浜元町で見た革のロングコートにすっごく魅せらたのよ。
でもお値段が20万円近くして、手が出なかった~

で、今回は安くて良い革のコートを買うゾ!と意気込んで店内を物色。
すると、みつけました!ブルーがかったムートンのフード付きロングコート。
これ、ジーンズの上にさりげなくはおったらカッコイイぜぃ
試着していると、ケイコさんが寄って来て言った。
小さな声で「これはね、あまりおすすめしません」

聞くと、中国製だとのこと。
「もちろん悪い物ではないけれど、やはりうちの自社工場で作っている物と比べると質が落ちます。だからこの金額なんです」と言われ「でも、予算が・・・」と迷いながら、さらに店内をウロウロ。

傍らではお金持ちそうな親娘が、やはりあちこち試着している。
接客している若い男性店員の「似合います~。素敵です~」の声が聞こえ、「どんな素敵なコートなの?」と思わず注目。
と、その店員、何を着ても「素敵です~」と言っているぢゃあないの

もしやアタシ達、またツイてる?
今回の旅、ガイドに続いて店員にも当たったかも

根拠のないラッキー感に、さっき見たロングコートをもう一度点検してみる。
一番手前にかかってるヤツは、見た目は自社製品と遜色なし。
でもね、その奥にかかってる同じデザインの物。よく見ると襟元のファーの付き方が微妙に左右違う!

おっしゃ、ケイコさんを信用するっ!

彼女を呼んで、欲しいタイプと予算を事細かに伝える。
「だったら、ロング丈にこだわらずにハーフコートにすれば、値段は同じで質の良い物が買えますよ」
なるほど・・・

で、またあっちこっち試着するうちに、ビビッと来る1枚が!
私は子供サイズなので、それまで試着した物は全てオーダーになると言われてたんだけど、それだけはなぜかぴたりとサイズが合った。
それって私の為の運命の1着じゃなくって?

辛口批評家の友人達にも見てもらう。
「うん、良いよ。めぐみんって感じ~」
「そうぉ?でもさ~、このファーがちょっと派手じゃない?」と私。
「そんなことないよ。アタシ達、若いコムスメじゃないんだから、それぐらい必要だよ」
「そうそう。そのファーに負けないぐらいバシッと着こなせばいいのよ」

なんという力強いお言葉
買うわ!アタシ、これ買うわ

こうして、私のこの旅イチのお買い物は決定したのでした。

見たい?
見たい?

しょーがねーなー。
ホントはカッコよく着こなした私を見せたかったけど~もったいないからコートだけね





え?たいしたことない?
いや、これ、めちゃめちゃ革が柔らかくって、しかも軽いのよ~。
内側も全部ファー。
ええ、黒いセーターで着ると、脱いだ時に「お宅はどんだけ猫飼ってるじゃい!」ってぐらいにね

さてさて、お買い物編はまだ続きます。
ぶちっと押して、しばしお待ちを~。
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まだ眠れない

2008-11-19 07:28:08 | Weblog
旅日記、まだ初日編でございます

11月14日(金)午前1:10。
日付は変わっても、アタシ達にとっちゃまだ初日。



やっとありつけた夕飯にまずはカンパイ☆
ここでは、どこへ行っても無料キムチがついてくる。
辛いけど、やっぱウマイ。
「タダ」に弱いアタシ達にはたまらんわ



こちらはギョーザ。
予想外の大きさ!
ジューシーで野菜たっぷり。
韓国のお料理って、ホント野菜をたっぷり使うんだよね。
ソウル美人の秘訣はこれかしら~。
さて、こちらがメインのソルロンタン。



牛テールの煮込みスープ。疲れた身体にじわっと来ます。
塩や辛みそを入れて自分好みの味にして、最後はご飯を入れて。
はふぅ~シアワセ

お腹がいっぱいになったところで思い出した。
歯ブラシ買わなきゃ!
で、近くのコンビニへ。



じゃ~んこの旅初のお買い物
「金」の歯ブラシ 1,800ウォン也。
こりゃー縁起がいいや

3:20。
夜遊びから無事ホテルへ帰還。
ひぇ~疲れた
でもアタシ達はまだ眠れない

だってこの部屋にはまだ1時間も滞在してないのよ
つまり、この夜中に、まだ荷物さえほどいていない状態。
ポーチ出さなきゃ化粧も落とせやしない!
で、各自、黙々と荷物整理。



4:10。
やっとなんとなく落ち着き、部屋着に着替えたアタシ達。
さて、コンビニで買って来たワインでも開けて、ソウルの夜景を眺めながら、今日の反省会だっ!
「ま、いちばん反省すべき奴らはアシアナ航空だよね」
「・・ったくねぇ~。でもさ、なんか面白かったね」
「うん。あれがなければ今頃寝てたんだもんね。こんなに遊べてトクした気分!」
「だよね。アタシ達ってツイてるね」

そう。今回の旅行でわかったこと。
アタシ達は超ポジティブ思考集団だった。
日頃仲が良いとはいえ、こう長時間一緒に過ごすことってなかなかない。
トラブルに見舞われても、誰一人ブルーになることなくその場を楽しんでるアタシ達って、けっこうツワモノかもと、改めて認識したところで、次は翌日の(ってか、もう十分翌日になってるけど)の作戦会議。



アタシ達に残された時間はあと1日半。
ガイドブックにふせんを付け、書き込みを入れる。
行きたいお店をいかに合理的にまわるかを真剣に論議。

4:40。
論議もまとまりかけたところで「もうだめ。眠すぎる~。シャワー明日の朝にする~。おねがい寝かせて~」と、Mちゃんダウン
「あいよ~。おやすみ~」と答えた瞬間には、深い眠りについておりました。
オイオイ・・・ドアに近い位置じゃ眠れないとか、真ん中は両端があいてて落ち着かないとかって、ベッドのポジション取りの時言ってなかったか?

真剣に打合せをしていたので、ワインもほとんどすすんでない。
ちょっと待ってよ~。アタシ達って飲んべえじゃなかった?
アクシデントに気を取られすぎて時間が足りないからって、飲む時間を削るのは納得いかないわ
と、この時点からエンジンがかかってしまったのは、私とTちゃん。
アタシ達がいかにラッキーガールかを自画自賛しながら、飲む、飲む。

5:30。
「ちょっとぉ~、私、昨日の朝から24時間起きてるよ。ジャック・バウワーか
「ってか、めぐみんさ~、プールで泳ぐって言ってたじゃん。5時半からだから、もうやってるよ~」
そう。私、プールセット持参で来たんです。
だってヒルトンの25mプールで泳ぐなんて、一生に一度あるかないかじゃない?
しかもプールにはサウナもあるし。
当初の予定では、着くのが夕方。お買い物と夕飯が済んだら疲れて寝るだろうから、翌朝少し早起きしてみんなが寝てる間にプールでひと泳ぎしようと思ってたのよぉ
アシアナのせいでだいなしじゃん

でもね、この旅の決まり事のひとつ。
事故と入院だけは避けよう!
旅行経験豊富なわけではないけれど、海外で調子こいてて事故や病気をすると、保険の為の証明書発行やらの手続きで半日や1日つぶれる煩雑さは知っている。
家族旅行や大勢の旅行ならまだしも、女三人旅で一人がそんな目に遭うとすごく気まずい雰囲気になっちゃうからね。
で、寝てないし飲んでるし・・・のプールはきっぱりあきらめて、じゃぁもう少し飲むか!



6:50。
外はすっかり朝。
通勤ラッシュなのか、車の音がうるさい。
さすがに眠くなってきた・・・少しだけ寝よう。
起きて二人がまだ寝てたら泳ぎに行くゾ・・・・

こうして、アタシ達の長い長い初日は終わったのでありました。

ぶちっと押して、2日目に乞うご期待
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夜はフィーバー!

2008-11-18 17:08:14 | Weblog
旅日記PART3、始まるよ!



11月13日(木)23:30。
さぁ、いよいよ東大門の街へ到着です。
ネオン輝くファッションビルがアタシ達を呼んでいるっ
それにしても「204」って・・・・もろ「109」のパクリだと思うんですけど
(真ん中のビルね!)



背の高いビルから視線を下げると、そこには屋台が並んでる。



屋台には、食べ物から下着まで、ありとあらゆる物が売られてるの。
「さて、どのビルから攻める?」
「うーん・・・まずは“若手デザイナーが多く出店するトレンド発信地”ってガイドにあるあそこは?」
「いいねぇ~、よし行ってみよーっ!」

だだっ広いビルに入ると、雑然と小さな店が並んでいる。
日本で言えば、ひと昔前の田舎の駅ビルって感じ?
しかも値段表示もない・・・日本語がばりばり通じた空港やホテルとは違い、ハングル語が飛び交っている。
ひと通りフロアを歩いて
「ちょっと違くね?」
「だね、ここのビルはもういいか」
と外へ出る。
と、ビルの出口にはこんな光景が。



これ、全部バッグ。
私達が訪れた時間帯は、主な客層はバイヤーさん達。
卸売価格で大量に買った衣類や靴をこのバッグに詰め込んで、車やバイクに載せて帰る。
そういやガイドブックには「夜中は一般客も買えるが、バイヤーがメイン」って書いてあったわ。
でもアタシ達だって好きでこの時間に来てるわけじゃないのよっ

気を取り直して、ガイドブックに“キャリアファッションも豊富”とあったビルと“エレガントな雰囲気のカジュアルなアイテムが揃う”とあったビルへ。

・・・うーん・・・
ガイドブックはあてになんないね。
やはり少し違う気がする
結局、なにひとつ買わないまま、

日付変わって11月14日(金)午前0:30。
「ね、お腹減んない?」
「言えてる~」
屋台には色々な食べ物があったけど、疲れてる身体にいきなり屋台メシってどうなのよ。
ただでさえ短いこの旅。はなっからお腹をこわすのは時間がもったいない・・・屋台へ行くなら帰る前の晩にしよう!と、お店で夕飯にすることにした。
この街はとにかく賑やか。
華々しいネオンの光と大音量で流れる音楽に、四十代の身体はすでに悲鳴をあげている。
よし、ここで作戦会議だ!
ファッションビルの中のインテリアショップにて、売り物のベッドにどっかり座りガイドブックを広げる。
「とりあえずホテル方向に帰る途中でご飯にしよう」
「その界隈で24h営業の店は・・・チキンの店と居酒屋ぐらいかな~」
「韓国で最初のご飯がチキンかぁ・・・それってどこらへん?」
「うーん。ほら行きたいって言ってたナントカタンの近くだよ」
「行きたかった店のすぐそばで、食べたかったわけじゃないチキンかぁ・・・
「いや待てよ。ナントカタンの営業時間って調べたっけ?」
「たぶん早かったと思うけど・・・あっ違う!24時間だ!」

おー。やっぱガイドブックは役に立つ!

0:50。
人と車のあふれる通りにカラダをはって飛び出してタクシーを拾う。
こうしなくっちゃ拾えないのよ

1:10。
お目当てのお店、ナントカタンならぬ「神仙ソルロンタン」に到着。
あー、やっと初日の夕飯にありつける

と、ここまでで夕飯画像はおあずけよん
だって写真の整理が間に合わないんだもの
本日もぶちっと押して、続きをお待ち下さいませ~
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事件体質の女

2008-11-18 07:22:14 | Weblog
本日も旅日記です。

11月13日(木)18:50。
やっとの思いで飛行機に乗れたアタシ達。
それにしてもここまで飛行機が遅れたのは人生初だわ
若い頃から今までに十数回、海外旅行をしたことあるけど、よりによってイチバン短い日程の旅行の便が最大の遅れなんてツイてない

そう言うとTちゃんが「え?そうなの?私、けっこう飛行機遅れたことあるよ。ってことは~、めぐみんが事件体質なんじゃないの~」と言う。

え?アタシ?

言われてみれば、セキュリティチェックを他の二人はすんなり通過したのに、私だけベルトは鳴るわ、ライターは没収されるわ

いやいや、そんなことはないっ!
しょっぱなから運が悪かった分、この先、その倍の幸運が待っているのよ



気を取り直して、まずは機内食。
魚の揚げたヤツっぽいおかず。キムチとチューブのコチュジャンがついてるあたり、さすが韓国線。
はさんざん飲んだから、がいいな~と思ったら、さすがにないと言われてしまった
そうよね、たしかJALだと機内食もサンドイッチだけだって言ってたもんね。
それほど短いフライト時間なのに、待ち時間の長かったことったら

そう、ホントに短いんです。
慌ただしく機内食が配られ、食べ終わって少し眠ろうと思ったらもう機体は降下を始めてる
当初のフライト時間は2時間20分だったけど、遅れて申し訳ないと思ったのか? 1時間55分で到着するとのこと。
いやはや忙しいったらありゃしない
と、ここで思い出した

お詫びに貰ったお弁当、食べてないっ!
クーポンやおまけ、タダで貰えるモノにはめっぽー弱い主婦の旅。
「意地でも食べてやる!」と羽田で手をつけたMちゃん以外は、機内にそのお弁当を持ち込んでいたのだ。
ホテルへ着いてから食べるって手もあるけど、荷物になるし、すぐに出かけるつもりだし。
すでにシートベルト着用サインが点灯し「テーブルを元にお戻し下さい」のアナウンスが流れている。
でも、でも、絶対食べてやる



テーブルなんてなくたってへっちゃらさ
と膝の上で食べ始める。
機内の照明も暗くなり、いよいよ着陸間際。
アテンダントのおねーさんが通路をシートベルト確認の為に歩いて来る。

そのおねーさんの足が、私の所でピタッと止まった。
「は?お弁当食べてますがなにか?」的に、構わず食べ続けるアタシ達。
おねーさん、よっぽど驚いたんだろうね
着陸時の安全の為に、食器類ってひとつ残らず下げるでしょ。
機内食を下げ終えたばっかりなのに「えっなにか食ってるヤツがいる?」って。
高給取りのおねーさんにはわかんないかもしれないけど、タダの物は絶対食べる!
それが主婦パワーってやつなのよ



もちろん、コレもしっかり貰ったわ。
お詫びのしるし、機内のDUTYFREEショッピングで使える金券、2万ウォン分。
って、日本円にしたら1,500円分ぐらいで、これだけで買える品物なんてないんだけどさ、貰えるモノは貰っとかないと

20:35。
そんなこんなで寝る間もなく、ソウル金浦空港へ無事到着~。
まずは両替しなくっちゃ。
空港の両替所は高いからって街の両替屋さんの手数料クーポン券持ってきたのに、遅れたおかげでだいなしじゃん
でも、今回の旅行は現金主義。
だってカード使うと、今のウォン安が変わっちゃうかもしれないからね。とりあえず今日の分だけでも替えておこう。

その後、ガイドのキムさんという女性に迎えられ、別の2組と一緒にマイクロバスへ。
遅れた分、1分でも早くホテルに着きたい!とあせるアタシ達の思惑をよそに「○○ホテル、○○ホテル、最後にヒルトンホテルへとご案内致します」と、アタシ達のホテルは1番最後。
早くもツイてない

ま、仕方ないね・・・とあきらめて、移動の間にキムさんから情報をゲットすることに。
とにかく時間がない。無駄な動きはひとつも許されないのだ
でもね、これが正解。
飛行機の中で錬った作戦では、今日はもう時間も遅いし、とりあえず歩いて行ける南大門へ行こう!だったのだが、南大門は市場以外は早く閉まるとのこと。
それならばと、ホテルへ着く前に急きょ予定変更が出来た。
おまけに「革の専門店」へ行きたいと言ったら15%引きクーポンをくれたのだ

しかも、途中でキムさん、なにやらで話してたと思ったら「交通事情により、まわる順番を変えます。まず、ヒルトンホテルへ寄ります」だって!

キターッ
運はかなりアタシ達に向いている

22:10。
他の組に「お先に失礼」と余裕でかましてチェックイン。




お~、さすが天下のヒルトン

13,000円、ケチらなくて良かったよ~
しょっぱなからトラブルに遭って疲れ果てた身体に、なんという心地よさ
どうせホテルになんかいないから・・・と安宿も考えたけど、そしたら今頃「なにココ?写真と違う~。ってか早くチェックインの手続きしてよぉ」って、疲れが倍増になってた気がするよ。
こりゃハッピーアワー使えなくっても十分モト取れる!
使えてもどうせハッピーアワーに間に合わなかったしね
そもそもヒルトンに決めたのは、直前の旅行決定とウォン安による混雑で他がとれなかったから。
もしどこのホテルでも取れるって言われたら、こんな高級ホテル、絶対取らなかったよ~。
今回のトラブルを見越したようなホテルの選択・・・旅行前からアタシ達ってツイてたんだわ




カジノだってあるんだよ

お部屋も快適です。





ちゃんと寝間着もある!
お次はアメニティチェックね!と洗面所へ。



あれれ?タオルは3枚あるのに、アメニティは2人分だぁ
ま、言えば持ってくるだろうけど、ちょっと待って~。
シャンプーにコンディショナー、ボディローションまであるのに、歯ブラシがないっ
私、歯ブラシ持ってこなかったのに~。
何がなくても歯ブラシはあるだろうと思ってたけど、お国によって色々違うのね、お勉強になるわ。

などと、くつろいでる時間はアタシ達にゃないっ!

23:10。
「早速行動開始よ!」と誰かが叫んで、いざ出陣。
セーフティボックスにパスポートや貴重品を預ける。
安宿にして、セーフティボックスが信用出来なそうだったら貴重品は持ち歩こうなんて考えていた時には、到着してすぐこの国の雰囲気もわからないままこんな時間から街へ繰り出すハメになろうとは思っていなかった。
安心出来るホテルに決めたアタシ達って、やっぱツイてる
このホテル前には「模範タクシー」と呼ばれるタクシーしか入れないし、女三人でもなんとかなるっしょ。
とタクシーに乗り込み、24時間眠らない街『東大門』へGO!

初日の夜はまだ始まったばかり。
ぶちっと押して、to be continued・・・
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60

2008-11-17 10:59:31 | Weblog
大変長らくお待たせ致しました。
本日より「KOREA大変だツアー 女三人どたばた旅日記」をさせて頂きます。
サブタイトルは「60」。
あの「24」の向こうをはって、家を出てから帰りつくまでの60時間(たったの2日半だったのね)を、時間を追って紹介致しましょう。

11月13日(木)
旅の始まりは
主婦の旅支度は大変!
朝5時過ぎに起きて、前夜遅くに洗濯したものを出発までに乾かそうとベランダへ出し、お弁当を作り朝食を食べさせダンナさまを送り出せば、もう7時。
前夜に支度を終えてはいたけど、予想外の暖かさに着ていく服を変更。
化粧をしなくちゃポーチに化粧品を詰められないし・・・
ゴミも出さなきゃ、乾いた洗濯物もしまわなきゃ・・・
おっと、お義母さんに「行ってきます」も送らなきゃ・・・
で、やっと9:15。
いよいよ60時間の旅の出発にこぎつけました。

9:45、羽田空港行きバス乗り場にてMちゃんと合流。
・・・Mちゃん、スーツケース、めっちゃデカイんですけど
私は一昨年スーツケースが壊れてしまったので、今回向こうで買おうかな~と、母に借りたボストンひとつ。
ま、大は小を兼ねるだからね
事前に購入した回数券(5,000円で5,760円分! 少しでもオトクな情報は逃さないわよ~)を払ってバスに乗り込む。

10:50。
気分はアゲアゲで話に夢中になっていたら、バスが動いていないことに気がついた。
げっ、渋滞!?
外を見れば遠くに『事故』の看板が
まだ高速にも乗ってないのに~
羽田で待ち合わせのTちゃんからは、早くも「着いたよ」

・・・なんか、しょっぱなから縁起悪くね?

と思ったけど、なんとか渋滞を抜け出した後はスイスイ~
良かった!やっぱ私達って運が良いわ

11:30。
待ち合わせ時刻より10分遅れでTちゃんと合流。
ここからがほんとの「三人旅」ね
さてさて、集合場所のカウンターへ行かなきゃ。
カウンター前にて、いきなり荷物整理のためスーツケースを開け始めるお二人。




見れば、Mちゃんのスーツケース、片側が全くのからっぽじゃないの!
うーん・・・お買い物する気満々

カウンターへ行ってチケットを受け取る。
と、おねーさんがすまなそうに「あの、ご搭乗予定の便に遅れが出ていまして・・・」



うわっ!ホントだ!
「Delayed」って思いっきり出てるじゃないの
なんとソウルから到着して私達を乗せてソウルへ戻るはずの飛行機が整備不良で、まだソウル金浦空港を発ってないとのこと。
13:05発の予定が15:30になるらしい。
え~、ただでさえ短い旅なのに~
とぶーたれてたら、案内が書き換えられた。



ちょ、ちょっとぉ~、17:30~
アタシ達、滞在時間を長くするために3千円払って早い便に変えたのよ~

腹がたったら喉が渇いた。
荷物を預け、ターミナル間無料シャトルバスにて国内線ターミナルへ戻る。
だって、国際線ターミナルって何にもないんだもの
今後のことを考える為にも、ここはひとつ燃料を入れておく必要がある。



もちろん途中で10%引きクーポンをゲット。
なんだかアタシ達トラブルに巻き込まれてるみたいだけど、とりあえずカンパイ☆



うへェ うんまい
「でもさ、ホントなら今頃、機内でタダのビール飲んでたはずよね~」
「言えてる~。ココのビール代払え!って感じよね~」
「でもさ、せっかくビアホールなんだから、ソーセージも食べない?」
「いいね、いいね。ってかビールももう1杯飲もうよ~」

飲んべえって、時間がつぶせて良いわ
15:30。
すでにほろ酔いになったアタシ達。
そろそろ出国手続きして、DUTY FREEでも見るか!と、国際線ターミナルへ戻る。

16:30。
そろそろ飽きてきた。
だって羽田にもう5時間もいるのよ~。
ホントならもうこの時間にはホテルへ着いている頃。
なのに出発時刻さえまだ不明のまま。
見ればカウンターにオバサマ達が詰め寄っている。



どうやら韓流スターのパーティに参加しに行くらしい。
「パーティーが終わっちゃうじゃないのっ」とすんごい剣幕。
泣き出してる人も。
まぁ文句を言っても飛ばないし、それよりお詫びに何くれるかよね~と、現実的なアタシ達。
どうやらお詫びにお弁当とお茶が配られているらしいとの情報をゲット。
ビールでお腹一杯だけど、貰えるものは貰っておかなきゃ。



17:30。
訂正された出発時刻になっても、まだアナウンスなし。




ひ~ま~だ~

「ねぇ~、もう外真っ暗だよ~」
「こんなことなら早起きしなくて良かったじゃん」
「言えてる~。今日久しぶりに天気良かったじゃんか~、布団干せたよ~」
「ったく、タバコばっか吸っちまうよ」

と、なにやらハングル語のアナウンスが流れた。
「○@:*&●○@:*&●・・・」
ひまにまかせて「アシアナ航空1015便にご搭乗のお客様には大変ご迷惑をおかけしております。ご搭乗機は現在羽田に到着し、整備点検を行っております」と、ウグイス嬢っぽくモノマネでたらめ訳をして遊んでいた。
すると喫煙室にいた男性から「いや、そうじゃなくて・・・」と訂正が
さっき日本語話してたから日本人だと思ってたら、韓国の方で、きちんとアナウンスを訳して教えてくれました
まだ、出発時刻が決まらないってね
せっかくの親切な男性に「ウソだぁ~。え~なんで~?」と思わず文句を言ってしまった・・・スミマセン。

・・・読んでる方もいい加減飽きるわよね。
なんだかんだで、なんと18:50。
やっとやっと、機上の人になれたアタシ達でありました。
この先が思いやられる・・・

ぶちっと押して、続きを待ってね~。
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